山田蘭のレビュー一覧

  • マーブル館殺人事件 上

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    まだ上巻なのでなんとも言えないが、とにかく読ませる小説だ。アンソニーのカササギ殺人〜アティカスシリーズは読んでいるが、この作品も多分に漏れず面白い。下巻が楽しみだ。

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    2025年12月01日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    カササギ殺人事件から2年後の話
    登場人物が多くて覚えるのが大変だった。
    全然予想がつかないので下巻が楽しみ♩

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    2025年11月28日
  • マーブル館殺人事件 上

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    シリーズ第3弾。

    カササギは読んだが、2弾のヨルガオは読んでなかったけど問題ないのだ。

    入れ子構造はちょっと疲れるけれど、登場人物をチキンと把握しなおして、下巻に進むのである。

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    2025年11月27日
  • その裁きは死

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    ネタバレ

    先月・今月と立て続けに読んだホロヴィッツ作品。今回はこれで3作品目、そして、探偵ホーソーン・シリーズとしては第二弾です。

    いやはや、今度は離婚弁護士が殺されたという話。

    今回もまた容疑者は多く、しかも謎のメッセージまで現場に残されている。果たして犯人は…。

    ・・・
    前回読んだシリーズ第一弾『メインテーマは殺人』では、どうにもホロウィッツ氏と探偵ホーソーンの仲が良くなくて、それがちょっと気持ち悪く感じました。

    今回もどうかなと思いましたが、ちょっとした衝突は相変わらず。

    でも何というか、そういう衝突もこなれてきた?というか、ホロウィッツ氏もホロウィッツ氏で、どうにかしてホーソーン氏の素

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    2025年11月26日
  • カササギ殺人事件 下

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    構成が斬新!
    おもしろかったけど、上巻やピュント氏のパートが、あっさりしすぎてちょっと物足りないかも。
    次はヨルガオ。

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    2025年11月18日
  • カササギ殺人事件 下

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    上巻は冒頭以外は作中作のオールドファッションミステリで、アガサ・クリスティのポアロの世界観。
    登場人物が多くてちょっと辟易してしまうけど、いかにもオールドファッションミステリらしいキャラクターで、それぞれに怪しくて、人間関係が絡み合っていて、少しずつベールを剥がすように真実が明るみになっていくのが面白い。

    下巻に入ると、上巻の作中作が残るは結末のみという良いところで終わっていることが、それを読んでいた編集者の視点で明かされる。
    その後に起きた事件と作中作に関連がありそうなことが判明してからは、とてもワクワクしながら読み進めた。
    主人公は完全に読者目線で、事件について探偵のような調査を行うのが

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    2025年11月14日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    名探偵ピュントのシリーズ2作目。
    前作は綺麗に上手くまとまっていましたので、この2作目はどのような展開になるのか期待と不安でいっぱいでした。
    読んでみると、変にひねった事はしていない正当な続編。
    作中作があるので登場人物が異様に多い序盤は大変でしたが、中盤以降は読む手が止まらなくなってきました。

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    2025年11月12日
  • メインテーマは殺人

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    おもしろかった!
    けど、事件と関係ない話が多くてそこに興味が持てず、読み飛ばしてしまった点も踏まえて⭐️3かな

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    2025年11月09日
  • マーブル館殺人事件 下

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    こちらのシリーズは、とにかく主人公がパワフル!
    パワフルすぎて、どんどん自分で立場を悪くする!
    危ないよ?やめときな?
    ほらー、言わんこっちゃないー!
    の連続。

    でも、相変わらず、この二重トリックの構成は圧巻。
    頭をフル稼働して、読み応え抜群でした。
    登場人物が2倍でしかも外国人…
    何度登場人物一覧を見返したことか…w

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    2025年11月04日
  • マーブル館殺人事件 上

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    相変わらずの、小説の中の小説2度美味しいパターン。
    上巻がまるまるフリとは!!
    読ませてくるなぁ…
    楽しみしかない。

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    2025年10月30日
  • 殺しへのライン

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    今回は最後まで、犯人について全く予想がつきませんでした。
    ホーソーンの謎を10巻かけて明かしていくということで、個人的には、まどろっこしいな、途中でやめちゃうかもなぁと思っていたけど、この巻を読んで、いやいや最後まで追うべきかも!と思い直しました。

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    2025年10月26日
  • ガリバー旅行記

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    初版が出たのが1726年
    今が2025年なので299年前に出版(日本は江戸期、将軍は吉宗)なので、こう言う物語が書ける文化的には、驚く差があると感じた。

    こびとの国、大きな人間の国が有るという発想は、いまだに使われている画期的は発明かもしれない。
    天空の街「ラピュタ」もこの物語に出たものだそうで、驚くばかりです。
    物語自体(エピソード)はそれほど面白くないけど、外海にでると言うのが相当危険(命がけ)であった時代だと思えば凄いことです。

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    2025年10月19日
  • 死はすぐそばに

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    閉鎖的な高級住宅街で起きた殺人事件。意外なことに、犯行の動機も方法も住人全員が等しく持っていた。ご近所トラブルを殺人事件に変えたのは一体誰なのか、かつての相棒と共にホーソーンが難事件に挑む。

    今回はホーソーンが関わった過去の事件にまつわるお話でした。
    最後まで読んだらトリックも構成も素晴らしいんですよ。
    本当に住人全員が怪しく、誰が犯人でも不思議じゃない。伏線だって多様に散りばめられている。
    頑張れアンソニー立ち向かえアンソニー、毎回のように色んな人に適当にあしらわれても過去を現在に繋げられるのはあなただけだ。

    ただ、ただ今回は登場人物が多すぎて……!
    人数が多いのはいつものことだからまぁ

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    2025年10月16日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    むむむ確かに構成はスゴい、見事としか言いようがない。唯一無二ではあると思う。
    だけどもだけど、おかげて上巻は地味でまじめなミステリーがひたすら進むんよな。まあ退屈ちゃ退屈。
    ネタバレになるけど事件地味すぎん?
    コードに足引っ掛けて死ぬとか…、天下のピュント最期の推理がコレで良いのか??
    最期は遺灰を森に撒いてとか、異常に事件に愛着湧いてるし…。そんなたいそうな事件かね、この話…。
    現代パートも原稿の隠し方甘くて人殴って火つけて逃げきろうって…。チャールズはん、そいつは犯罪としてあまりにもお粗末じゃないすかねえ…。
    まあワタシがミステリーの教養不足でクリスティのオマージュなどさほど愉しめないのも

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    2025年10月16日
  • メインテーマは殺人

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    ミステリーを読んだ!、というのが率直な感想。
    自分で推理をしたい人にはおすすめ。
    シェイクスピアなど古典の知識があればより楽しめると思う。

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    2025年10月15日
  • カササギ殺人事件 上

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    作中作タイプで、探偵役と助手と警部補が事件の関係者に話を聞いて回り、手掛かりを得ていく古式ゆかしいスタイルのミステリ。

    容疑者だらけに見えるが果たして。

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    2025年10月13日
  • その裁きは死

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    ネタバレ

    1巻を読んで、そのままズルズルと引き込まれて、2巻もあっという間に読んでしまいました!

    1巻と2巻を比べると、似ている点があります。
    過去の事故または事件が、今の事件に深く関わっていること。
    ストーリーの終盤で、主人公が犯人と対峙する場面。
    ハッピーエンドではないこと。

    どれも、シリーズものにはよくあることかもしれませんが、
    私には、これが続くと物足りないなという気持ちもあります。
    個人的な好みのレベルの話ではありますが…

    ちなみに、犯人は途中でわかりました。
    動機とか細かいところはわからなかったけれど…

    あと「補遺」のところに書かれていたことから、この事件全体にうずまく、
    悪意、嫉妬

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    2025年10月08日
  • メインテーマは殺人

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    カササギ殺人事件がピンとこなかったので、この作者の本は手に取らずにいたのですが、職場の先輩にホーソーンシリーズを勧められて読んでみました。

    結果、読んでよかったです。

    ミステリー読むとき、個人的に気にしていることが2つあります。

    1つは、人物描写です。私の中では、それができる最高の作家はアガサ・クリスティです。
    アガサ・クリスティほどではないけれど、この物語はそれなりにちゃんとしていたと思います。

    もう1つは、読者に推理させてくれる余地があるかどうかです。
    これは完璧でした。

    ロンドンの地名やイギリスの古典作品に詳しければ、もっと楽しめるのかなと思いました。

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    2025年10月06日
  • カササギ殺人事件 上

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    2018年のこのミスで紹介された時に、初読み。7年後に再読。
    冒頭を見て、私もポテチやコーラを並べて、背徳的な読書を楽しもう!ってしたのも、前回と同じ。

    内容や犯人をちょうど忘れていたので(笑)ちょうどよかった。

    前編、後編全く違うメタ的な構成なのだけど、前半はただ楽しむのが吉!

    アガサ・クリスティ風の世界観、初老の紳士な探偵とさわやかな助手のバディ。
    都会から離れた英国の田舎。沢山の登場人物の皿の上に、丁寧に謎や秘密が盛り付けられている。
    一皿一皿、謎を食べ終わると、お皿の底に「not犯人」と書いてあり、最後に「真犯人!」と書いてある…………はず!!!!

    このオアズケ感のストレスが、

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    2025年10月04日
  • マーブル館殺人事件 上

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    ちょっと間を開けると誰が誰かわからなくなる。一族の中の関係性を忘れちゃって何度も登場人物のページを見直した…

    前作のスーザンの恋愛模様がそんなに好きじゃなかったから、今回それがなくて良い。

    作中作の犯人気になる

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    2025年09月27日