山田蘭のレビュー一覧

  • ガリバー旅行記

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    面白かった!子供の頃に読んだ絵本の知識とは全然違った。ガリバーは小人の国から始まり、さまざまな国へ行くのだが、そこに住む人々との考え方の違いなどから、人間の愚かさや醜さについて考えさせられた。

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    2016年08月24日
  • ガリバー旅行記

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    アイルランドに興味を持たなかったら、きっと手にしていなかった。小人族の住む国へたどり着いた旅行家のお話、ということで自分の中で完結するところだった。
    そんな人がどれだけいるだろう?原書を読まないなんてもったいない!
    人間の良い所悪い所すべてが描かれている。
    理想郷を探し求めて1冊にまとまった、という感じかな。
    最後のフウイヌム国が印象に残る。

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    2016年04月27日
  • ガリバー旅行記

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     厭世主義的諧謔と人間への嫌悪に満ちたジョナサン・スウィフトによる空想旅行記。全四話で構成されているが、第一話のリリパット(小人の国)と第二話のブロブディンナグ(巨人の国)以外は広く知られていない。現在では児童文学と見なされることが多いが、原書ーー特に第四話のフウイヌム旅行記ーーではモキュメンタリー形式の辛辣な文体で、人間社会における政治・法律・科学・風習・堕落・欺瞞・男女・権力闘争にまつわる悪徳が告発されている。他国の者達との対話の中で登場の英国社会に蔓延する病を浮き彫りにしながら、次の章では何事もなかったかのようにガリヴァーに愛国心を語らせるのも滑稽だ。第三話に登場する過去の偉人達にまつわるエピソードにも、著者の皮肉な性格と歴史への懐疑が垣間見えて面白い。中でも、性悪説を支持したであろうスウィフトが最も手厳しく非難したのは、人間が生まれながらに兼ね備える傲慢であった。本書が出版されてから約三世紀を経ても尚、世にも愚かで醜いヤフーにすぎぬ我々が唯一地球を支配しているなどと自惚れ、未だにつまらぬ諍いを引き起こしていると知ればスウィフトは冷笑を浮かべることだろう。それにしてもガリヴァーは旅ばかりしているが、本作の登場人物で一番偉いのは十六年もほったらかしにされながら女手一つで子供を育てた彼の妻ではないだろうか? 挙げ句の果てに、ようやく長旅を終えて腰を落ち着けた夫に臭いだの醜いだのフウイヌムを見習えだの意味もわからず罵られ、同じ食卓に着くことすら許されないとは不憫すぎる。

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    2015年12月14日
  • カササギ殺人事件 下

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    なかなか濃いミステリーを読んだなあという印象。
    上巻は作中の作家によって書かれた物語がメインで犯人を追う楽しさがあったが、下巻は現実の世界の殺人が絡み合って来てやや複雑だった。
    こんな複雑な二重構造のストーリーを組み立てる作家の頭ってどうなってるんだろう。
    英国の雰囲気や、一昔前の趣があったり、シャーロックホームズやアガサクリスティから影響を受けたであろうオマージュが駅や店、人物名にまで散りばめられていて英国ミステリー好きには凄く刺さった。

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    2026年10月30日
  • 死はすぐそばに

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    シリーズ5作目
    今回の事件は、アンソニーがホーソーンに
    出会う以前のもので、ホーソーンとコンビを
    組むのは元警察官のジョン・ダドリー

    2014年、住宅地リヴァビュー・クロスで起きた
    事件。六軒の家が並ぶ区画で穏やかに暮らす住人達は、そこに移り住んで来たジャイルズ・ケンワージ一家の無神経な(騒音を始めとする嫌がらせ)
    振る舞いに悩まされるようになる。住人達との話し合いの場が設けられたが、ジャイルズは欠席し、
    その後、ジャイルズがクロスボウで喉を射抜かれるという殺人事件が起こる。住人の誰もがケンワージー家に恨みを持っていて、誰もが犯人になりうる
    状況の中、警視庁のタリク・カーン警視は、捜査のアドバイザーとしてホーソーンとジョン・ダドリーに依頼する。

    いや〜面白かった!
    1作目以来の面白さだった(※決して2作目から4作目が面白くなかったわけではない)
    次々と明かされていく、ホーソーンの過去の秘密や
    ダークな部分、ダドリーとの関係、義兄のローランドの存在と関係、また、『フェンチャーチ・インターナショナル』という謎の組織の存在。その組織の
    最高責任者、ミスター・モートンに、勇敢にも会いに行ったアンソニーだが、「あなたは一度として犯人を当てたことがない」と言われ撃沈。更に、次に出す本の題名を彼に決められてしまうところには
    思わず笑ってしまった。
    犯人は、一筋縄ではいかない用意周到な人物だった。結局、逮捕出来ずにあんな結末に‥
    ホーソーン、あなたはダドリーとの友情を
    切り捨てたのか、それとも自ら手放したのか?
    後味の悪い結末だった。
    ただ、ジョン・ダドリーは、ホーソーンに匹敵するほど優秀な人物だった

    「ホーソーンに最後に会ってから、もうしばらくに
    なる。あの男に会いたいという、どこか奇妙な
    感情がわたしの胸に芽生えていた」
    このアンソニーの感情が一番嬉しかった。
    なかなかいいコンビになってきた。
    次は最新刊、「命とりのエピソード」だ
    期待してしまう♪

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    2026年10月28日
  • ナイフをひねれば

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    誰が殺されるのかだけは分かるようになってきた。あとは何も分かりません、ホーソーンの話に聞き入るのみ。

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    2026年10月25日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    発想は面白い 他には読んだことのない展開
    作品内作品 と現実世界がクロスする展開は着想は面白い
    ただ、少し没入感とトリックについては物足りなさを感じた
    個人的にもっと巧妙な感じを期待したが、そこまででもなかった印象
    でもこの構成自体は面白い
    下巻読み始めて、!?っていきなりなる感じ

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    2026年10月24日
  • その裁きは死

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    ちゃんと違った推理の時はこちらが納得できないのが面白い。読み返さなくてもたしかにそんな描写あったな、、ってなるのも面白い!

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    2026年10月23日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    ネタバレ

    『カササギ殺人事件』を読んだのがだいぶ前で、内容の細部を忘れている状態でも楽しめた。とはいえ今作にも前作の下巻を読み始めた時のような衝撃を期待していたので、ちょっと物足りなかったかも。登場人物のほぼ全員がうっすら性格が悪いのだが、アラン・コンウェイはピカイチだなー。クリスティ含めミステリー小説慣れしてないのもあるんだけど、トリックよりも動機の如何で犯人を絞り込むプロセスは読んでいてじれったく感じる。

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    2026年10月21日
  • メインテーマは殺人

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    最後に一山あるまで、1人また1人と登場人物が増えていく感じで平坦&冗長だった。
    ホーソーンもキャラ立ちしてるが愛される感じはなく、まだ魅力を感じていない。2作目に期待。

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    2026年10月21日
  • ナイフをひねれば

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    シリーズ4作目。
    今回はなんと、アンソニー自身が殺人事件の
    容疑者に‥!これはきっと面白くなると、
    ワクワクしながら読んでみる。

    アンソニーが書いた演劇を酷評した劇評家
    ハリエット・スロスビーが何者かにナイフで
    刺殺される。凶器からアンソニーの指紋が検出され、彼に容疑がかかってしまう。48時間以内に
    真犯人を見つけ出さなければ逮捕、投獄されると
    いう絶体絶命の中、アンソニーは相棒である元刑事ダニエル・ホーソーンに助けを求める‥

    主人公がホーソーンのミステリを書くことに
    耐えかねて、「われわれの契約は終わりだ」と
    絶交を告げた後に、ホーソーンに助けを求める
    アンソニー。結局、アンソニーはホーソーンを
    信頼しているわけで、1作目から比べると、ずいぶん二人は相棒らしくなっていることに気づく。
    ホーソーンは相変わらずの鋭い観察眼と推理力が
    冴え渡り、犯人を追い詰めていく。ただ、今回の
    犯人にはちょっと同情的なところもあった。

    最後、ホーソーンにピンチを救ってくれた
    見返り?に、不利な条件で「覚書」を交わさざるを
    得ない状況に追い込まれたアンソニーに笑った。

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    2026年10月21日
  • タンポポ時計

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    50歳の現在と、8歳、14歳、22歳の時間軸が順不同に語られるのに文章が上手すぎてすっごくわかるの、いまがいつの話なのかが。
    ノスタルジックで、常に危うさがあって、いつ壊れるんだろう、いつこぼれ落ちるんだろうって先がきになって700ページくらいあったのに一気読みだったよ

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    2026年10月19日
  • マーブル館殺人事件 上

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    今度はある作家がアティカス・ピュントシリーズの続編を書くからその編集者をして欲しいと頼まれるスーザン。

    相変わらずの登場人物の多さで…
    まだ上巻だからなんとも言えない。

    個人的にカササギだけで完結でいい気もする。

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    2026年10月16日
  • メインテーマは殺人

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    まるでホームズとワトソンみたい、、とは言い難い2人のコンビミステリ!伏線回収面白い!!絶対犯人当てられないけども‼️

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    2026年10月16日
  • カササギ殺人事件 下

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    上巻で展開していたストーリーが、現実世界で殺された作家の「作中作」だったことに気づく(笑)。 虚構(小説)と現実(著者や編集者の世界)が巧妙にリンクしていく仕掛けやアナグラムなど、ミステリならではの醍醐味に終始ワクワクさせられた。これもシリーズ化されているので続きも読んでいきたい

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    2026年10月15日
  • カササギ殺人事件 上

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    クリスティ作品への愛とオマージュが溢れていて、古き良き英国の雰囲気を存分に味わえた。海外ミステリ好きにはたまらない世界観。誰も彼もが怪しく見えて謎が深まるばかりで、下巻でどんな結末が待っているのか楽しみ。  

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    2026年10月14日
  • カササギ殺人事件 上

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    上巻は登場人物は多いものの、それぞれの人物に特徴があるため、そこまで混乱しなかった。
    最後の終わり方に驚いた。

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    2026年10月12日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    下巻は読み進めるのが苦痛であった。いきなり編集者の話になって戸惑ったこともあるが、どう進んでいくのだろうと疑問に思いながら見た。話の構成は面白かったが、犯人の動機がイマイチだと感じた。また、上巻の話の犯人もカッとなりやすい性格であったが故に起こった事件であり、よく分からなかった。

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    2026年10月12日
  • 殺しへのライン

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    今回は、オルダニー島で開催された小さな
    文芸フェスティバルに招待されたアンソニー(ホロヴィッツ)とホーソーン。そこで殺人事件が起こる。
    前2作に比べるとやや地味目。
    ただ閉鎖的な場所での登場人物達の人間関係や駆け引きが緊張感があって面白かった。
    登場人物達は、相変わらず癖のある嫌な奴ばかり。犯人は人から相当強い恨みを買っていて、
    殺害されても仕方がないような人物だった。

    今回もアンソニーは自分なりに推理を披露しているが見事に的外れな予測をしている。
    自分では良かれと思って動いたことが結果として
    事態をさらにややこしくしてしまい、ホーソーンから皮肉を言われる始末。
    変人そうに見えるホーソーンだが、意外と人に
    受け入れらている。だがアンソニー(ホロヴィッツ)は、それが気に入らない。子どもっぽいアンソニーにちょっと笑えた。

    最後にホーソーンの過去や秘密に迫る意味深な描写があって、謎多き彼の正体がこれから徐々に明かされていきそうだ。

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    2026年10月13日
  • 死はすぐそばに

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    近所付き合いが絡むミステリー
    序盤は登場人物が多いのと、家の配置を確認するのが煩わしかった。
    読む順番間違えたな〜と途中で気づく。
    作者が作中に出てくるのが新鮮だったが、ストーリーの時系列があっちこっちで好みが分かれるな。私はうーんだった。
    水がかかると窓が自動で閉まるという密室殺人のトリックのインパクトに欠けるのと、全員動機があるのはいいが、結局犯人の動機が今ひとつ。巧妙に何手先まで読める人が犯すほどの動機か?そんな頭が切れる人が家売る前に死体を埋めたままにするか?と疑問に思った。
    犯人は最後まで分からず、オリエント急行のような結末なのか、違うのか、というハラハラが後半は良かったが物的証拠や犯人による自供がないのて後味が悪かった。

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    2026年10月08日