我が名は切り裂きジャック(下)
  • 最新刊

我が名は切り裂きジャック(下)

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

3.5

四人の犠牲者が出るにおよび、連続娼婦殺人犯はジャック・ザ・リッパーの名で 日夜ロンドンの新聞で報じられることになった。ジェブはデア教授のプロファイリングによって浮かび上がった犯人像をもとに、 容疑者を絞りこみ調査を続行するが、やがて事件は思いもかけない展開を見せて……殺人鬼の日記と記者の回想録を交互に並べる魅力的な構成。膨大な文献調査と資料批判に基づく緻密な時代考証。現実に知られる証拠の斬新かつあっと驚く新解釈。歴史的事象と物語的虚構のはざまでたゆといながら、 やがてハンターが提示する衝撃の犯人像とは?巨匠が満を持して挑んだヴィクトリアン・ミステリーの最高峰、ここに登場。(解説・三橋曉)

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

我が名は切り裂きジャック の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 我が名は切り裂きジャック(上)
    770円 (税込)
    1888年秋、ロンドンのイーストエンド地区ホワイトチャペルを襲った恐怖。次々と娼婦を惨殺する謎の殺人鬼の正体とは?新聞記者ジェブが事件の真相を追う。衝撃のヴィクトリアン・ミステリー。
  • 我が名は切り裂きジャック(下)
    770円 (税込)
    四人の犠牲者が出るにおよび、連続娼婦殺人犯はジャック・ザ・リッパーの名で 日夜ロンドンの新聞で報じられることになった。ジェブはデア教授のプロファイリングによって浮かび上がった犯人像をもとに、 容疑者を絞りこみ調査を続行するが、やがて事件は思いもかけない展開を見せて……殺人鬼の日記と記者の回想録を交互に並べる魅力的な構成。膨大な文献調査と資料批判に基づく緻密な時代考証。現実に知られる証拠の斬新かつあっと驚く新解釈。歴史的事象と物語的虚構のはざまでたゆといながら、 やがてハンターが提示する衝撃の犯人像とは?巨匠が満を持して挑んだヴィクトリアン・ミステリーの最高峰、ここに登場。(解説・三橋曉)

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

我が名は切り裂きジャック(下) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     あまりにも有名な殺人鬼<切り裂きジャック>について書かれた本をぼくはこれまで読んだことがない。特に読まなかったことの理由はない。ほとんどの作品を読んでいるはずのパトリシア・コーンウェルが『切り裂きジャック』を書いた時にもなぜか食指が動かなかった。

     ほとんどの作品を読んでいるこの作家スティーヴン・ハンターの本書にしても買ってすぐに手に取ったわけではない。半年以上経った頃になってようやく、それもどちらかと言えば気が向かぬままに手に取った。

     古いロンドンの街を脅かした切り裂きジャックが有名な連続殺人鬼の代表格のような存在として知られながら、ついに逮捕されることなく未解決に終わっているという中途半端な伝説的事実。

     それに近代という古臭い時代、ロンドンの石畳とガス灯の街路を馬車が歩くそんな時代にまで遡って結局は解決もしなかった事件を、作家の想像力で仕立てたり、調査した事実関係を並べられたりしても読むに値する物語ができるとはとても考えられなかったのだ。

     しかしハンターには実績がある。ケネディ暗殺を独自の視点から描いた『第三の銃弾』、ロシアに実在した女スナイパーを題材にした『スナイパーの誇り』と、歴史を物語らせる最近のハンターの文学的手腕に対する信頼がある。なので、他の作家であれば手に取ることがなかっただろうこの切り裂きジャックテーマに挑んだ作家の手腕を改めて見てみようじゃないか、という気持ちになれたのだ。

     そしてその手腕は裏切られることがなかった。切り裂きジャックの事件はなぜ未解決だったのか? 半年に満たない短期間に五人もの連続殺人を犯した切り裂きジャックはなぜ犯行を唐突にやめたのか? その二つの疑問に挑むハンターの想像力は『第三の銃弾』でケネディを暗殺しなければならなかった男の内面をモノローグで描いたと同様に、本書でも切り裂きジャックの日記を鬼気迫る武器として用いている。

     さらに売春婦の手紙、雑誌記者の手記と三つの形式で物語を紡いでゆく。事実に基づくことから、シャーロック・ホームズと同時代であることも含めて、ロンドンの闇の回廊に蠢く殺人鬼と、推理する側の好奇心と、スプラッター映画のような過酷な殺害シーンとを。

     数ある伏線とひねり抜いたストーリーにあっと驚く主要登場人物の正体など、遊び感覚を備えながら語る、語らせる、そんな技巧とツイストに満ちた上物ミステリーに仕上がっているのである。円熟のハンターはあの名作『真夜中のデッドリミット』からこっちずっと読者の心をとらえて離さないままなのである。

    0
    2017年01月27日

    Posted by ブクログ

    何故にスティーブンハンターが切り裂きジャック?つい先日、シェリーディクスンカーの切り裂きジャックを題材にしたタイムトラベルものを読んだばかりなので
    事件にはちょっと詳しくなったところ。凄惨な事件ですが現在まで未解決であることでイギリスでは有名みたいですね。
    小説での描写や実際の犯人の遣り口から現代ならDNA鑑定であっという間に捕まってしまいそう。
    また1880年代ってシャーロックホームズと同時代なんですね。小説の中にも「緋色の研究」が発表されたばかりとの記述があります。
    混沌としたヴィクトリア朝時代、ロンドンの下町の世相が良く判る、風俗小説として読んでも面白いです。
    スカートを捲っただけで路上で出来ちゃう、西欧の娼婦って凄いですね。
    小説の主人公には高名な実在の小説家(戯曲家?)を配し、一応犯人を追いつめて自滅させていますが、実在の人物なのかモデルがいるのか、その辺は詳しくないので
    面白みには欠けます。欧米の作家なら、一度は扱ってみたい題材なのでしょうか、昔の事件を描くよりも、ボブザネイラーを活躍させてくれよ!と思う今日この頃です。

    0
    2016年07月14日

    Posted by ブクログ

    犯罪史上最悪にして最も有名な未解決の猟奇殺人。なんでまた切り裂きジャックなの?という疑問がまず最初にあったが、巻末の参考文献リストを見ると、作者のリサーチに費やした想いが見て取れる。

    ストーリーは、犯人の日記と記者の回顧録を交互に並べる形で展開する。上巻はスローペース。五人目の被害者以降に動き出すが、当時の時代背景や、記者としての葛藤などにページを割いてあるようで、謎解きよりもその世界観の方が印象に残った。正直、新犯人の解釈よりも時代考証の緻密さに脱帽した感じ。

    そして肝心の新犯人だが、あやふやに終わらせるのではなく、はっきりと断定している。今まで語られてきた数多くの犯人像とは明らかに異なる。そこに至る推理のプロセスも自然で違和感ないのだが、作者流のアレンジが加わっているため、やはりどこまでいっても小説の中における新解釈という感は拭えない。ま、フィクションなんだから当たり前か。切り裂きジャック関連の先入観はなしに、でも「小説」だという前提で読んでほしい作品です。

    最後に野暮だけど言わせて。やっぱりハンターはガンアクションがないとつまんねーわ。

    0
    2016年07月02日

    Posted by ブクログ

    犯人像の浮かび上がる後半。いよいよその展開を楽しめるかと思いきや、意外とあっさりでした。内容はジャックマニアには物足りず、かといって推理やサスペンスものが好きでよく読む層には、ちょっと物足りなくなってしまうかもしれません。ジャックの犯行の描写はしっかりしていただけに、若干ホわっと終わっちゃった感。

    0
    2016年05月31日

我が名は切り裂きジャック(下) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

扶桑社BOOKSミステリー の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す