山田蘭のレビュー一覧

  • ヨルガオ殺人事件 下

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    イギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツの長篇ミステリ作品『ヨルガオ殺人事件〈上〉〈下〉(原題:Moonflower Murders)』を読みました。
    アンソニー・ホロヴィッツの作品は4年前に読んだ『モリアーティ』以来なので久し振りですね。

    -----story-------------
    *第1位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編 
    *第1位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
    *第1位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇
    *第2位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇

    〈上〉
    『カササギ殺人事件』から2年。
    クレタ島で暮らす元編集者のわ

    0
    2025年03月16日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    イギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツの長篇ミステリ作品『ヨルガオ殺人事件〈上〉〈下〉(原題:Moonflower Murders)』を読みました。
    アンソニー・ホロヴィッツの作品は4年前に読んだ『モリアーティ』以来なので久し振りですね。

    -----story-------------
    *第1位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編 
    *第1位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
    *第1位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇
    *第2位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇

    〈上〉
    『カササギ殺人事件』から2年。
    クレタ島で暮らす元編集者のわ

    0
    2025年03月16日
  • ポピーのためにできること

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    町の小さな劇団員たちとその家族
    医療従事者、法律事務所の関係者など
    いろんな人々が入り乱れ
    メールやメッセージのやり取り
    メモ、テキスト、記事などのみで
    何があったのか?
    を推測しなければならず
    事件の核心になかなかたどり着けなくて
    もどかしかった。
    でも、そのじっれったい感じと
    個性的な面々が謎をより深め
    いや、実はこの人物が黒幕では?
    と疑いが何度も揺らめいたりして
    最後までページをめくる手が止まらなかった。

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    2025年03月12日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    面白かった。
    アンソニー自身が容疑者ということもあり、緊張感があって最後まで飽きずに読み進められた。
    真犯人や動機そのものについてはそこまでの驚きはなかったけど、容疑者たちに話を聞きに行く度に自分に不利な証言などが出てくるアンソニーが気の毒でその焦りやいらだちが共感できて面白かった。

    0
    2025年03月11日
  • ガリバー旅行記

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    小人の世界に行く話しか知らなかったけど。
    他の話の方が好みのものが多かった。
    どの世界にも繋がるところがあったのが良かった。
    自分は何者なのか、人間とは何なのか。

    特に最終章はかなり鋭くきつい内容だったがそれがこの本を有名にしたのだろう。
    ただのおとぎ話ではなく政治や哲学に通づるメッセージ性を感じられて良かった。

    見た目や人種で騒いでいる今の世の中こそ読むべき。

    0
    2025年03月11日
  • カササギ殺人事件 下

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     面白かったです!

     上巻は当初、作中作が中々進まず、しばらく積読状態で、時々、少しずつ読み進めていました。しかし、アティカスが動き出した辺りから、スルスルと読めました。

     下巻に入り、さぁ!犯人は誰!?
    とワクワクしながら読むも、急に現実世界のターンへ。作中作の話は一旦保留となり、モヤモヤ。

     …していましたが、現実世界の話も、どんどん面白くなり、一気読み、まさかの展開へ!
     そして、最後は、きちんと作中作も終わり、2倍のスッキリ感があり、読み応えがありました。

     作中作は上巻の展開から、犯人の目星はついていましたが、まさかあの人だとは…。アティカスの推理ショーは、なるほど!なるほど

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    2025年03月09日
  • 死はすぐそばに

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    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ5作目。今回は、ホーソーンが関わった過去の事件、高級住宅地での殺人について小説に書き起こす。どんな結末を迎えるのか疑問を持ちつつ読み進めたが、期待以上の展開に脱帽せざるを得ない。最後は物悲しく、また感動さえ覚える。「謝辞」までしっかり目を通してほしい。

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    2025年03月06日
  • 死はすぐそばに

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    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第五巻。

    テムズ川沿いの高級住宅地で、ヘッジファンドマネージャーの男性が殺された。正面からクロスボウの矢で喉を射抜かれて。リバービュー•クロースは塀に囲まれていて、部外者の侵入とは思えない。そして被害者は、近隣五軒の住人全てとトラブルを抱えていた。解決困難な事件に、ダニエル•ホーソーンとジョン・ダドリーが招聘されて…。

    …と、ここで「え?ダドリー?」
    そう。ホロヴィッツはホーソーンと組んで『犯罪ノンフィクション』を書いてきた。ところがホーソーンが警察から依頼されるような複雑な殺人事件はそうは起きないのだ。出版エージェントから新作をせっつかれたホロヴィ

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    2025年03月02日
  • 死はすぐそばに

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    アンソニー・ホロヴィッツが、ホーソーンと一緒に事件を解決したわけではないが、2人のやりとりが面白い。
    犯人っぽい人が犯人だったが、その後の展開が衝撃だった。
    面白い!!

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    2025年02月28日
  • カササギ殺人事件 上

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    余韻を残す場面の切り替え、登場人物のキャラクターの表現がアクセントになり、心地良いリズムで話が進行していきます。下巻が楽しみ。

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    2025年02月25日
  • 死はすぐそばに

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    シリーズ5作目の本作。
    あれ?なんかいつもと違う……と思いきや、今までは現在進行系の事件を一緒に追っていたのに対して、本作では過去にホーソーンが扱っていた事件を本に纏めるというもの。ホロヴィッツの前にホーソーンの相棒を務めていた人が出てきたり、過去の事件も、現在の関係性も含めて楽しめました。謎めいているホーソーンだけれど、過去を振り返ってみても謎は謎のまま。とはいえ、ほんの少しだけホーソーンの新しい一面が見れた気がしています。

    0
    2025年02月25日
  • ナイフをひねれば

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    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第四巻

    ホーソーンの秘密主義に耐えかねたホロヴィッツはコンビ解消を申し渡す。ところがその翌週、ホロヴィッツは身に覚えのない殺人容疑で逮捕されることに。しかもよりによって、第二巻で因縁のあったカーラ警部の手で。証拠の品は全て、ホロヴィッツが犯人であることを裏付けるものばかり。誰かにはめられたのか?それとも…。

    第一巻、第二巻と王道の"犯人当て"が続いて、第三巻はクローズド•サークルの極み"孤島の殺人事件"だった。そして第四巻の本作は、まさかの"語り手が容疑者"もの。つまり、『読者には容疑者が犯

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    2025年02月24日
  • カササギ殺人事件 上

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    ネタバレ

    イギリスの村で起きた事件に外国人探偵が挑む。

    お屋敷の家政婦が亡くなった。続いてお屋敷の主人が亡くなった。容疑者は主人の妻、家政婦の息子、その恋人、はたまた村の牧師、医師、骨董品屋? 名探偵ピュントが謎を解き明かす。

    クリスティを思わせる作品舞台に一気に引き込まれた。いわゆる"おきゃんな"若い娘や固い仕事をしている女性、お屋敷の"不幸な"ご婦人にその恋人。イギリスでは外国人である名探偵アティカス・ピュントは自信に満ちている。しかしそのピュントが余命わずかだというのもスリリング。

    最後でピュントは謎を解く鍵を得たと宣言。家政婦ブラキストンを殺したのは

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    2025年02月23日
  • 殺しへのライン

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    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第三巻。

    最初の事件を扱った「メインテーマは殺人」の出版を目前にした二人。プロモーションのためにブックフェスへ参加することになる。場所はチャンネル諸島(イギリス海峡にあるが、位置的には限りなくフランスに近い。シェルブールの近く)のオルダニー島。小さな島は、海底ケーブル事業を巡る賛否で対立が起きていた。そしてブックフェスのスポンサーが死体で発見されて…。

    昔からよくある"隔絶された孤島で起きた殺人事件を、偶然居合わせた探偵が推理する"というパターンを堂々とやっている。しかし、前巻までの流れでブックフェスに参加しているのだから&quo

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    2025年02月22日
  • カササギ殺人事件 上

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    普通のミステリーと思って犯人を当てようと読み進めていたら驚き
    物語構成が斬新で、上巻は飽きかけたけど一旦上下巻読んで欲しい

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    2025年02月21日
  • メインテーマは殺人

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    面白かった!
    辻褄合わせが見事で、モヤモヤが残らないのが良い。
    ホーソンの気難しい人間性の描写も分かりやすくて良かった。(脳内でホーソーンの顔はゴッホが浮かんでた)

    シリーズ2作目も読んでみたい。

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    2025年02月17日
  • その裁きは死

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    「メインテーマは殺人」に続くホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第ニ巻。本作も古典的な"フーダニット"ものとして完成度が高い。面白い。

    離婚専門の弁護士が殺され、壁には謎の数字が書き残されていた…って辺りから既にホームズっぽさ満載。事件を追うホーソーンと著者本人が、見るからにホームズ&ワトソン。二人が事情を聴く関係者は一人残らず怪しいし、捜査を担当する警部も癖のある人物。よくこれだけ多くの人物を登場させて、複雑に絡み合わせることができるものだと感心します。

    そして、最大の謎なのは主人公の探偵役であるホーソーンその人。ここまでの2冊で、何やら不可思議な私生活の

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    2025年02月15日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    まさか劇中作が続くというか、まるまる一冊書いてしまっているのにまず驚いた。これ別の作品にして出せるじゃん?てなった。どちらかというと劇中作のほうが好みだったかなあ。トリックというか、作品内の文中にいろんな要素を散りばめるのは、凄いアイデアだけど、性的な話題が多かったのがあんまり得意じゃなかったなーって印象。人を信じやすい優しい子って裏返すとまあ、ああいう印象になるよねってのは犯人と同じ気持ち。でも托卵は良くないよね…。話全体は面白かっただけに、キャラの印象があまり良くないのが残念。

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    2025年02月09日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    ネタバレ

    どうやら続き物だった模様。でもキャラの関係などをほのめかす描写も多いので、初の人間でも十分…に読めるかなあ。その人の作品スタイルにハマるのに、今回は物凄く時間がかかった。殺人事件、失踪事件、それをお金目当てに追いかける元編集者。今のところ怪しい人たちばっかりで、誰が犯人とか全然分からない。しかも急に作中で新しい小説が始まってびっくりした。海外のって凄いなあ。

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    2025年02月08日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    1冊で二つのミステリーを楽しめます。その分登場人物が多く、しかも名前が分かりにくいので、読むスピードはあがらず。後半に畳み掛けるように謎解きが進む感じはオーソドックスなスタイルでかなり楽しめます。

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    2025年02月07日