山田蘭のレビュー一覧

  • ヨルガオ殺人事件 下

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    例によって、作中作があり、この作中作が力作すぎて、それを読み終える頃には、もはや本編の内容を忘れてしまっていました!なので、本編が再開しても、本編の内容を忘れてしまっていて、思い出すのに苦労しました。その本編。話が進むにつれて、怪しい人が増えてきて、おもしろかったと思います。ただ、最後の謎ときは、強引とまでではありませんが、推測に過ぎないところで推理を披露してしまっている点が個人的にはかなり残念で、正直、論理的でないなぁと感じました。後から調べると証拠はたくさん出てくるんですがね。

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    2026年03月17日
  • タンポポ時計

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    700ページは長かった!
    もうちょっと縮められてたら星5だった。
    学生時代が懐かしくなるような内容はすごく刺さりました。
    みんな平等で、大人になった今と違った感性で物事をみていて良い時代だったな、とつくづく。

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    2026年03月15日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    カササギ殺人事件同様、ひとつの物語に2つ入っている方式で。

    愚行の代償に入った途端、ページが進む進む。

    で、両方の犯人は誰なのさ?下巻へ続く。

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    2026年03月14日
  • ナイフをひねれば

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    ホロヴィッツが書いた劇を酷評した劇評家が殺された。
    逮捕されたのはホロヴィッツ。
    自分を救ってくれるのはホーソーンしかいない。
    ホーソーンとホロヴィッツシリーズ第4弾。
    *
    シリーズの中で一番読みやすかった。
    スピード感もあったように感じる。
    どこまでも貧乏くじを引いてしまうホロヴィッツが気の毒で、でもホロヴィッツ自身が書いているからこそ面白く読めてしまう。
    『カササギ殺人事件』のことがちょいちょい出てくるのでワクワクが一層掻き立てられる。
    そして、読みながらずっとクリスティの『象は忘れない』が頭をチラチラよぎった。
    クリスティの匂いがするのはうれしい。
    ホロヴィッツ作品をやめられないところでもある。

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    2026年03月11日
  • マーブル館殺人事件 上

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    ロンドンでフリーランス編集者として再出発したわたし、スーザン・ライランドのもとに、意外な仕事が舞いこんできた。名探偵<アティカス・ピュント>シリーズを若手作家が書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿をよんだわたしは、書き手が新作に何か企みを仕掛けているのを感じるー。『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に続くシリーズ第3弾!
    ー以上文庫うらすじより


    感想は文庫下巻に。

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    2026年03月08日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    ホーソーン意地悪なようで優しい。
    最後の最後でなんでそんな風に犯人を明かしたのかもわかって良かった。
    なんだかんだですごく仲良くてわかりあってる二人なのかしら?!

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    2026年03月06日
  • 殺しへのライン

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    安定して面白い。謎がいっぱいあって、次々にそれが判明していくので退屈しない気がします。関係ある謎関係ない謎の判断がつかないので惹きつけられますね。前作の方が好きだったのでこの評価です

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    2026年03月06日
  • マーブル館殺人事件 上

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    カササギとか死はすぐそばにとかの時は入れ子構造に戸惑って読み進めるのに苦労したけど、今回のは比較的スラスラ読み進められた!(慣れてきた?)

    今後の展開も気になるし、この勢いで後半も読むぞ〜

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    2026年03月05日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    久々のホロヴィッツ作品。何がそう感じさせるのかはわかりませんが、やはり読んでみて最初から、本格もののにおいがします。まだ結末が見えないのでなんとも言いようもないのですが、今作でももはや恒例の作中作があり、2作分考えないといけないのに、すごいなぁと感心しました。この作中作のどこに、本編の話のヒントが隠されているのかの謎解きが楽しみです!

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    2026年02月23日
  • メインテーマは殺人

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    ミステリとしては面白かった。
    どの情報が大事でどの情報が寄り道なのかが難しいくらい、色々情報が多かった。めちゃくちゃ追ったところが実は全然寄り道だった!みたいなのを何度か経験させられた。たぶんこれは作者の術中なんだろうな。読み返すのが楽しいタイプの本なのかな。
    とはいえ登場人物の性格が……。ホーソーンは説明不足のくせして当たりがキツいし、主人公は主人公で的外れだったりとにかく出し抜こうってしてて、コンビなのにギクシャクしてるというかピリピリしてるというか……。見てられないよ〜という気持ちに何度かなってしまった。ちゃんと話し合いをしなさい……他人同士なんだから……。
    これシリーズものだよね?ここから仲良くなれますか……?なれませんか……?

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    2026年02月20日
  • メインテーマは殺人

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    知らないうちに作者の術中にハマっている。現代が舞台なのにクリスティーやドイルを読んでいるような懐かしい読後感でした

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    2026年02月18日
  • メインテーマは殺人

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    「メインテーマは殺人」というストレートな題名に惹かれて手に取りましたが、その期待を遥かに超える重厚な読書体験でした。
    殺人に至るまでの不穏な空気から、複雑に絡み合う謎が解き明かされるラストまで、展開の密度が非常に高く、長い物語でありながら一瞬たりとも飽きを感じさせません。随所に散りばめられた手がかりが、最後には一つの鮮やかな真実へと結びつくカタルシス。長編ミステリーの醍醐味を凝縮したような、

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    2026年02月18日
  • メインテーマは殺人

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    設定が面白い。
    実際の出来事や、人物がじゃんじゃん出演。

    少しこの長さにしては内容が薄い気がしたけれど、ダニエル・ホーソーンの成長が楽しみなシリーズ1作目だった。

    犯人には1ミリも同情できなかったし、感情移入も出来なかった。
    すごく自分本位で、家族に対して語った5行程は本当に胸糞悪かった。

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    2026年02月08日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    導入があまり好みじゃなかったけど、上巻後半からの『アティカス・ピュント愚行の代償』に入ってからは、ページを捲る手も、わたしのドライアイも止まらない。
    作中作、前作『カササギ殺人事件』もそうだったけど、1作で二重に楽しめて嬉しい。
    ただ、このシリーズ、登場人物がみんな自分勝手過ぎて。好きになれる人がいないのが残念。

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    2026年02月08日
  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    ほぼメール、書簡形式で綴られ、地の文が一切ない奇作『ポピーのためにできること』が記憶に新しいジャニス・ハレット第二弾。

    今回は前回よりもだいぶ読みやすい。
    相変わらず地の文はないが、メールや書簡のような一方向的な語りの占める割合は低く、メッセージングアプリでのやりとりやインタビューの文字起こしの体をとった双方向の会話が主体なので、戯曲を読んだばかりの自分的には現代風戯曲のように感じた。
    ジョセフ・ノックスの『トゥルー・クライム・ストーリー』に寄った感じ。

    18年前に発生したカルト信者達が起こした集団自殺事件。
    当時、危うく被害を免れた赤ちゃんが成年になるタイミングの今をきっかけに、新たな切り口で事件を追った犯罪ノンフィクションを手掛けようとする主人公のアマンダ。
    知人友人、そのつてを辿った関係者たち、連絡先のわかる参考になりそうな人々、手当たり次第に接触し、インタビューを行い赤ちゃんの行方を追うが。。。

    食い違う証言、ことごとく表面的な発言としてしかわからないアマンダの心情、断続的場面転換の連続。
    行間を読み想像を膨らませていくのが読みどころか。

    アマンダの強引さ、したたかさと執着っぷりにやや反感を感じ、本来だったら主人公に共感できないということで没入感を損なう弊害になりそうなところ、形式上少し遠い存在であることがそれを和らげている気がする。

    次第に公表されている内容とは異なる真実がありそうな予感を携えつつ、迎える転換点は中々。
    ちょっと腑に落ちない点はあるにせよ、うまく違う解を混ぜ込ませたなという力作。

    このミス2026年版海外編第8位。

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    2026年02月08日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    やっほー。「アルパートンの天使たち」 (集英社文庫)を読もうと思ったんだけど、Janice Halettの先に翻訳されていた本書を先に読んでみたの。
    本書の原題は「The Appeal」(2021)、今は亡き「翻訳ミステリー大賞」の第14回(2023)にノミネートされているの。解説には第二作として「The Twyford Code」(2022)って書いてあるんだけど、次に「アルパートンの天使たち」 として翻訳されたのは第三長編(?)の「The Mysterious Case of the Alperton Angels 」(2023)だったみたい。びっくり!

    メールやチャットで構成されているからか、翻訳読みやすくて、こんな感想になっちゃった、ごめんね。

    アガサ・クリスティ風味という評判はあったってる。ちょっと怖くなっちゃった。ちょっとね。

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    2026年01月30日
  • 死はすぐそばに

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    ネタバレ

    ホーソーンシリーズ5作目。
    これはまた今までとは趣向の違った作品でよかった。
    ホーソーンの過去の事件をホロヴィッツが掘り起こしていく流れ。
    ホーソーンの前の相棒に対してやきもちを焼いているようにも感じて少しくすっとなった。
    早く続きが出ることに期待!

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    2026年01月29日
  • 死はすぐそばに

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    面白かった!今までで1番かも。
    登場人物の裏の顔が見えてくると、話がまた違う方向へ。伏線の置き方が絶妙でした。
    ホーソーンの秘密がまた解明された。次が楽しみ。

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    2026年01月28日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    前作の「殺しへのライン」より展開がおもしろかった。
    まさかホロヴィッツが警察に追われる立場になるとは!ホーソーンの謎はまだ明らかにはならずにうずうずしてしまう。

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    2026年01月27日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    上巻は愚者の代行パートに入ってから読むのに何日もかかり、下巻に進むかどうか迷うほどだった(笑)。
    けど、読み始めたら不思議とスラスラ読み終わり、展開にスッキリ〜!
    前作から感じていたんだけど、この作品の登場人物たちって全て「推理」のために動かされてる駒のようにしか見えなくて(フィクションだから当たり前なんだけど)、
    キャラクターの余白を感じられず、魅力がなくて残念。
    アンドレアスだけが唯一自分の意思を持って動いているような……。

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    2026年01月24日