あらすじ
1971年ワシントンDC。二十二歳になる海兵隊所属ダニー・フェンはかの地ヴェトナムでの軍務をはたし本国へ帰還、退役まで一年余りとなっていた。その彼に海軍情報部の人間が接触して来た。ダニーと同じ隊に所属する一等兵の行動を監察し報告せよと言うのだ。彼は反戦活動家に情報を流していると言う。拒否すればヴェトナム送りと脅されダニーはしぶしぶ従うが、証言を求められると決然とそれを拒否した。再びヴェトナムに赴いたダニーは狙撃ティームに編入され、その上官が練達のスナイパー、ボブ・スワガーだった。
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Posted by ブクログ
極大射程、ダーティホワイトボーイズ、ブラックライトと読んできて、全ての謎がここに終結し、大団円。本当によかったです。途中でわかったような気になってもやっぱり最後にはちゃんと裏をかかれて、それがまたとても心地よい。次は、ボブのパパの話を読みます。その後のニッキの話も読んでみたいがあるのかな。
Posted by ブクログ
スリリングであっと驚く展開。またも期待を裏切らないストーリー。文字なのに頭の中のスクリーンに勝手に映画が投影されていました。ボブ・リー・スワガーのシリーズをもっと沢山書いてくれないかな。
Posted by ブクログ
ダニーの心意気が気持ち良い。
シエラ・ブラヴォー・フォーの活躍が凄い。
そしてソララトフとの戦いも結果が分かっていても、
その前哨戦が手に汗握る。下巻も楽しみだ。
Posted by ブクログ
最強スナイパーボブ・リー・スワガーシリーズ。
場面はベトナム戦争末期。
若い兵士、ダニーは元々、儀仗兵で内勤していたが、反戦活動のいざこざに巻き込まれ、そこで軍部の命令に背いたために、激戦地に送られる。
そこで最高のスナイパー、スワガーに出会いスポッターとしてヘッドハントされる。
その後二人はペアとして作戦を遂行するようになる。
前半の反戦活動云々は正直、面白くはないけど。
後半のベトナム編は流石のアクション描写。
めちゃくちゃ面白い。
特によいのは敵方の将校も魅力的に描いているところ。