スティーヴン・ハンターのレビュー一覧

  • ソフト・ターゲット(下)
    映画を見ているみたいでした。

    読んでいても、想像した映像が流れるようで、場面展開もよくて臨場感溢れる。

    気分がスッキリ!
  • スナイパーの誇り(下)
    さすが、スティーブン。

    シンクロする現在過去
    を交互に場面転換して、

    ひとつのシーンを視点
    を変えて輪唱すること
    で、

    複雑なプロットを無理
    なく理解させます。

    美貌の狙撃手と彼女を
    助ける男たち。

    その並み居る魅力的な
    登場人物たちの個性。

    第二次大戦の東部戦線
    における惨たる戦場の
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  • 極大射程(上)
    スティーブン・ハンター。元軍属のスナイパーがとある陰謀に巻き込まれ、濡れ衣を着せられる話。映画のようなアクション小説で、最後まで楽しめた。また悪党を撃ち殺して終わりでなく、しっかりと裁判まで書かれているのも良かった。アクションとサスペンス、ミステリと贅沢に要素を詰め込んだ充実した読書でした
  • ベイジルの戦争
    楽しいし、テンポが良い。娯楽小説として読みやすい。さらにいえば、スパイの世界のスケールの大きさが良い。
  • 極大射程(下)
    思った通りに大団円。
    確実に狩る事が出来ると思っている大悪党共の
    裏をいともたやすく画く、この気持ちよさ!
    にくいね~ボブ。
    コロナで閉塞感のある毎日を送ってる今だからこそ、
    小説の世界だけでも、スッキリ爽快な気分に
    させてくれるのは、とても素晴らしい事だ。

    やっぱり悪党は絶対的に悪党であって欲し...続きを読む
  • 極大射程(下)
    まさに娯楽エンターテインメント小説の決定版。
    狙撃手(スナイパー)を主役にした小説は数あれど、本書が元祖スナイパー小説の最高峰だろう。
    ボブ・リー・スワガーシリーズの第一巻。映画化もされている。
    恥ずかしながら僕はこの本のことはずっと前から知っていたのだが未読だった。

    いや、みなが傑作ということだ...続きを読む
  • 第三の銃弾(下)
    【上下巻のレビュー】
    あのボブ・リーが20世紀最大のミステリー「JFK暗殺」に挑む!

    「JFK暗殺」といえば陰謀説の枚挙にいとまがないが、銃器に詳しい作者ならではの視点から導き出した答えは(小説としての脚色はあれど)何とも説得力のあるものに仕上がっている。それしてもまさか傑作『極大射程』と「JFK...続きを読む
  • 極大射程(上)
    伝説のスナイパー
    ボブ・リー・スワガーの一冊目
    ここから「スワガー・サーガ」と呼ばれる父か祖父?子らのシリーズが続くそうです。
    罠にはめられたボブ
    なんで?とつっこむ要素はあるのですが、読むうちにだんだんとボブの友人の仇を撮りたい気持ちも理解できてきたところ
    落ちこぼれFBIのニックのパートと切り替...続きを読む
  • 極大射程(下)
    銃についての描写が詳細で、正直読み飛ばす部分が多々ありました。
    思ってた以上に戦争ものでした。

    ラストの法廷対決の場面は良かったです。
  • スナイパーの誇り(下)
    前作「第3の銃弾」が上手いことツボにはまったのか、同じ路線で来ましたね。
    今度は第2次世界大戦時のソ連のスナイパー、愛称「ミリ」、恐るべき狙撃技術から「白い魔女」と呼ばれた女性が第2の主役。
    歴史に埋もれた最後の狙撃が今、スワガーに依って白日の下に晒される。
    導入部はいいです。スワガーの事件の関わり...続きを読む
  • スナイパーの誇り(上)
    アメリカ軍の天才スナイパー、ボブリースワガーシリーズ。
    今回は60を越えたスワガーが旅をする話。
    ある日、1944年にロシアで活躍した天才女性スナイパーを追いかけるジャーナリストから連絡が来て、興味をそそられたスワガーはかつてのスナイパーの足跡を追いかけ始める。

    物語はそれと平行して1944年のス...続きを読む
  • スナイパーの誇り(下)
    ロシアの女性スナイパーの足跡を辿る話。その下巻。
    スナイパーのミリはナチス高官の暗殺を命じられ、ウクライナに潜入するが、本国高官の裏切りに会い、殲滅されかける。しかしスナイパーとしての執念により不可能に思える暗殺を実行する。
    対して、過去の真実に到達しようとするスワガーたちにも真実の解明を阻む輩が立...続きを読む
  • ブラックライト(上)
    スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズ第三弾上巻。
    前作でラマーの父とボブの父の関係がチラッと出てきたが、本作ではそれをより深く描くべく、物語が展開する。一方では前作でラマーを倒したバドの息子、ラスがボブに会いにやってくる。この、父と息子の物語が入れ替わり立ち替わり描かれる中、不穏...続きを読む
  • スナイパーの誇り(下)
    現代の悪役が弱くて、ヒリヒリする緊張感には欠けるが、70年前と現代のストーリーが交錯する語り口は安心して楽しめる。
    しかも途中の伏線から期待できる通り、強引なハッピーエンドまでつけてくれてサービス満点。
    年寄りは元気だ(^^)
  • ダーティホワイトボーイズ
    スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズの番外編。
    本作だけ読むと、ボブ・リーの物語との関連性をほとんど見つけることができず、それゆえか日本語版は本作が最初に刊行されたという。この物語は確かに本作だけで完結しており、他の作品を読まなくても問題なく楽しめる。
    とはいえ、前作「極大射程」...続きを読む
  • 極大射程(下)
    スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズ第一弾下巻。
    容疑者となったボブとFBIを追放されることになったニックがともに協力しながら自らの無実の証明と自らを窮地に追いやった相手への復讐を果たすために動き出す。
    やがてニックはボブの無実を確信し、CIAの汚れ仕事を担ってきた組織の証拠集め...続きを読む
  • 極大射程(上)
    スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズ第一弾。
    様々な書評でかなりの高評価を受けている作品で、シリーズ作品が続々と書かれていることもあり、期待を持って読み始めてみた。
    冒頭から上巻の半ば過ぎまではある意味退屈なまでにボブの人となりを描くことに費やされる。大きな展開もなく、淡々とボフ...続きを読む
  • 第三の銃弾(下)
    JFKの暗殺を背景にしたストーリーだが、ハンターの名作、極大射程の続編だった。偶然に極大射程だけはつい最近読んでいたので、入りやすかった。銃に関連することから、暗殺に新たな解釈を加えている。そして最後は暗殺だけではないストーリー付きで、よく考えられている話。JFK暗殺に興味を持ったので、別のJFK物...続きを読む
  • 第三の銃弾(上)
    JFKの暗殺を背景にしたストーリーだが、ハンターの名作、極大射程の続編だった。偶然に極大射程だけはつい最近読んでいたので、入りやすかった。銃に関連することから、暗殺に新たな解釈を加えている。そして最後は暗殺だけではないストーリー付きで、よく考えられている話。
  • ブラックライト(下)
    ボブ・リー・スワガーシリーズの第3作。ボブ・リーが全く登場しない前作「ダーティー・ホワイト・ボーイズ」が本作の序章に過ぎなかったことがわかった。また、前作の表題の意味が本作を読んでようやくわかった。それにしても、よく練られたプロットであり、人物造型も申し分ないと思う。多々指摘されている翻訳の問題も自...続きを読む