山田蘭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツの長篇ミステリ作品『ヨルガオ殺人事件〈上〉〈下〉(原題:Moonflower Murders)』を読みました。
アンソニー・ホロヴィッツの作品は4年前に読んだ『モリアーティ』以来なので久し振りですね。
-----story-------------
*第1位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編
*第1位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
*第1位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第2位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
〈上〉
『カササギ殺人事件』から2年。
クレタ島で暮らす元編集者のわ -
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イギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツの長篇ミステリ作品『ヨルガオ殺人事件〈上〉〈下〉(原題:Moonflower Murders)』を読みました。
アンソニー・ホロヴィッツの作品は4年前に読んだ『モリアーティ』以来なので久し振りですね。
-----story-------------
*第1位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編
*第1位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
*第1位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第2位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
〈上〉
『カササギ殺人事件』から2年。
クレタ島で暮らす元編集者のわ -
Posted by ブクログ
面白かったです!
上巻は当初、作中作が中々進まず、しばらく積読状態で、時々、少しずつ読み進めていました。しかし、アティカスが動き出した辺りから、スルスルと読めました。
下巻に入り、さぁ!犯人は誰!?
とワクワクしながら読むも、急に現実世界のターンへ。作中作の話は一旦保留となり、モヤモヤ。
…していましたが、現実世界の話も、どんどん面白くなり、一気読み、まさかの展開へ!
そして、最後は、きちんと作中作も終わり、2倍のスッキリ感があり、読み応えがありました。
作中作は上巻の展開から、犯人の目星はついていましたが、まさかあの人だとは…。アティカスの推理ショーは、なるほど!なるほど -
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ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第五巻。
テムズ川沿いの高級住宅地で、ヘッジファンドマネージャーの男性が殺された。正面からクロスボウの矢で喉を射抜かれて。リバービュー•クロースは塀に囲まれていて、部外者の侵入とは思えない。そして被害者は、近隣五軒の住人全てとトラブルを抱えていた。解決困難な事件に、ダニエル•ホーソーンとジョン・ダドリーが招聘されて…。
…と、ここで「え?ダドリー?」
そう。ホロヴィッツはホーソーンと組んで『犯罪ノンフィクション』を書いてきた。ところがホーソーンが警察から依頼されるような複雑な殺人事件はそうは起きないのだ。出版エージェントから新作をせっつかれたホロヴィ -
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ネタバレイギリスの村で起きた事件に外国人探偵が挑む。
お屋敷の家政婦が亡くなった。続いてお屋敷の主人が亡くなった。容疑者は主人の妻、家政婦の息子、その恋人、はたまた村の牧師、医師、骨董品屋? 名探偵ピュントが謎を解き明かす。
クリスティを思わせる作品舞台に一気に引き込まれた。いわゆる"おきゃんな"若い娘や固い仕事をしている女性、お屋敷の"不幸な"ご婦人にその恋人。イギリスでは外国人である名探偵アティカス・ピュントは自信に満ちている。しかしそのピュントが余命わずかだというのもスリリング。
最後でピュントは謎を解く鍵を得たと宣言。家政婦ブラキストンを殺したのは -
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ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第三巻。
最初の事件を扱った「メインテーマは殺人」の出版を目前にした二人。プロモーションのためにブックフェスへ参加することになる。場所はチャンネル諸島(イギリス海峡にあるが、位置的には限りなくフランスに近い。シェルブールの近く)のオルダニー島。小さな島は、海底ケーブル事業を巡る賛否で対立が起きていた。そしてブックフェスのスポンサーが死体で発見されて…。
昔からよくある"隔絶された孤島で起きた殺人事件を、偶然居合わせた探偵が推理する"というパターンを堂々とやっている。しかし、前巻までの流れでブックフェスに参加しているのだから&quo -
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Posted by ブクログ
「メインテーマは殺人」に続くホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第ニ巻。本作も古典的な"フーダニット"ものとして完成度が高い。面白い。
離婚専門の弁護士が殺され、壁には謎の数字が書き残されていた…って辺りから既にホームズっぽさ満載。事件を追うホーソーンと著者本人が、見るからにホームズ&ワトソン。二人が事情を聴く関係者は一人残らず怪しいし、捜査を担当する警部も癖のある人物。よくこれだけ多くの人物を登場させて、複雑に絡み合わせることができるものだと感心します。
そして、最大の謎なのは主人公の探偵役であるホーソーンその人。ここまでの2冊で、何やら不可思議な私生活の -
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