スティーヴン・ハンターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ボブ・リー・スワガーも初老の年齢となったが、前作では、『キル・ビル』を彷彿とさせる、白羽を交えた闘いを、まさかの日本で展開してきたばかり。その死闘の古傷も癒えぬというのに、前作では荒れ地に馬を乗りこなしていた愛娘ニッキの危機を知り、ナスカー・レースの開催されるブリストルの街を訪れる。
剣に続いては車! 最近のハンター作品は、ボブ・リーの高齢化か、作者のそれか知らぬが、創作のモチーフにも趣味が混じるなど余裕の出てきた感が強い。もちろんその分だけ強引なストーリー展開に持ち込まねばならないのだが、そのあたりのプロット作りにも安定ぶりが窺えて、やはりそういうところに巨匠の存在感を感じさせるのであ -
Posted by ブクログ
ボブ・リー・スワガーも初老の年齢となったが、前作では、『キル・ビル』を彷彿とさせる、白羽を交えた闘いを、まさかの日本で展開してきたばかり。その死闘の古傷も癒えぬというのに、前作では荒れ地に馬を乗りこなしていた愛娘ニッキの危機を知り、ナスカー・レースの開催されるブリストルの街を訪れる。
剣に続いては車! 最近のハンター作品は、ボブ・リーの高齢化か、作者のそれか知らぬが、創作のモチーフにも趣味が混じるなど余裕の出てきた感が強い。もちろんその分だけ強引なストーリー展開に持ち込まねばならないのだが、そのあたりのプロット作りにも安定ぶりが窺えて、やはりそういうところに巨匠の存在感を感じさせるのであ -
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Posted by ブクログ
スナイパーによるスナイパーライフルだけの戦い。
あまりにも克明で坦々とした描写が、
まるで映画のひとコマひとコマをじっくり見ているかのような臨場感を生んでいる。
(この作家さんは映画評論本も2冊出していると知り納得)
傍目にはほとんど動きのないシチュエーションが多く、
ともすればつまらなくなりそうだが全くそんなことはなかった。
登場人物の動きが少ないことに、読み終わってから気付いて驚いたくらいだった。
主人公ボブ・リー・スワガーの兵士らしい冷静な思考がそれを助けてもいるが、
たまに見せるかっこいいおじさんの部分も良く、愛着が湧いてくる。
文章の読みやすさという点では、正直直訳が多く感じ -
Posted by ブクログ
『極大射程』、『ブラックライト』でもちらっと触れていた、ベトナム戦争でのある事件の詳細がやっと語られる。
上巻はダニーが主人公のような展開。彼の正義感やボブとの師弟関係など、読み応えはあるが、アプローチ部分が長すぎる(後々ここが重要になってくるのだが)のと、ベトナムでのパートがくどく感じたので、退屈のあまり飛ばし読みすることもしばしば。
下巻に入ると一気に展開が加速する。背後に隠された策略と、それに迫るボブ。この辺りのプロセスはいつもわくわくしながら読んでしまう。事件の骨格が二転三転する時のハンドルさばきがスムーズなのは、読者にとって非常に有難い。
そして大きな見どころは、スナイパー同士 -
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