村岡花子のレビュー一覧
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『少女パレアナ』の続編。『少女パレアナ』を読んだ人は、一読の価値あるかも。好みが分かれるところだとは思いますが。
この話は、純真無垢な少女だったパレアナが成長した時間を含む物語だ。それだけに、パレアナがどのように成長するのか―小説の中でしか存在しないような、明るく無邪気な少女が、一体どのような女性に成長したのかを見ることができる点で、興味がわく。
純真さと成長というのは、反対の存在だと思う。しかし、『パレアナの青春』で作者は、パレアナをかつての純真さを秘めたまま、大人の女性として成長した好ましい女性として描くことに成長している。そこが非常に素晴らしく、また、パレアナの読者としても嬉しいとこ -
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ネタバレ題通り、主人公はアンの末娘であるリラ。
みんなが子供扱いするとむくれていく幼少期から、第一次世界大戦に巻き込まれて成熟し、恋愛もしながら大人になる、またアンとは違った成長。
導入から、もはやアンではなくブライス夫人として定着した呼び方なのがなんだか寂しい。しかし、後半でたまにアン表記もあり、その時はなんだか過去に戻ったようで嬉しい。
マリラもリラが小さい時に亡くなったという文章くらいで、呆気ない。
マリラという名前を古臭いと感じながらも、合言葉のように「リラ・マイ・リラ」と呼ばれるのがなんともロマンチック。
ウォルターが亡くなり、リラはあんなにウォルターのことを思ってたはずなのに涙すら見せ -
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ネタバレ冒頭からミス・コーネリアが登場するのは嬉しい反面、マリラは元気ではあるけどもう85歳という台詞に、少し切なくなる。
今作では新しくやってきたメレディス牧師とその子供達、アンの子供たちらがメイン。
孤児のメアリー・ヴァンスは酒で両親が自殺し、その後引き取られた先では虐待され、たまらず逃げ出して隠れていたところを牧師の子供たちに助けてもらい、最終的にまさかのミス・コーネリアの養女に。p123
内気な性格のユナが交渉しに行ったが、さすがに急に言われて一度断るミス・コーネリアに対し、ショックで泣きつつも、なおも交渉をするユナが凄いのと、その台詞の中に自身の母親の思い出の話もあって泣ける。
「あた -
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ネタバレ『アンの友達』に次ぐ短編集で、『アンの友達』は著者が良作を選んで出版したけれど、今作は著者が没にした作品を手直しして勝手に出版し、裁判になったらしい。
「偶然の一致」や「失敗した男」は特に分かりやすくて面白かった。前者はそんなことあるかいな笑と突っ込みつつも、ロマンチック。
後者は、他の兄弟たちが順調な人生をおくっており素直に喜んでいる反面、自分(長男・ロバート)だけはパッとしない現状。ある時、イザベル叔母さんがロバートは失敗者であると話しているのを耳にし、落ち込む。
その叔母さんの発言を聞いていた妹・エディスは内心怒っていたが、ロバートもそれを聞いてしまってショックを受けて立ち去るのを見て -
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ネタバレギルバートは医師になるために後3年ほど大学に通わねばならず、それを待つ形でアンはサマーサイド高校の校長として3年間過ごすことになった。
あしながおじさんのように、ギルバート宛の手紙という形で、アンの周りの人間模様が綴られていく〜
さっそく今作でも仲間を発見し、
あたしたちのいわゆる「同類の精神」のひらめきがあるではありませんか!p64
と興奮する展開が面白い。エリザベスはたくさんの名前を持っていて、”今日”とは別の”明日”に夢を抱いていた。
ペン先ののりが良いとラブレターを書き出すが、その内容は本文では伏せられている笑
ミス・バレンタインは話好きとはいえ、一人で喋りすぎており、いつまで喋って