山田蘭のレビュー一覧

  • ガリバー旅行記

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    ジブリの中でも好きな作品、ラピュタのモデルはガリバー旅行記、と聞いて一度読んでみようと手にとった1冊。おなじみの小人の国の話だけでなく、ラピュタも、なんと日本も出てくるし、こんなにシリーズがあったのかとワクワク読みました。でも読んでみるとラピュタの原作はつまんない国だなとか、小人の国はかわいい国じゃなかったのかとか、ヤフーの由来はこの旅行記だったのかとか、いろんな発見もあった1冊でした。今の社会を外から見るとどう見えるか、という視点を与えてくれる大きな作品ですね。読めてよかったです。

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    2019年06月29日
  • ガリバー旅行記

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    子供の頃に絵本で読んだ「小人の国」と「巨人の国」。
    その感覚でワクワクして読むと、痛い目に遭いますf^_^;
    これは
    オブラート1枚にしか包んでいない風刺物語です。

    第4章に出てくるフウイヌム国は
    「理想郷」として書かれていたワケですけれども
    「理性のみが存在する世界」=「真の理想の世界」となり得るのか、
    というのは、甚だ疑問。
    このあたり、後世のディストピア小説に繋がる気配アリ。

    ちなみに
    同じく第4章では
    引きこもりヤフーが出てきます。
    そういう点も含めて
    現代に通ずる問題提起が全編にわたって散りばめられており、
    やはり、名作と言われる何かを持っているな、という印象を受ける1冊です。

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    2018年10月08日
  • ガリバー旅行記

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    ☆☆☆間違いなく名著☆☆☆
    ジョナサンスウィフトの想像力やばすぎ。極めて個性的で天才的な想像を文章に変換してこの一冊を創ってくれたことに、感謝の意を表したい。。。
    フウイヌムの存在でヤフーが持つ悪徳が浮き彫りになる。傲慢、怠惰、醜さを再認識させられた。そしてまた、ヤフーの存在でフウイヌムの持つ良徳が明らかになる。「名誉、正義、誠実、節制、公共心、忍耐、貞節、友情、博愛、忠誠」を認識した(武士道に通ずるところがあるなあ)。悪徳と良徳の2つを認識させられたことが特に心に残った。

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    2016年02月19日
  • マーブル館殺人事件 下

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    ネタバレ

    ピュントシリーズ3作目
    作中作形式だったのも相まって、翻訳小説特有の誰が誰だかわからない現象に最後まで翻弄された。
    エレインがスーザンの家を荒らしたのは分かったんだけど、最後の事件とチャルフォント殺害の部分は全然わからなかった。みんながグルだったのね。

    カササギやヨルガオほどではないと感じたが、それでもめちゃくちゃ面白かった。ホロヴィッツは海外ミステリー作家で1番面白いかもなぁ。

    もう流石に続編はない…んだよね?

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    2026年02月24日
  • ヨルガオ殺人事件 上

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    久々のホロヴィッツ作品。何がそう感じさせるのかはわかりませんが、やはり読んでみて最初から、本格もののにおいがします。まだ結末が見えないのでなんとも言いようもないのですが、今作でももはや恒例の作中作があり、2作分考えないといけないのに、すごいなぁと感心しました。この作中作のどこに、本編の話のヒントが隠されているのかの謎解きが楽しみです!

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    2026年02月23日
  • メインテーマは殺人

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    ミステリとしては面白かった。
    どの情報が大事でどの情報が寄り道なのかが難しいくらい、色々情報が多かった。めちゃくちゃ追ったところが実は全然寄り道だった!みたいなのを何度か経験させられた。たぶんこれは作者の術中なんだろうな。読み返すのが楽しいタイプの本なのかな。
    とはいえ登場人物の性格が……。ホーソーンは説明不足のくせして当たりがキツいし、主人公は主人公で的外れだったりとにかく出し抜こうってしてて、コンビなのにギクシャクしてるというかピリピリしてるというか……。見てられないよ〜という気持ちに何度かなってしまった。ちゃんと話し合いをしなさい……他人同士なんだから……。
    これシリーズものだよね?ここ

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    2026年02月20日
  • マーブル館殺人事件 下

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    スーザンが直面する事件とエリオットが書いた小説「ピュント最後の事件」どちらの展開も気になり、同時進行的に解決するところは読んでいて楽しかった。

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    2026年02月19日
  • メインテーマは殺人

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    知らないうちに作者の術中にハマっている。現代が舞台なのにクリスティーやドイルを読んでいるような懐かしい読後感でした

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    2026年02月18日
  • メインテーマは殺人

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    題名が気になり購入しました。
    殺人が起きるまでの流れから、謎解きまで展開が多く長い話でしたが最後まで飽きるのことなく楽しめました。

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    2026年02月18日
  • マーブル館殺人事件 下

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    ネタバレ

    前二作は面白かったけど登場人物の多さや文体に馴染めずかなり時間をかけて読んだので、今回もドキドキしながらページを開くとアレ?なんだか読みやすい!
    作中作の執筆者がアランコンウェイじゃないから!?
    あっという間に上巻を読み、下巻の途中では「あ〜なんか犯人わかっちゃったわハイハイ」と思っていたのに、しっかりそれだけでは終わらない展開!
    三作目にしてやっと手放しで「面白かったー!」と思える読後感でした。

    やっとアンソニーホロヴィッツに目が慣れてきたようで、次は『メインテーマは殺人』を買ってみました。楽しみ〜。

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    2026年02月14日
  • メインテーマは殺人

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    設定が面白い。
    実際の出来事や、人物がじゃんじゃん出演。

    少しこの長さにしては内容が薄い気がしたけれど、ダニエル・ホーソーンの成長が楽しみなシリーズ1作目だった。

    犯人には1ミリも同情できなかったし、感情移入も出来なかった。
    すごく自分本位で、家族に対して語った5行程は本当に胸糞悪かった。

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    2026年02月08日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    導入があまり好みじゃなかったけど、上巻後半からの『アティカス・ピュント愚行の代償』に入ってからは、ページを捲る手も、わたしのドライアイも止まらない。
    作中作、前作『カササギ殺人事件』もそうだったけど、1作で二重に楽しめて嬉しい。
    ただ、このシリーズ、登場人物がみんな自分勝手過ぎて。好きになれる人がいないのが残念。

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    2026年02月08日
  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    ほぼメール、書簡形式で綴られ、地の文が一切ない奇作『ポピーのためにできること』が記憶に新しいジャニス・ハレット第二弾。

    今回は前回よりもだいぶ読みやすい。
    相変わらず地の文はないが、メールや書簡のような一方向的な語りの占める割合は低く、メッセージングアプリでのやりとりやインタビューの文字起こしの体をとった双方向の会話が主体なので、戯曲を読んだばかりの自分的には現代風戯曲のように感じた。
    ジョセフ・ノックスの『トゥルー・クライム・ストーリー』に寄った感じ。

    18年前に発生したカルト信者達が起こした集団自殺事件。
    当時、危うく被害を免れた赤ちゃんが成年になるタイミングの今をきっかけに、新たな切

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    2026年02月08日
  • マーブル館殺人事件 下

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    作中作と現実と入り交じる面白さ。下巻に入る前になんとなく犯人がわかったけれど、どうやって決着していくのか?が気になったしそういう終わり方!って。ミステリ王道な感じで面白かったーー。

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    2026年02月04日
  • マーブル館殺人事件 下

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    このハラハラした感じは読んだことあるなぁと。
    犯人に意外性はなかったけどしっかりとした理由はあって満足。

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    2026年01月30日
  • ポピーのためにできること

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    ネタバレ

    やっほー。「アルパートンの天使たち」 (集英社文庫)を読もうと思ったんだけど、Janice Halettの先に翻訳されていた本書を先に読んでみたの。
    本書の原題は「The Appeal」(2021)、今は亡き「翻訳ミステリー大賞」の第14回(2023)にノミネートされているの。解説には第二作として「The Twyford Code」(2022)って書いてあるんだけど、次に「アルパートンの天使たち」 として翻訳されたのは第三長編(?)の「The Mysterious Case of the Alperton Angels 」(2023)だったみたい。びっくり!

    メールやチャットで構成されている

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    2026年01月30日
  • 死はすぐそばに

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    ネタバレ

    ホーソーンシリーズ5作目。
    これはまた今までとは趣向の違った作品でよかった。
    ホーソーンの過去の事件をホロヴィッツが掘り起こしていく流れ。
    ホーソーンの前の相棒に対してやきもちを焼いているようにも感じて少しくすっとなった。
    早く続きが出ることに期待!

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    2026年01月29日
  • 死はすぐそばに

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    面白かった!今までで1番かも。
    登場人物の裏の顔が見えてくると、話がまた違う方向へ。伏線の置き方が絶妙でした。
    ホーソーンの秘密がまた解明された。次が楽しみ。

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    2026年01月28日
  • ナイフをひねれば

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    ネタバレ

    前作の「殺しへのライン」より展開がおもしろかった。
    まさかホロヴィッツが警察に追われる立場になるとは!ホーソーンの謎はまだ明らかにはならずにうずうずしてしまう。

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    2026年01月27日
  • ヨルガオ殺人事件 下

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    上巻は愚者の代行パートに入ってから読むのに何日もかかり、下巻に進むかどうか迷うほどだった(笑)。
    けど、読み始めたら不思議とスラスラ読み終わり、展開にスッキリ〜!
    前作から感じていたんだけど、この作品の登場人物たちって全て「推理」のために動かされてる駒のようにしか見えなくて(フィクションだから当たり前なんだけど)、
    キャラクターの余白を感じられず、魅力がなくて残念。
    アンドレアスだけが唯一自分の意思を持って動いているような……。

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    2026年01月24日