スティーヴン・ハンターのレビュー一覧

  • 第三の銃弾(下)

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    ネタバレ

    JFK暗殺事件と主人公の過去をうまく組み合わせた話を紡いだものではあるが、アメリカ人ほど、思い入れはないことと、予備知識並びに過去の作品における脇役たちの立ち位置を覚えていないことと、黒幕のモノローグが何故はさまれているのかわからず、謎の答えが最初から用意された上巻ではど正直、どうかなと思っていたが、下巻からは何とか盛り返した感があるが、やはり実話を下敷きにしたため、あまりに無茶はできず、主人公も老いて、あまりに何度も幸運にも尻の金属に助けられるということで、いつものアクション感は乏しい。また、最後には何故、モノローグをはさむ必要があったのかがよくわかるのだが、そうでなければ結末に至らない物語

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    2014年06月14日
  • 第三の銃弾(上)

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    ネタバレ

    いつもと違って、過去の実際の暗殺の話を追う話であり、それに対する予備知識の在り方と、過去の話を覚えていなければ、少々、読むのがつらい作品となっている。特に多く承認のごとく登場する人物たちの立地位置を理解することが困難であり、それに伴う暗殺の黒幕のモノローグ部分が読んでいてつらい。

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    2014年06月07日
  • 第三の銃弾(下)

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    スワガー・サーガ以降のシリーズはイマイチだという巷の評判に惑わされて長らく手を出していなかったが、本作品の完成度は全盛期に匹敵するということで期待して読んでみた。結果的にはフツーの評価に落ち着いたが、なんとも言えぬ歯痒い読後感が後を引く作品ではある。

    上巻は吸引力が強い。ボブ・リーが老いたという軽いショックはあるにしても、サーガで経験した緊張感が蘇ってきてわくわくしながら読める。JFK暗殺という手垢のついた王道ネタの扱い方に、この作者のこだわりのスタンスが見て取れる。CIAやマフィアなどのザ・陰謀説には目もくれず、狙撃という観点のみで、あの日あの現場で何が起こっていたのかに迫っていく。この着

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    2014年02月22日
  • 第三の銃弾(上)

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    ボブ・リー・スワガーがJK暗殺の真相に迫る。基本的に「極大射程」の続編なのでこちらを読んでいないとストーリーを追えないかも。日本人にとってはJK暗殺は外国のひとつの事件だけど米国人にとっては自国の運命を変えるような重大事だったんだね。日本だと井伊直弼暗殺がこれに近いのかな (^◇^;)

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    2014年02月21日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    ボブ・リー・スワガーシリーズの外伝ということで『ブラックライト』を読む前に読んでみた。序盤はなんだかだらだらそれほど緊張感のない逃走劇という感じを受けたが、後半になるにつれ気付けば引き込まれていた。
    不倫をやめられないパドのだめっぷりに腹が立ち、反面ラマーの仲間思い(?)な所になんだかほっとする。でも悪役なんだよなと思う。愛着が沸くわけでもないし、頑張れとも思えない。ただパドもそうとも思えない。複雑な気持のまま最後まで読んで、結果としてはまぁ楽しめた。
    ボブ・リー・スワガーに関しては本当に2~3行、彼の父親がラマーの親父を殺したとか何とかで出てくるだけ。この作品が『ブラックライト』にどうつなが

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    2014年02月10日
  • 極大射程(上)

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    ボブ・リー・スワガーシリーズの第1作目。新刊の『第三の銃弾』を読みたくて、シリーズ最初からのスタート。映画で見たことがあったのでなんとなくは覚えていたが、あれ映画はこんなのだっけ?と思いながら読んでいった。要するに映画はいまいち覚えていないのだが、上巻はなんだかハラハラするけど分かり切った感じの展開にがっかり。もっとどんでん返しがあるのかと思いきや、一本道で予想通り。下巻に期待。

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    2014年01月20日
  • 狩りのとき(上)

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    骨っぽい作品です。ある日、乗馬で散策中に家族が狙撃されるところから、この狙撃に関しての謎解きがはじまり、その謎解きが伝説のスナイパーとベトナム戦争時に彼のスポッターとそのフィアンセであり現在の彼の妻のそれぞれの過去を浮き上がらせていく。狙撃手は誰か?誰を狙ったのか?その目的は?目の前の謎を一つずつ解いてパズルを紐解く先にあるのは?スリリングな展開に知らず知らずに引きずりこまれる。

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    2014年01月18日
  • 蘇えるスナイパー(下)

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    悪くは無いんだけど、イマイチスピード感が足りないってゆーか、物足りなさが残るんだよな。少なくとも極大射程のインパクトには程遠いな。展開が安易で説得力も乏しく、妙に説明じみたセリフが多い。このシリーズ自体に限界が来ているのかな。そんな印象を強く受けた。多分もうスワガーシリーズは手に取らないであろう。

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    2014年01月14日
  • 狩りのとき(下)

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    遂に因縁のスナイパー同士の戦いの火蓋が暁に染まる雪山を舞台に切って落とされる。眼下には、ターゲットとなっている妻が隠れる山小屋があり、一刻も猶予が許されない。スティーブ・ハンターならではの硬質な文章が読み手を引き付ける。

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    2014年01月13日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    スティーブン・ハンター著「ボブ・リー・スワガー」シリーズの2作目。といってもスワガー自身は本作には登場しない。1作目の「極大射程」で少し語られるスワガーの父の死がこれまた間接的に関わる人物が主人公。殺人犯罪者ラマーとこれに深く関わってしまうハイウェイパトロール隊員バドが対決する。犯罪者ラマーの人物像が丹念に描かれ読み進む内にラマーに感情移入させられるのが面白い。銃撃戦のリアリティは相変わらずで銃器を知り尽くしているのだろうハンターならでは。

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    2013年09月07日
  • ソフト・ターゲット(下)

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    ネタバレ

    スワガー一族のサーガに前作からあたらしく加わった隠し子が主人公で、ボブリーは結局、最後まで登場せずに話はあっけなく終わった。最後にひねりとして映画館で上映されている映画で犯人の居場所が分かったり、息子を探す夫婦が訴訟ネタをハイエナのように探していた弁護士だったとか、多少の捻りがあったものの、隠れた敵役たる本部長がそのまま出世するとか、終わりとしては歯切れが悪い。主人公のその後も読めないが、まだまだ続くであろうから、本部長の出番がまたあるだろうが、そのために態々、出世させたのかもしれない。

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    2013年01月14日
  • ソフト・ターゲット(上)

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    代替わりを果たすための前作により、本作では主役は伝説のスナイパーから、突然現れた息子に変わっているが、異母妹とかFBI副長官とか懐かしい面々が登場し、一族のサーガの旧作からの連綿とした歴史は繋がっている。伝説のスナイパーは留守電のみでしか登場しないが、下巻で登場するのかは分からない。ストーリーはイスラムテロリストによるショッピングモール占拠による大虐殺に偶然、居合わせた主人公が孤立無援で戦いを挑むという、どこかで見たことのある映画の様なストーリーではあるが、単純な黒幕ではないことを臭わせて下巻に続くなので、下巻を期待したい。

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    2013年01月06日
  • ソフト・ターゲット(下)

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    ネタバレ

    駆けつけた警察・FBIらのスナイパーと連携して犯人を追い詰めるレイ。気丈な人質女性をパートナーにやがて主犯と対峙する。

    正直、「ダイ・ハード」とプロットが似すぎているし、ディテールもS.ハンターにしては甘い感じがする。特にレイが最後までiPhoneで外部と連絡を取り合っているが、バッテリーが持たないと思うんだよねぇ。

    かつてのスワガー・シリーズほどの緊迫感、スナイパーのテクニックの描写などが無く、ちょっとがっかり。

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    2013年01月04日
  • 黄昏の狙撃手(上)

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     ボブ・リー・スワガーも初老の年齢となったが、前作では、『キル・ビル』を彷彿とさせる、白羽を交えた闘いを、まさかの日本で展開してきたばかり。その死闘の古傷も癒えぬというのに、前作では荒れ地に馬を乗りこなしていた愛娘ニッキの危機を知り、ナスカー・レースの開催されるブリストルの街を訪れる。

     剣に続いては車! 最近のハンター作品は、ボブ・リーの高齢化か、作者のそれか知らぬが、創作のモチーフにも趣味が混じるなど余裕の出てきた感が強い。もちろんその分だけ強引なストーリー展開に持ち込まねばならないのだが、そのあたりのプロット作りにも安定ぶりが窺えて、やはりそういうところに巨匠の存在感を感じさせるのであ

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    2012年07月01日
  • 黄昏の狙撃手(下)

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     ボブ・リー・スワガーも初老の年齢となったが、前作では、『キル・ビル』を彷彿とさせる、白羽を交えた闘いを、まさかの日本で展開してきたばかり。その死闘の古傷も癒えぬというのに、前作では荒れ地に馬を乗りこなしていた愛娘ニッキの危機を知り、ナスカー・レースの開催されるブリストルの街を訪れる。

     剣に続いては車! 最近のハンター作品は、ボブ・リーの高齢化か、作者のそれか知らぬが、創作のモチーフにも趣味が混じるなど余裕の出てきた感が強い。もちろんその分だけ強引なストーリー展開に持ち込まねばならないのだが、そのあたりのプロット作りにも安定ぶりが窺えて、やはりそういうところに巨匠の存在感を感じさせるのであ

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    2012年07月01日
  • デッド・ゼロ一撃必殺(上)

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    「極大射程」以来かかさず読んでます。「四十七人目の男」でちょっとズッこけましたが、それ以外は概ねそこそこの水準を保ちつつ楽しませてもらってます。年齢的な事には極力触れないでおこう的な配慮がいつもあるのですが、流石にボブ・ザ・ネイラーも64歳。今回は特にもう年なんだから・・・と言いたげなシーンが続きます。最後にきっといつもの大銃撃戦があるに違いないと思いつつ下巻に突入!

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    2012年03月30日
  • デッド・ゼロ一撃必殺(下)

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    ネタバレ

    主人公が変わって新しいシリーズを書くつもりなのかな。
    それにしても、ちょっとこじつけっぽい気がします。

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    2012年02月05日
  • デッド・ゼロ一撃必殺(上)

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    ネタバレ

    極大射程からずっと読んでいるシリーズなわけだけれど、いつもに比べて主人公がちょっと間抜けな感じで、そこが残念でした。

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    2012年02月05日
  • 蘇えるスナイパー(下)

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    スナイパーによるスナイパーライフルだけの戦い。
    あまりにも克明で坦々とした描写が、
    まるで映画のひとコマひとコマをじっくり見ているかのような臨場感を生んでいる。
    (この作家さんは映画評論本も2冊出していると知り納得)

    傍目にはほとんど動きのないシチュエーションが多く、
    ともすればつまらなくなりそうだが全くそんなことはなかった。
    登場人物の動きが少ないことに、読み終わってから気付いて驚いたくらいだった。

    主人公ボブ・リー・スワガーの兵士らしい冷静な思考がそれを助けてもいるが、
    たまに見せるかっこいいおじさんの部分も良く、愛着が湧いてくる。


    文章の読みやすさという点では、正直直訳が多く感じ

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    2012年01月29日
  • 狩りのとき(下)

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    『極大射程』、『ブラックライト』でもちらっと触れていた、ベトナム戦争でのある事件の詳細がやっと語られる。

    上巻はダニーが主人公のような展開。彼の正義感やボブとの師弟関係など、読み応えはあるが、アプローチ部分が長すぎる(後々ここが重要になってくるのだが)のと、ベトナムでのパートがくどく感じたので、退屈のあまり飛ばし読みすることもしばしば。

    下巻に入ると一気に展開が加速する。背後に隠された策略と、それに迫るボブ。この辺りのプロセスはいつもわくわくしながら読んでしまう。事件の骨格が二転三転する時のハンドルさばきがスムーズなのは、読者にとって非常に有難い。

    そして大きな見どころは、スナイパー同士

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    2011年07月07日