山田蘭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
カササギ殺人事件のシリーズ第二作目、上下巻完結。
面白かった!
最初の作品を知らずに本作から読み始めたのですが、前作からの繋がりや前置きがややあるものの、内容は問題なく楽しめました。
作中作で語られるので二度美味しい。
作中作のアティカス・ピュントのシリーズは、まさに正統派ミステリという感じでワクワクします。
作品に絡んだ事件が起きる現実は、一転として事実が明らかになるにつれドロドロとしているものの、最終的にすべて繋がり爽快感がありました。
あちこちに光る作者の鋭い描写も面白い。
刑務所の「世界最低のカフェテリア」の描写や、「凄惨な殺人」という表現に対するぼやきなど、細かな描写がなるほど、 -
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Posted by ブクログ
7年ぶりに再読。
主人公の年齢に近くなった分、前より好きになったかも。
私の読み方もあるけど、スーザンに感情移入できるかで結構話の面白さが違うと思う。
たとえば、ライトノベルの挿絵にできるような「かわいい新人編集者」みたいな人だったらエンタメ性もあがっただろうけど。
そういうコテコテのエンタメ性は劇中劇の「カササギ殺人事件」にまかせて、外側の世界は現実を生きる。
嫌な奴も、いい人も。良いように思い込みたい人も。利害も、摩擦も、親愛も、いい意味で温かくも冷たくもあり、温度を感じる。
英語で読めたらアナグラムの楽しさや、アガサ・クリスティの世界との結びつきの楽しみも増しただろうし、執拗に -
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Posted by ブクログ
ネタバレカササギ殺人事件の続編。
またもや亡きアラン・コンウェイのアティカス・ピュントシリーズの本に纏わる騒動に巻き込まれる事になった元編集者の主人公。
報酬に釣られて居なくなった娘と八年前の事件の謎を解くことに。
作中作で現実と小説が今度は交互に描写される形。
相変わらず本編より小説の方が私の好みだった。あと登場人物が二倍になるからややこしい笑
前回の登場人物が出てきたりアランの人でなし感が更に凝縮されてた。嫌がらせに凝りすぎだろ。
本編のオチは思ったよりあっさりめ。
正直スーザンの私生活の悩みとかは個人的には無くてもいい。
フクロウは普通に死ねるだろ。
小説読んでて思うけどキャラ達の