山田蘭のレビュー一覧

  • 殺しへのライン

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    『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンとわたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひとりが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。

    未読のままだったので、シリーズ3作目から読んでみた。巧みな伏線が解消されていくのを味わえるのは、快感である。

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    2024年12月30日
  • 殺しへのライン

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    今作は謎解きを楽しむというより、ホーソーンの謎に迫るためのお話って感じ。
    事件が起きるまでがちょっと長め。

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    2026年01月13日
  • ポピーのためにできること

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    情報量多すぎて、途中からかいつまみ読みにシフトチェンジ。なんとかラストに辿り着いたけど、この作風は勘弁して、、。体力使いすぎて疲れます、、。最初からあやしかったんだよ。最後の彼のメール、あんなんで納得する?そして、冷え冷えとするラストのメールも、屈託ないだけに末恐ろしさを感じました。事件の根底を意識しつつこれだけ大量のやり取りを作り上げる作者には舌を巻きますが、やっぱり内容のベースラインはしっかり書き込んでくれてる方が読みやすいし健康にも良いです。

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    2024年12月24日
  • 殺しへのライン

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     安定の面白さ!
    謎解きはもちろんですが、
    アンソニーのお間抜け?なところもクスッと笑えてどんどん先を読みたくなります。

     ホーソーンの謎も深まるばかり。
    今後の展開も楽しみです。

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    2024年11月13日
  • 殺しへのライン

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    探偵ホーソーンと作家アンソニーが文芸フェスに参加するために訪れたオルダニー島で殺人事件が起こる。被害者はフェスのスポンサーでもあり、送電線を敷く計画を立てている会社のCEO。容疑者はフェス参加者と、島で送電線を敷く計画に反対している島民たち。ホーソーンと因縁のあるアボットも島にいて、一悶着ありそうでドキドキする。ホーソーンは真相を導き出すのが仕事で、同情の余地があったとしても見逃さないというのが徹底している。個人的には右京さんのようなイメージ。

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    2024年11月08日
  • ポピーのためにできること

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    面白い。
    ほぼ全編、メールなどのやりとりで展開されていく。異色の、でも現代的なミステリ。
    はじめは面食らうが、中にすごく変なやつがいて、なんだこいつ?と思っているうちに、引き込まれていく。

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    2024年11月05日
  • 殺しへのライン

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    シリーズが進むにつれ、ホーソーンという人物の謎も深まるばかり。起きたばかりの殺人事件を解決するミステリー、ホーソーンという元刑事の謎とも複雑に絡み合う二重構造になっている。
    ミステリーとしても面白いけれど、キャラクターもとても魅力的。
    ホーソーンのドラマ化も観たい。
    現代のアガサ・クリスティのようで、素晴らしく面白い。

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    2024年11月03日
  • 殺しへのライン

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    シリーズ3作目。
    文芸フェスのためにオルダニー島を訪れた、ホーソーンとホロヴィッツ。
    フェスが開催される中、関係者が殺された。
    ホーソーンの謎解きが始まる。
    *
    第二次世界大戦の遺構がある暗い印象の島に、一癖も二癖もある登場人物たち。
    あちこちに散りばめられた、意味があるのかないのかの事象。
    それらがあとから一直線にスッとつながる爽快感が素晴らしい。
    *
    今回、オルダニー島という場所を初めて知った。
    物語の中では、景勝の美しさや島民たちの気質などが描かれていて、冒頭にあるように、ホロヴィッツのこの地への愛情が感じ取れる。

    素晴らしい景観の島の中、人間的魅力に満ちた登場人物たちがパーティをしたりいがみ合ったりしている映像が頭に浮かんできた。
    相変わらずアガサ・クリスティをどこか彷彿とさせて、やっぱりアンソニー・ホロヴィッツはすごいと唸った。

    ホーソーンの謎がまた新たになって、ちょっとモヤりながら次作も楽しみに読みたい。

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    2024年11月02日
  • 殺しへのライン

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    ネタバレ

    ホーソーンシリーズ3作目。ひなびた田舎の孤島で行われる文芸フェスに出向くホーソーンとホロヴィッツ。そして起こる殺人事件(起こらなければ小説にならない)

    王道正統でクラシカルな謎解き。今回もがっつり満喫させていただきました。しっかりかつきちんと張られる伏線、意外なのに得心が行く謎解き、犯人候補の意外な正体…どれもこれも十分満足できる要素で、構成もさすがの円熟味感。

    前2作が凄すぎて若干影が薄いようにも感じたが、十分満足の出来。次回作以降も王道クラシカルなミステリーを堪能させて欲しいし、期待を裏切られることはないだろうと思う。

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    2024年09月16日
  • その裁きは死

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    前作はアガサクリスティーみたいだったけど、今作はコナンドイルがテーマなのかな?(前作読んでから日が経ったので曖昧だけど)

    最近カササギ殺人事件がドラマ化されて、作者の作品を久しぶりに読みたくなったので購入。
    「メインテーマは殺人」よりも読みやすかったかな。
    ホーソーンのセリフにもホームズの名台詞が使われてたりして、面白かったです。

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    2026年01月13日
  • 殺しへのライン

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    ホーソーンシリーズの第3作

    ホロヴィッツの見当違い推理が物語に良い効果を出しているし、かわいい。
    ホーソーンの謎が深まり、一冊一冊完結のミステリではあるが、仄暗い印象を持たせたまま、終わられるので早く、続編が読みたくなる。

    おすすめ!

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    2024年09月06日
  • ガリバー旅行記

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    初めて原書の翻訳を読んだ。
    巨人と小人の国、ラピュタしか知らなかったが、最終章が本書を名著たらしめていると感じた。

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    2024年04月16日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    劇団の主催者マーティンには難病の孫娘ポピーがいた。
    ポピーのための募金活動を開始したが、この活動がとある事件の幕開けとなる。
    ある事件の関係者のメールや関係資料を読みつつ事件の概要やフーダニットを推理していく。
    捜査資料、供述調書、メール、新聞記事などで構成されたミステリー。

    ・感想
    700ページと中々ページ数があったけど面白くて3日で読んだ。
    登場人物が多いし、みんな信用できないしでどう話が展開していくのかドキドキしながら読んだ。
    犯人はわからなかったけど本当はいない人とか正体偽ってる人とかは大体わかった!
    最後がホラーすぎて怖かった…。

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    2024年03月03日
  • ポピーのためにできること

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    次々に異なる登場人物が出てくるのでページを行ったり来たりしながら読んだ。長さ故、個人的には途中で少し間延びしてしまったが、小説のほぼ全てがメール、WhatsApp のやりとりで進行していく中に、謎が散りばめて隠されており、読み応えのある作品だった。

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    2023年12月31日
  • ナイフをひねれば

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    手を出す時が来たか!ホロブィッツシリーズは今の所全部読んでいます。新作が出るのがたのしみでしたが、前作が自分の中では今一つで気乗りしませんでした。読み始めるとホーソーンと何やら仲違いしてるし。殺人犯に仕立てられるし。なにやら面白そう。ホーソーンの過去も段々分かる箇所も出てきて。また新作が待ち遠しくなってしまいました。

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    2026年10月29日
  • カササギ殺人事件 下

    あ

    ネタバレ 購入済み

    あ

    面白かったです。ミステリーがふたつあって倍楽しめた気がします。始まりが不穏だったのでいろいろあったけど主人公の編集者さんがハッピーエンド?でよかったです。

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    2023年09月08日
  • カササギ殺人事件 上

    あ

    購入済み

    あ

    初めて読む作家さんです。主人公は小説を読んでいる人なのか小説の登場人物なのかまだよくわかりませんし、小説の中の物語も解決してなくて続きが気になります。

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    2023年08月21日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    なんとなく読み始めたら止まらなくなった
    5時間で読み終わった。

    アガサクリスティーの作品や、宮部みゆきの『理由』を読んだ時と同じ感覚で読み進めてとても面白かった。

    舞台はイギリスの街でアマチュア劇団を主催する一家の孫娘ポピーが難病にかかったことから始まる。ポピーの病を治すために、一家が大規模な募金活動を始めることで、物語が動き出す。
    メールや手紙の形をとってたくさんの登場人物の心理描写や状況が描かれていくのが面白い。誰が死ぬのか?中心人物は誰なのか?明かされないままどんどん話が進んでいく。
    人が死ぬのがかなり後半になってからなのに、中弛みを感じる部分は少なかったのは途中に散りばめられた謎の人物からのイタズラメールや登場人物の裏の顔を知る第三者からの電話などが挟み込まれていたからかもしれない!

    最後には、ネットを全く使わずこれまで他人のメールの中にしか出てこなかった劇団の看板女優ヘレンが代理ミュンヒハウゼン症候群であることが明かされた。話の流れとして納得はできるが、最後は急足で物語をたたんでいるようだった。ヘレンの過去やポピー自身の話をもっと読みたかった。
    また、途中差し込まれていたティッシュ医師の弟の件は結局有罪で活動家と言いながら現地の助けを求めてきた女性や子どもを傷つけていたことが後半になってわかる。話のメインではないし、"人は言葉の裏に別の世界をもてる"ということを伝えるためのストーリーだったんだろう。個人的に、弟のダンがどうして酷いことに手を染めたのか?家族にはどう誤魔化していたのか?裁判はどのように行われたのか?をもっと読みたかった。

    特に感情移入したのが劇団にも職場にも馴染めないイザベラ(イッシー)だった。彼女の秘密としてローレンという架空の友達に罪をなすりつけたり、話し相手としてメールを送っていたことが明らかになる。それはとても孤独なことで、彼女は被害者なばかりではなく相手にストーキングまがいのことをしたり嘘をつく面もある。弁護士がイッシーのことをサバイバーと言ったことが忘れられない。壁を乗り越える力をつけてきたサバイバーと、全てから逃げることで自分を改善せずに壁の抜け道を探して生きてきたサバイバーの違いは大きい。
    集団に馴染めないことを解決するために話を聞いてくれる人に執着したり、頼まれてもいないことを周りに確認せずどんどん進めてさらに人が離れていく様子は見ていて辛い。最終的に彼女がスポットライトを浴びるために、また、その地域で権力をもつ一家に貸しをつくるために自白までするほど彼女は何者かになりたかったんだろうと思う。
    保釈後のメールでは、次は自分を助けてくれた司法修習生に執着し始めている。
    これは自分にも言えることだが、何においても不器用でやることなすこと批判されると、人が気まぐれに褒めてくれたことや優しくしてくれたことを自分の気持ちと関係なく人生の指針にしてしまう。それは自分が無いことでもある。イッシーはかつてどんな子供時代を送ったんだろう。彼女には他人に執着しない人生を送って欲しい。




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    2023年08月13日
  • ガリバー旅行記

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    知っているようで知らなかった原作。目次に「ラピュタ」や「日本」が出てきていて俄然興味が沸きつつ、文章量に圧倒されつつ、読みました!小人と巨人の国の話しか知りませんでしたが、こんなにも風刺が効いている作品だったとは・・・・・・!!面白かったです!

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    2023年07月22日
  • ポピーのためにできること

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    殺人が起こることは分かっている上で、えんえんとメールのやり取りが続いていく。
    ポピーの病気のための募金が詐欺紛いの資金集めらしいことはすぐにわかるが、疑わしい状況が何ら変わらないのでいささか飽き始め、誰がなりすましだ存在しない人物だと考えながら読み進み、あっと驚く最後のイッシーベックの自白。
    最後の新聞記事で少しホッとし、イッシーのメールでぞっとした。

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    2023年06月24日