山田蘭のレビュー一覧

  • その裁きは死

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    ダニエル・ホーソーン&アンソニー・ホロヴィッツシリーズ第2作。登場人物の紹介、作品の形の提示に頁を割いた前作『メインテーマは殺人』に比べて、かなり読みやすく、面白さを感じやすくなった印象。ド派手な仕掛けや突拍子もない状況設定など用いずとも、現代でもこれだけ面白いものを書けるのか。ただ、古典的な仕掛けの裏にある、探偵とワトスン役の斬新な関係にこそ、本書の核があるとかないとか。

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    2024年07月10日
  • 殺しへのライン

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    相変わらずバディが信用し合ってない探偵とワトソン。
    今回は孤島でのブックフェスでわりとワクワクするシチュエーション。しかも現実にある島なのでGoogleマップで確認できて面白い。
    ホーソーンの因縁の相手の元に乗り込む時、割と腹を割って話すシーンがあるんだけど、そこにあるのはバディへの信頼や忠義ではなく、仕事のパートナーとしての責任感についてが争点なので、やはり信頼関係はない。これまでいっしょに事件解決してきてるのに、歩み寄らないねー。。。
    主人公の性格もあんまり好きになれないので、この作家さんで好きな部分は純粋にミステリかな、と。
    ラストの真犯人はわからなかったので驚いた。全体的に主人公の主観

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    2024年05月22日
  • 殺しへのライン

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    シリーズ3作目となるこの話は、今までと違って殺人事件から始まらない。
    不愛想で秘密主義の元刑事のダニエル・ホーソーンと事件を元にホーソーンを主人公とした小説を書いている作家のアンソニー・ホロヴィッツは、3ヶ月後に発売を控えた『メインテーマは殺人』のプロモーションの一環として、オルダニー島で開催される文芸フェスに参加することになった。
    あまり気が進まないホロヴィッツとは対照的に、ホーソーンは何故か行く気満々だ。
    フェスに参加するひと癖ありそうな作家たちと空港で合流し、飛行機で島へ向かう。
    この時点で既に奇妙なことがいくつか起こっているが、それが後々起こるであろう殺人事件と関係があるかは定かではな

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    2024年05月17日
  • 殺しへのライン

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    1作目『メインテーマは殺人』2作目『その裁きは死』に続いて、『殺しへのライン』も読破!!
    ホーソーンとホロヴィッツシリーズの特徴として、常に王道の犯人当てミステリーになっていて、今回も非常に楽しめました!!

    なぜこの文芸フェスの場で殺されたのかであったり、殺害されたときに、体全身を縛られていたのに、右手だけは自由なままだったりと、不自然さ全開の殺害現場でしたが、きちんと全てに理由があり、最後にきちんと回収されるのが気持ち良かったです!!

    ただ、前2作に比べるとラストの展開が少し前の方から読めてしまったこともあり、その部分はちょっと残念でした…!!まぁ、殺害方法や理由などは一切見当がついてい

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    2024年01月27日
  • ヨルガオ殺人事件 下

    購入済み

    面白かったです。小説の中に小説が登場するので前作同様に一冊でもう一冊分の小説を読めるかんじ?
    続編もよかったです。

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    2023年10月11日
  • ポピーのためにできること

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     本書は、オビによると各種ベストテンランキングで上位を取っており、また本年の集英社文庫ナツイチにも選ばれるなど、世評が非常に高い。
     冒頭、法律事務所経営者の弁護士から部下に宛てて「何の予備知識もない状態で同封の書類を読んでもらうのが最善」とあるとおり、本書は一種の”読者への挑戦”ものである。書類を読み進めていく部下弁護士と同じように、読者も本書を読み進め推理をしていけば、真相に辿り着くことができるということ。

     登場人物のやり取りはほとんどメールやテキストメッセージで示される。そういう時代と言えばそうだが、登場人物が多数いるし、送信者、受信者の関係も分かりづらく、最初のうちは正直読みづらか

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    2023年08月22日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    登場人物がSNS上でしか交流しないのが特徴
    地の文がなく、口語体なので読みやすい

    ここが良かった
    ・ヘレンの過去からのポピーの詐病に至るまでの流れ
    ・釈放されたイザベルのフェミへの新たな執着

    ここはうーん、、、
    ・ローレン=イザベルはもう少し分かりにくくても良かった(ローレンのメールが分かりやすすぎた)
    ・登場人物の多さ
    ・クローディアのサムに対する逆ギレ(不倫したのはお前だろ)

    このタイプの作品が好きな人は
    真梨幸子『往復書簡』
    藤崎翔『殺意の対談』
    辺りがテイストが似ていて面白いのでおすすめ

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    2023年08月14日
  • ガリバー旅行記

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    主人公が訪れるそれぞれの国で失敗と教訓を学んでいるような気がしました。
    それはもちろん主人公側でも訪問国側としても。

    読む前までは色んな土地、場所に行ってたくさん冒険して様々な見聞が…みたいな物語を想像していましたが、読み手次第ではかなり多くのものを得られるのではないかと。

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    2023年04月30日
  • ポピーのためにできること

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    この本はなんの予備知識も無く読んでとのこと…
    確かにそうしなくては、この本の面白さの醍醐味は伝わらないだろう。それにしても700頁は長い!

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    2023年04月16日
  • ポピーのためにできること

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    前半は関係者のメールがひたすら続くので読むのしんどかった!
    で、後半の謎解きパートでは登場人物多いしメールの内容いちいち覚えてないので遡って読み返して、を繰り返すという。 
    電子書籍で読んだのでめちゃくちゃ面倒でした。これから読む人には紙版をお勧めします。

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    2023年03月29日
  • ポピーのためにできること

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    厚い、読み始めると進みは早い、でも厚い。
    謎解き段階で、あのときこの人が…といっても、厚過ぎて遡ってのチェックができないので、意外性はない展開。
    ラストの懲りないやつは何なんだか。

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    2023年02月15日
  • ガリバー旅行記

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    小さい頃に、小人の国に漂着した件の童話版は読んだことがありましたが、小説としては初めて全部読みました。
    巨人の国、天空の国、研究の国、魔術師の国、馬の国、等、筆者の奇想天外の冒険談には、様々な風刺が利いています。
    後年に精神障害を患い、77歳で逝去した筆者が、59歳の時で発表した作品。

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    2022年02月23日
  • カササギ殺人事件 上

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    これは、上巻を読んだ感想です。ネタバレにしたのはこの事件の犯人を推理してみようと思ったからです。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 上巻を読んだ感想は、アガサクリスティのオリエンタル急行の殺人を思い出しました。あの作品は、犯人が○○であることが衝撃でしたが、殺された男の本当の息子以外○○が犯人だと思います。 さて、後半では印象がまるっきり変わるという本作。後半この推理が当たっているでしょうか?

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    2025年12月21日
  • ガリバー旅行記

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    ネタバレ

    思ったより長かった

    当時のイギリスの状況に詳しければもう少し楽しく読めたかなと思う

    フウイヌム国の話はなんだか悲しくなってしまった
    自分はヤフーとは違うと思っているガリバー自身の姿が滑稽に感じた

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    2021年11月23日
  • その裁きは死

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    前作よりずっと読みやすく、その分、逆にいろいろはられた伏線が分かりにくく、読み応えがありました。次作が楽しみでありながら、次もホロビッツさんが怪我をしないかなと心配になります…。どんどん程度がひどくなっているような…。

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    2024年12月10日
  • ガリバー旅行記

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    小人国、大人国、空島、馬の国の四部構成。空島までは知ってたけど、四つ目の馬が猿人(ヤーフ)を統治する国は知らなかった。今読むとすげー風刺が効いてるんだけど、ヤーフのくだりは人間の愚かさ・不気味さを完璧にさしてて、めっちゃくちゃ陰惨…大人になってから読むと、違うなあ。

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    2020年11月02日
  • ガリバー旅行記

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    みんな知ってるガリバー先生の遭難記。小人の国、巨人の国のあたりは風刺や政治批判も控えめだけど、中盤以降のラピュタやフウイヌムの国になるとその表現は過激になっていく。
    最終的にガリバーは人間社会の醜さに絶望するわけだけど、現代的な感覚からすれば、フウイヌムってそんなにいいか?と思ってしまう。あれはあれで少々窮屈な社会に見える。それよりは、三章のラピュタの人々のがまだ魅力的なんじゃなかろうか。

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    2014年07月27日
  • ガリバー旅行記

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    ネタバレ

    最初は有名な小人と巨人の話。
    段々話が進むにつれ、スウィフトの風刺も深くなる。
    特に最終話のフウイヌムとヤフーについては、ガリバーがかなり影響されている。
    行った国の習慣や偏見がガリバーにも根強く残り、慣れって怖いな、と思った。
    有名な古典に日本が、少し載っているのは不思議な感じ。
    ガリバーが歴史上の人物に幻滅するのは、スウィフトの見解かもしれない。
    ガリバーがフウイヌムとヤフーにかなり影響されたことは、スウィフト自身が人間に幻滅しているかもしれない。
    それぞれの国や、ガリバーも井の中の蛙大海を知らず、と言った印象だった。

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    2014年07月24日
  • ガリバー旅行記

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    自分の中で世界の名作を読むシリーズ。実際に読んでみたらなかなか奥深かったガリバー旅行記。
    ただ、何か物語の筋があったりとか、事件があったりという訳ではなく、それぞれの国の特徴を仔細に述べているといった内容のため、わくわくしながら読むというよりも、新たな世界についての歴史や文化、風土を学んだ感じがした。まわさに旅行記を読んでいる錯覚にとらわれ、まるでガリバーが実際にいたかのような感じすら最後はしてきた。
    特に興味深かったのは4章の馬の国の話。ヤフーとして生きる我々がいかに生きるか考えさせられる。
    ラピュタの攻撃の仕方もなんだか素敵。

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    2013年10月06日