山田蘭のレビュー一覧

  • 殺しへのライン

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    シリーズが進むにつれ、ホーソーンという人物の謎も深まるばかり。起きたばかりの殺人事件を解決するミステリー、ホーソーンという元刑事の謎とも複雑に絡み合う二重構造になっている。
    ミステリーとしても面白いけれど、キャラクターもとても魅力的。
    ホーソーンのドラマ化も観たい。
    現代のアガサ・クリスティのようで、素晴らしく面白い。

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    2024年11月03日
  • 殺しへのライン

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    シリーズ3作目。
    文芸フェスのためにオルダニー島を訪れた、ホーソーンとホロヴィッツ。
    フェスが開催される中、関係者が殺された。
    ホーソーンの謎解きが始まる。

    第二次世界大戦の遺構がある暗い印象の島に、一癖も二癖もある登場人物たち。
    あちこちに散りばめられた、意味があるのかないのかの事象。
    それらがあとから一直線にスッとつながる爽快感が素晴らしい。

    今回、オルダニー島という場所を初めて知った。
    物語の中では、景勝の美しさや島民たちの気質などが描かれていて、冒頭にあるように、ホロヴィッツのこの地への愛情が感じ取れる。

    素晴らしい景観の島の中、人間的魅力に満ちた登場人物たちがパーティをした

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    2024年11月02日
  • ナイフをひねれば

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    アンソニーとホーソーンのシリーズの中で一番好き。
    正直途中で犯人はわかっちゃったけど、ホーソーンのバックグラウンドと、事件の原因が重なり合って、やるせないというか切ないというか、今までと違う読後感。
    事件は1巻ごとに完結するけど、ホーソーンの謎は巻を追うごとに少しずつ明かされていく続き物の面もあるので、このシリーズはぜひ発売順に読んでほしい。

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    2024年10月30日
  • その裁きは死

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    ふと唐突に読みました。初ホロヴィッツです。
    いやーめちゃ面白い!評判良いのは知ってました。翻訳がまず読みやすい。海外翻訳小説ほぼ読まないので、人名と地名のカタカナに苦労はするものの、内容自体はすんなり入ってくる文体でとても読みやすかったです。とにかく、犯人わからないですね最後まで。ただ伏線はしっかりと張られており、その回収は見事です。こっち?あっち?どっち?と最後の最後まで良い意味で翻弄されます。作品自体の設定も面白いですね。続編やその他ホロヴィッツ作品また読んでみたいと思いました。

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    2024年10月08日
  • 殺しへのライン

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    ネタバレ

    ホーソーンシリーズ3作目。ひなびた田舎の孤島で行われる文芸フェスに出向くホーソーンとホロヴィッツ。そして起こる殺人事件(起こらなければ小説にならない)

    王道正統でクラシカルな謎解き。今回もがっつり満喫させていただきました。しっかりかつきちんと張られる伏線、意外なのに得心が行く謎解き、犯人候補の意外な正体…どれもこれも十分満足できる要素で、構成もさすがの円熟味感。

    前2作が凄すぎて若干影が薄いようにも感じたが、十分満足の出来。次回作以降も王道クラシカルなミステリーを堪能させて欲しいし、期待を裏切られることはないだろうと思う。

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    2024年09月16日
  • その裁きは死

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    前作はアガサクリスティーみたいだったけど、今作はコナンドイルがテーマなのかな?(前作読んでから日が経ったので曖昧だけど)

    最近カササギ殺人事件がドラマ化されて、作者の作品を久しぶりに読みたくなったので購入。
    「メインテーマは殺人」よりも読みやすかったかな。
    ホーソーンのセリフにもホームズの名台詞が使われてたりして、面白かったです。

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    2026年01月13日
  • 殺しへのライン

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    ホーソーンシリーズの第3作

    ホロヴィッツの見当違い推理が物語に良い効果を出しているし、かわいい。
    ホーソーンの謎が深まり、一冊一冊完結のミステリではあるが、仄暗い印象を持たせたまま、終わられるので早く、続編が読みたくなる。

    おすすめ!

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    2024年09月06日
  • 殺しへのライン

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    シリーズ3作目。安定しておもしろい。が、前2作では全然わからなかった犯人が今回はなんとなく予想できてしまった。もちろん全ての謎を自分で解くことはできないけれど…
    最後の終わり方がなかなか意味深だった。次回作にも期待。

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    2024年07月16日
  • ガリバー旅行記

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    初めて原書の翻訳を読んだ。
    巨人と小人の国、ラピュタしか知らなかったが、最終章が本書を名著たらしめていると感じた。

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    2024年04月16日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    劇団の主催者マーティンには難病の孫娘ポピーがいた。
    ポピーのための募金活動を開始したが、この活動がとある事件の幕開けとなる。
    ある事件の関係者のメールや関係資料を読みつつ事件の概要やフーダニットを推理していく。
    捜査資料、供述調書、メール、新聞記事などで構成されたミステリー。

    ・感想
    700ページと中々ページ数があったけど面白くて3日で読んだ。
    登場人物が多いし、みんな信用できないしでどう話が展開していくのかドキドキしながら読んだ。
    犯人はわからなかったけど本当はいない人とか正体偽ってる人とかは大体わかった!
    最後がホラーすぎて怖かった…。

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    2024年03月03日
  • 殺しへのライン

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    作者のホロビッツと元刑事のホーソンのコンビが殺人事件に取り組む3作目のようですが、2作目を飛ばしてしまいこちらを先に読みました。
    今回の場面設定ですが、オルダニー島という島へ文芸フェスに参加するために滞在するというもの。島という限られた環境が醸し出すものが既に何かが起こるという雰囲気を漂わせています。フェスに参加するという人物たちが続々と集まります。
    島自体にはナチスによる占領という負の遺産があり、そこにNAB計画という送電線を引く開発企画が持ち上っています。計画に反対する島民たちも登場。そして、殺人事件勃発します。自ずとホーソンが動き出します。
    犯人はホーソンと昔から因縁のあるデレク・アボッ

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    2024年02月05日
  • ナイフをひねれば

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    安定の面白さ!
    間違いないし、多分今後も間違わないシリーズ。
    作中のホロヴィッツは若干頼りない奴に描かれているけれど、実際の作家としては実力充分の技巧派だ。

    ただ、不謹慎ながら今回の被害者には全くもって100%同情の余地を感じなかった。
    大概、冒頭から嫌なヤツって、話が進むにつれて『実は!』みたいに…異なった一面が見られるのが王道だったりするものが、コイツはただただ終始嫌な女のままだった。

    一時期、『ワンピース』など人気の漫画を考察した攻略本的なモノが結構出回っていたが、何でも商売になるんだなぁと思うと同時に、他人様が心血注いで作った作品をはたが好き勝手言う事で自分の懐を潤そうなんざ、やっ

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    2024年12月03日
  • ポピーのためにできること

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    次々に異なる登場人物が出てくるのでページを行ったり来たりしながら読んだ。長さ故、個人的には途中で少し間延びしてしまったが、小説のほぼ全てがメール、WhatsApp のやりとりで進行していく中に、謎が散りばめて隠されており、読み応えのある作品だった。

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    2023年12月31日
  • ナイフをひねれば

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    今回は舞台劇の役者をはじめ演出家、その「マインド・ゲーム」を書いた脚本家のアンソニ・ホロヴィッツがなんと毒舌家の劇評家のハリエットの殺害容疑で逮捕されてしまうという窮地に。
    もちろん救ったのは元刑事で今は私立探偵のホーソーンだけどね。
    凶器から髪の毛のDNAからパーカーに着いた桜の花びらからその家に向かって歩く姿も防犯カメラに映っていたし。
    すべて証拠はアンソニーをさし示すものだったけど、みんなに嫌われていて(夫と娘にも)全員が容疑者で最後まで犯人が誰のなか見当もつかなかった。
    話しは過去に遡り、寄宿学校の嫌われ教師が殺害された罪を主犯格として負わされた気の毒な少年が名前を変えて今は役者になっ

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    2024年11月14日
  • カササギ殺人事件 下

    ネタバレ 購入済み

    面白かったです。ミステリーがふたつあって倍楽しめた気がします。始まりが不穏だったのでいろいろあったけど主人公の編集者さんがハッピーエンド?でよかったです。

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    2023年09月08日
  • カササギ殺人事件 上

    購入済み

    初めて読む作家さんです。主人公は小説を読んでいる人なのか小説の登場人物なのかまだよくわかりませんし、小説の中の物語も解決してなくて続きが気になります。

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    2023年08月21日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    なんとなく読み始めたら止まらなくなった
    5時間で読み終わった。

    アガサクリスティーの作品や、宮部みゆきの『理由』を読んだ時と同じ感覚で読み進めてとても面白かった。

    舞台はイギリスの街でアマチュア劇団を主催する一家の孫娘ポピーが難病にかかったことから始まる。ポピーの病を治すために、一家が大規模な募金活動を始めることで、物語が動き出す。
    メールや手紙の形をとってたくさんの登場人物の心理描写や状況が描かれていくのが面白い。誰が死ぬのか?中心人物は誰なのか?明かされないままどんどん話が進んでいく。
    人が死ぬのがかなり後半になってからなのに、中弛みを感じる部分は少なかったのは途中に散りばめられた謎の

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    2023年08月13日
  • ガリバー旅行記

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    知っているようで知らなかった原作。目次に「ラピュタ」や「日本」が出てきていて俄然興味が沸きつつ、文章量に圧倒されつつ、読みました!小人と巨人の国の話しか知りませんでしたが、こんなにも風刺が効いている作品だったとは・・・・・・!!面白かったです!

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    2023年07月22日
  • ポピーのためにできること

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    殺人が起こることは分かっている上で、えんえんとメールのやり取りが続いていく。
    ポピーの病気のための募金が詐欺紛いの資金集めらしいことはすぐにわかるが、疑わしい状況が何ら変わらないのでいささか飽き始め、誰がなりすましだ存在しない人物だと考えながら読み進み、あっと驚く最後のイッシーベックの自白。
    最後の新聞記事で少しホッとし、イッシーのメールでぞっとした。

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    2023年06月24日
  • ポピーのためにできること

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    前半部分はあまりにもたくさんの登場人物と何だかよくわからない断片的な資料の山がしんどく読み進めるのに時間がかかったが、後半に事が起こり推理パートに入るととても面白く、グイグイ引き込まれた。
    推理パートは、優秀な弁護士見習いコンビが謎解き挑戦状の出し主である弁護士へ向けて、資料に基づいて導かれるいくつかの仮説とその論拠を提出するという形式で進んでいき、仮説に至るまでの途中式もわりかし丁寧に書いてくれるので、謎解き音痴の自分にとっても分かりやすく親切で良かった。これがあるので、前半部もあまり肩肘張らずスルスル読んでしまっていいかも。

    ラストがヤバすぎて笑ってしまった。最高。

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    2023年06月21日