山田蘭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白すぎますね。人間に必要な食事、排泄、睡眠を抜いてでも読みたくなる面白さでした。手が止まらん。かっぱえびせんか思いました。警察呼びますね。あまりにも生活に支障をきたす。
今年は国内ミステリを読み漁るぞということを密やかに年始に決意していましたが、そんなのはもう一瞬で吹き飛びましたね。もっと持ってこい。いいから早く読ませてくれ。何もいらん、この続き以外。
今この感想を書いている時点では無事に下巻も読み終わり禁断症状も一旦はおさまっている状態ですが、振り返ってみても、何を読まされたのかさっぱりわからないです。こんなミステリは少なくとも俺が今年読んだ中にはなかったですね。ものすごく緻密。丁寧。特にこの上巻の良さはもう、さすが英国としか言いようがないです。こんな美しい言葉(和訳ですが)で、美しい古き良き時代の片田舎の静かな村で、23人もの登場人物はみな本当に生きているような暮らしぶりで、俺は本当にわからない。たった一人でどうしてこんな話を書けるのか。グループじゃないと説明がつかん。11人組です!とか言ってくれ。たった一人の脳内で、こんな発想が生み出されていいわけがない。警察呼びますね。
いい加減にしてほしいです。俺はただ、夏の終わりごろに本屋へ行って、ふとこのカササギの表紙が目に入り、カササギ?なんや凶器はクチバシってか?と手に取り、まぁ来年読むかと積読していたにも関わらずある日うっかり手が滑って、そしたらこのザマです。メインテーマは殺人もなぜかもう手元にあります。わからない。助けてください。大好きだ。
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Posted by ブクログ
超★5 映画業界の裏事情とクセ強容疑者たち、世界最高峰のミステリーエンタメを楽しみたい人は必読ですよ! #命取りのエピソード
■あらすじ
刑事ホーソーンシリーズ『メインテーマは殺人』が映像化されることになった。しかしその撮影現場で、ホーソーン役の俳優が殺害される事件が発生。ホーソーンとホロヴィッツが関係者から事情を聞くと、容疑者たちの誰もが殺害動機を持っていたことが判明する。果たして犯人は……
■きっと読みたくなるレビュー
超★5 今年もおもろい! ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズの最新作、第6作目ですね。いつものとおり高品質で、どなたでも楽しんでいただける世界トップレベルのミステリーです。
今回は第1作目である『メインテーマは殺人』の撮影現場が舞台なんだけど、もうこの設定だけで面白いの確定すよね。ミステリーファンを楽しませようとするセンスが天下一品なのよ。始まっていきなり引き込まれる。
そのあと映像化にあたってゴタゴタが描かれるんだけど、これがまたニヤニヤが止まんないの。一癖も二癖もありそうなプロデューサー、監督、脚本家、エージェントが出てきて、そこにホロヴィッツが絡むという構図ですよ。まぁめんどくさそうで爆笑。当然ホーソーンは相変わらずのマイペースで、ホロヴィッツの心持なんてつゆほども知らず。いつもの感じが好きすぎる。
ハリウッド業界のタレントや作品について小ネタ的に言及されてたりしておもろいんだよね。映画業界のウラ話、役者や制作陣のあるあるが盛りだくさん、読んでて笑っちゃうんですよ。まずこのミステリーをエンタメ的に引き込むのがホント上手です。
そして序盤から中盤にかけての捜査フェーズがまた素晴らしいんよ。関係者に聞き込みをしていくのですが、ひとりひとりの人柄が手に取るようにわかるし、動機やアリバイなどの情報も丁寧に出してくれる。さらには裏の顔や裏の関係性が見えることで、いかにも怪しく見えてくるのよ。この会話劇だけで十分楽しめちゃうんだよなー
さらに驚かされるのは中盤以降ですよ、なんと今回はホーソーンの過去にまで事件が発展していくのです。もうひとつの事件と、これまで語られなかった背景が綴られるんだけど、これまた読み応えと深みのある事件なんです。人間関係の醜さをたっぷりと堪能することになり、そしてもちろん今回の事件との関連も… おっと、これ以上は実際に読んでみてください。
今回メインどころの謎解きは、自分なりに結構いい線まで分かったんですよ。でも犯人特定やその背景を繋ぐところまでは追えなかったなー。毎回毎回、色んな変化球で楽しませてくれる『ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ』。次回作も期待しています!
■ぜっさん推しポイント
本シリーズはホーソーンとホロヴィッツ、ふたりの人間性と関係性が一番の読みどころなんです。ホロヴィッツは情報の整理を上手いんだけど、推理の的を得てなかったり、肝心なところが見えてなかったりする。対してホーソーンは洞察力の塊みたいな人、まるで漫才のようなやり取りはいつまでも読んでいたくなるんですよね。 -
Posted by ブクログ
あ〜読み終わっちゃった。
全12作のうち、これが6作目。
6作目でついにアンソニー・ホロヴィッツがホーソーンへの友情を認めた!歴史的だな…
しかしホーソーンはまたイケズすんのよね…
ホロヴィッツ、いい人すぎんか?
しかし今回も入り組んでる。
そもそも『メインテーマは殺人』が映画化して、ホーソーン役の俳優が殺される…?
なぜこんな設定を思いつくことができるのか、不思議でならない。
脚本を自分で書けなくて(依頼されなくて)ホロヴィッツがモヤモヤしてるのも面白い。
事件は思いもよらない方面に展開していくけど、最終的な犯人当ての部分は当たり前にきちんとしている。さすが…。
このシリーズは、事件が起きる前段階が丁寧に描かれる。
今作も、それぞれの登場人物がじっくり描かれているが、とくに印象的なのが脚本家のシャニカ。
環境破壊への反対運動をしていて、大英博物館の床に20リットルのフェイクの血を撒いたというエピソード。その理由は、❝あそこには、ミツビシが資金を出してるから。❞というもの。
長崎にいるものとしてちょっとヒュッとしてしまった。めっちゃ三菱ある。
それ以外にも、出てくるナイフが日本製だったりして、ちょっと嬉しい。嬉しい…?
もう一つ!
最近読んだ別の作品にもハロルド2世が出てきていた。ヘイスティングスの戦いってやつですか。
イギリス人、ハロルド好き過ぎんか?たまたまか。
というか歴史好きだよな。
舞台がイギリスだという感じがしてとてもいいです。
あー次作も楽しみ。
カササギ殺人事件シリーズ?はシリーズ名あるのかな?
そちらのシリーズもとても好き。天才。