山田蘭のレビュー一覧

  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    ほぼメール、書簡形式で綴られ、地の文が一切ない奇作『ポピーのためにできること』が記憶に新しいジャニス・ハレット第二弾。

    今回は前回よりもだいぶ読みやすい。
    相変わらず地の文はないが、メールや書簡のような一方向的な語りの占める割合は低く、メッセージングアプリでのやりとりやインタビューの文字起こしの体をとった双方向の会話が主体なので、戯曲を読んだばかりの自分的には現代風戯曲のように感じた。
    ジョセフ・ノックスの『トゥルー・クライム・ストーリー』に寄った感じ。

    18年前に発生したカルト信者達が起こした集団自殺事件。
    当時、危うく被害を免れた赤ちゃんが成年になるタイミングの今をきっかけに、新たな切

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    2026年02月08日
  • マーブル館殺人事件 下

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    作中作と現実と入り交じる面白さ。下巻に入る前になんとなく犯人がわかったけれど、どうやって決着していくのか?が気になったしそういう終わり方!って。ミステリ王道な感じで面白かったーー。

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    2026年02月04日
  • マーブル館殺人事件 下

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    このハラハラした感じは読んだことあるなぁと。
    犯人に意外性はなかったけどしっかりとした理由はあって満足。

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    2026年01月30日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    やっほー。「アルパートンの天使たち」 (集英社文庫)を読もうと思ったんだけど、Janice Halettの先に翻訳されていた本書を先に読んでみたの。
    本書の原題は「The Appeal」(2021)、今は亡き「翻訳ミステリー大賞」の第14回(2023)にノミネートされているの。解説には第二作として「The Twyford Code」(2022)って書いてあるんだけど、次に「アルパートンの天使たち」 として翻訳されたのは第三長編(?)の「The Mysterious Case of the Alperton Angels 」(2023)だったみたい。びっくり!

    メールやチャットで構成されている

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    2026年01月30日
  • 死はすぐそばに

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    ネタバレ

    ホーソーンシリーズ5作目。
    これはまた今までとは趣向の違った作品でよかった。
    ホーソーンの過去の事件をホロヴィッツが掘り起こしていく流れ。
    ホーソーンの前の相棒に対してやきもちを焼いているようにも感じて少しくすっとなった。
    早く続きが出ることに期待!

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    2026年01月29日
  • 死はすぐそばに

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    面白かった!今までで1番かも。
    登場人物の裏の顔が見えてくると、話がまた違う方向へ。伏線の置き方が絶妙でした。
    ホーソーンの秘密がまた解明された。次が楽しみ。

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    2026年01月28日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    前作の「殺しへのライン」より展開がおもしろかった。
    まさかホロヴィッツが警察に追われる立場になるとは!ホーソーンの謎はまだ明らかにはならずにうずうずしてしまう。

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    2026年01月27日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    上巻は愚者の代行パートに入ってから読むのに何日もかかり、下巻に進むかどうか迷うほどだった(笑)。
    けど、読み始めたら不思議とスラスラ読み終わり、展開にスッキリ〜!
    前作から感じていたんだけど、この作品の登場人物たちって全て「推理」のために動かされてる駒のようにしか見えなくて(フィクションだから当たり前なんだけど)、
    キャラクターの余白を感じられず、魅力がなくて残念。
    アンドレアスだけが唯一自分の意思を持って動いているような……。

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    2026年01月24日
  • その裁きは死

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    ホーソーン&ホロヴィッツ第2作!
    離婚を扱う弁護士が殺害された事件を追う、ホーソーンとホロヴィッツ。
    登場人物の「リチャード」と「チャーリー」の『チャー』が干渉してきて、アレ今これどっちのチャー?と何度もなってしまう、そんな私でもグイグイ読めました。
    ホーソーンの登場シーンから、あまりのホーソーンっぷりに(著者・アンソニーには申し訳ないんだけど)「そうそう、こうでなくっちゃ!」とニヤニヤが止まらない。
    ホーソーンだけでなく、警察側やその他の登場人物もアンソニーにはなんだか辛辣で気の毒になってきちゃう。この自虐部分はリアル?フィクション?

    なんにしても、読めばこのコンビがクセになること間違いな

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    2026年01月23日
  • カササギ殺人事件 下

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    4.0 - 作中作で1冊で2つのミステリを楽しめる面白い構造の本だった
    ただ、全般若干読みにくいのと、結末は面白かったが驚きという意味でのインパクトは個人的には少し薄かったかなと

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    2026年01月22日
  • マーブル館殺人事件 下

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    このシリーズは、毎回酷い目に遭いつつもハッピーエンドなのが良い。しかし、劇中劇の方はここで終わりか?と思ったが、ちゃんと最後まで繋げてくるのは流石。

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    2026年01月20日
  • カササギ殺人事件 上

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    ネタバレ

    アガサ・クリスティのオマージュとのことで読んでみた。まだ普通の推理小説の域を出てないけど、始まり方が特殊だったからこれから下巻で仕掛けがありそう。どんな展開が待っているのか…すぐ下巻読みます。

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    2026年01月14日
  • メインテーマは殺人

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    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ1作目。これはエンタメ!って感じですね〜、冒頭からガッチリ掴まれます。
    元刑事のホーソーンが作家であるホロヴィッツに「自分を本にしたらどうか」と持ちかけた事により、ある事件を一緒に追うことに。
    謎解きの面白さもてんこ盛りですが、なんといっても2人の魅力。これでグイグイ読んでしまいます。
    ホーソーンはいわゆる「変わり者探偵キャラ」。推理も冴えるキレ者ですが偏屈で、素性はなかなか明かしません。
    一方の「ワトスン役」作家・脚本家である著者ホロヴィッツ。
    ホーソーンにやられまくり、本音を吐露しまくり。ずっと「ドンマイ!」と声をかけたくなっちゃう。
    そもそも「著者自身が巻

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    2026年01月15日
  • カササギ殺人事件 下

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    この作品、上下巻で二度美味しい。
    カレー(=上巻)の翌日はカレーうどん(=下巻)が秀逸なのと同じ原理。
    美味しいカレー(=上巻)があるからこそ、次の日のカレーは味が深まり、更に違う料理へ格上げされる(=下巻)感じ。
    カレーの具材が、うどんになった時にはその姿形、主張がほぼ無いのに、味の深みとしてはなくてはならない存在になってる。
    カレーは洋物なのに、カレーうどんは見事に和食?味になり見事に融合してる。

    作中作、入れ子式の構成、すんばらしい。
    どうしても和訳が必要なので少し読みにくい、馴染みにくい雰囲気は拭えないけど、(私が海外物に慣れてないだけかも。)それでもこの緻密な構成を見事に日本語のミ

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    2026年01月13日
  • カササギ殺人事件 上

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    うーん、なるほど。決して読みやすくはないけど、ポアロとかクイーンを読んだ時のような、古き良き王道ミステリーという雰囲気がある。それぞれの村人たちに感じる違和感がどのようにつながっていくのか楽しみ。

    ミステリーの内容より気になるのは、「カササギ殺人事件(アンソニー・ホロヴィッツ)」の中に「カササギ殺人事件(アラン・コンウェイ)」が紹介されてるっていう本の構成。アティカス・ピュントシリーズなるものは実際には無いようなので、現実にはこれがアティカス・ピュント初登場の作品と思っていいのか?(もう瀕死だけど)

    上巻なのにもうすぐ事件解決してしまうのでは?と心配したけど、その辺りも含め期待しながら下巻

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    2026年01月10日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    (上下巻まとめての感想です)

    シリーズ2作目。

    この本の中の現実と、本の中に書かれてある推理小説がリンクしていき、一気に双方の問題が解決されていく爽快感が心地よい本でした。

    2つの物語が展開されるから登場人物が多くて、時折ページを戻っては、えーっと、誰だっけ?と確認作業が必要でした。カタカナが苦手で物覚えが悪い私側の問題。

    それ以外は休憩は許されない感じで、またまた2冊をゴールまで一気読みしました。ダメだダメだと思いながら。おかげで寝不足。

    しばらく推理小説はやめておきましょう。

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    2026年01月07日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    面白かった!小説の外側のストーリーも面白かったんだけど、作中劇のアティカス・ピュントのストーリーの方が好きだったので早くピュントの謎解きが読みたい!となってしまった。
    原文で読めたらアナグラムの衝撃をもっと受けられたんだろうなー、もったいない

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    2026年01月07日
  • アルパートンの天使たち

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    全てがメールやDMや記事や小説の提示でなりたっている。
    よくできていると思うし、時代を表しているとも言えるが、普通の形態にしたほうが売れたのではないだろうか。
    同じ内容をアンソニー・ホロヴィッツやダン・ブラウンが書いたら、ベストセラーになったと思うな。
    組み立てや展開次第で物語はかなり変わるものだと実感した。

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    2026年01月07日
  • メインテーマは殺人

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    まりこのおすすめ。
    洋書ながら登場人物が分かりやすい。中盤は単調ながら謎解きには欠かせない要素が散りばめられている。最後の答え合わせは圧巻。

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    2026年01月06日
  • マーブル館殺人事件 下

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    シリーズ三作目。
    今回も作中作の形式を取りながらもまた新しい形で魅せられました。
    アラン・コンウェイが亡くなった後、アティカス・ピュントシリーズの続編を描くためにエリオットが抜擢される。編集者としてスーザンが指名されるが、またしても不穏な事件に巻き込まれる。

    生きている限り、ハッピーエンドはないんだと思わされるスーザンの人生が感慨深い。
    まだ続編があるとのこと、気長に楽しみにしています。

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    2026年01月05日