山田蘭のレビュー一覧

  • その裁きは死

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    「メインテーマは殺人」に続くホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第ニ巻。本作も古典的な"フーダニット"ものとして完成度が高い。面白い。

    離婚専門の弁護士が殺され、壁には謎の数字が書き残されていた…って辺りから既にホームズっぽさ満載。事件を追うホーソーンと著者本人が、見るからにホームズ&ワトソン。二人が事情を聴く関係者は一人残らず怪しいし、捜査を担当する警部も癖のある人物。よくこれだけ多くの人物を登場させて、複雑に絡み合わせることができるものだと感心します。

    そして、最大の謎なのは主人公の探偵役であるホーソーンその人。ここまでの2冊で、何やら不可思議な私生活の一端が少しだけ見えて来たけれど、まだまだ分からないことだらけ。これが本シリーズの縦糸になっている。
    現在、5冊目まで出ているみたい。続巻も読もう。

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    2025年02月15日
  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    真実はいつもひとつ!ではない話し。
    登場人物が多くしかも複雑なのだが、混乱することなく読めた。
    できるなら一気読み推奨。



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    2025年01月18日
  • アルパートンの天使たち

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    ポピー、は辛かったけれど、こちらはのめり込んで読めました。どうなるんだろう、とワクワクしたけれど、バタバタと片付いていって若干の肩透かし感が。ラストも衝撃的、とまでは響かず。

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    2025年01月17日
  • 殺しへのライン

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    シリーズ3作目。
    すっごく面白かった!
    文芸フェスで起こる、孤島ミステリものというだけでわくわくする。飛行機に乗って、風光明媚な場所で、あちこちで文芸フェスのイベントがある。
    後半はパズルのように、登場人物たちの見えなかった人間性がパタパタと裏返っていく。
    ちょっとした日常的なことが、穏やかながらぞくっとした真実に繋がるのもお見事!

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    2025年01月11日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    今回もまた犯人を当てれず…でもこれが楽しい。
    5作目も読みたいのだけれど、楽しみなあまり最新刊を読まずにまだ取っておきたいという気持ち。
    ホーソーンという人間がわかってきたようで、まだまだ謎だらけ。
    ガツガツとホーソーンに踏み込もうとする作中のホロヴィッツに、毎度ヒヤヒヤさせられている。

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    2025年01月06日
  • その裁きは死

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    翻訳物は人名と地名で苦戦してしまいます。ホロヴィッツがミスリードし、ホーソーンが導いていくスタイルなので、少しまどろっこしい感じがします。この辺りはトラディショナルなミステリーという感じがします。登場人物に感情移入がしづらい点も難点ですが、ストーリー展開は堪能できます。

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    2025年01月04日
  • ナイフをひねれば

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    人が何かをするには必ず意図がある。
    しかし、その意図した通りに行くとは限らない。
    その結果が思わぬ証拠とつながり、意図しない犯人が出来上がる。
    状況証拠がいかに脆弱であるかを、ホーソーンは周りの焦燥も気にせず、紐解いていく。
    今回は、あっと言わせるトリックもなく、大立ち回りもないが、真実と正義が絶対的なものではなく、人の心や視点次第でいくらでも変わり得ることをこの物語は教えてくれる。

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    2025年01月01日
  • 殺しへのライン

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    『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンとわたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひとりが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。

    未読のままだったので、シリーズ3作目から読んでみた。巧みな伏線が解消されていくのを味わえるのは、快感である。

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    2024年12月30日
  • 殺しへのライン

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    今作は謎解きを楽しむというより、ホーソーンの謎に迫るためのお話って感じ。
    事件が起きるまでがちょっと長め。

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    2026年01月13日
  • ポピーのためにできること

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    情報量多すぎて、途中からかいつまみ読みにシフトチェンジ。なんとかラストに辿り着いたけど、この作風は勘弁して、、。体力使いすぎて疲れます、、。最初からあやしかったんだよ。最後の彼のメール、あんなんで納得する?そして、冷え冷えとするラストのメールも、屈託ないだけに末恐ろしさを感じました。事件の根底を意識しつつこれだけ大量のやり取りを作り上げる作者には舌を巻きますが、やっぱり内容のベースラインはしっかり書き込んでくれてる方が読みやすいし健康にも良いです。

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    2024年12月24日
  • 殺しへのライン

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     安定の面白さ!
    謎解きはもちろんですが、
    アンソニーのお間抜け?なところもクスッと笑えてどんどん先を読みたくなります。

     ホーソーンの謎も深まるばかり。
    今後の展開も楽しみです。

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    2024年11月13日
  • 殺しへのライン

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    探偵ホーソーンと作家アンソニーが文芸フェスに参加するために訪れたオルダニー島で殺人事件が起こる。被害者はフェスのスポンサーでもあり、送電線を敷く計画を立てている会社のCEO。容疑者はフェス参加者と、島で送電線を敷く計画に反対している島民たち。ホーソーンと因縁のあるアボットも島にいて、一悶着ありそうでドキドキする。ホーソーンは真相を導き出すのが仕事で、同情の余地があったとしても見逃さないというのが徹底している。個人的には右京さんのようなイメージ。

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    2024年11月08日
  • ポピーのためにできること

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    面白い。
    ほぼ全編、メールなどのやりとりで展開されていく。異色の、でも現代的なミステリ。
    はじめは面食らうが、中にすごく変なやつがいて、なんだこいつ?と思っているうちに、引き込まれていく。

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    2024年11月05日
  • 殺しへのライン

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    シリーズが進むにつれ、ホーソーンという人物の謎も深まるばかり。起きたばかりの殺人事件を解決するミステリー、ホーソーンという元刑事の謎とも複雑に絡み合う二重構造になっている。
    ミステリーとしても面白いけれど、キャラクターもとても魅力的。
    ホーソーンのドラマ化も観たい。
    現代のアガサ・クリスティのようで、素晴らしく面白い。

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    2024年11月03日
  • 殺しへのライン

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    シリーズ3作目。
    文芸フェスのためにオルダニー島を訪れた、ホーソーンとホロヴィッツ。
    フェスが開催される中、関係者が殺された。
    ホーソーンの謎解きが始まる。
    *
    第二次世界大戦の遺構がある暗い印象の島に、一癖も二癖もある登場人物たち。
    あちこちに散りばめられた、意味があるのかないのかの事象。
    それらがあとから一直線にスッとつながる爽快感が素晴らしい。
    *
    今回、オルダニー島という場所を初めて知った。
    物語の中では、景勝の美しさや島民たちの気質などが描かれていて、冒頭にあるように、ホロヴィッツのこの地への愛情が感じ取れる。

    素晴らしい景観の島の中、人間的魅力に満ちた登場人物たちがパーティをしたりいがみ合ったりしている映像が頭に浮かんできた。
    相変わらずアガサ・クリスティをどこか彷彿とさせて、やっぱりアンソニー・ホロヴィッツはすごいと唸った。

    ホーソーンの謎がまた新たになって、ちょっとモヤりながら次作も楽しみに読みたい。

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    2024年11月02日
  • 殺しへのライン

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    ネタバレ

    ホーソーンシリーズ3作目。ひなびた田舎の孤島で行われる文芸フェスに出向くホーソーンとホロヴィッツ。そして起こる殺人事件(起こらなければ小説にならない)

    王道正統でクラシカルな謎解き。今回もがっつり満喫させていただきました。しっかりかつきちんと張られる伏線、意外なのに得心が行く謎解き、犯人候補の意外な正体…どれもこれも十分満足できる要素で、構成もさすがの円熟味感。

    前2作が凄すぎて若干影が薄いようにも感じたが、十分満足の出来。次回作以降も王道クラシカルなミステリーを堪能させて欲しいし、期待を裏切られることはないだろうと思う。

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    2024年09月16日
  • その裁きは死

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    前作はアガサクリスティーみたいだったけど、今作はコナンドイルがテーマなのかな?(前作読んでから日が経ったので曖昧だけど)

    最近カササギ殺人事件がドラマ化されて、作者の作品を久しぶりに読みたくなったので購入。
    「メインテーマは殺人」よりも読みやすかったかな。
    ホーソーンのセリフにもホームズの名台詞が使われてたりして、面白かったです。

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    2026年01月13日
  • 殺しへのライン

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    ホーソーンシリーズの第3作

    ホロヴィッツの見当違い推理が物語に良い効果を出しているし、かわいい。
    ホーソーンの謎が深まり、一冊一冊完結のミステリではあるが、仄暗い印象を持たせたまま、終わられるので早く、続編が読みたくなる。

    おすすめ!

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    2024年09月06日
  • ガリバー旅行記

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    初めて原書の翻訳を読んだ。
    巨人と小人の国、ラピュタしか知らなかったが、最終章が本書を名著たらしめていると感じた。

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    2024年04月16日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    劇団の主催者マーティンには難病の孫娘ポピーがいた。
    ポピーのための募金活動を開始したが、この活動がとある事件の幕開けとなる。
    ある事件の関係者のメールや関係資料を読みつつ事件の概要やフーダニットを推理していく。
    捜査資料、供述調書、メール、新聞記事などで構成されたミステリー。

    ・感想
    700ページと中々ページ数があったけど面白くて3日で読んだ。
    登場人物が多いし、みんな信用できないしでどう話が展開していくのかドキドキしながら読んだ。
    犯人はわからなかったけど本当はいない人とか正体偽ってる人とかは大体わかった!
    最後がホラーすぎて怖かった…。

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    2024年03月03日