村岡花子のレビュー一覧
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『少女パレアナ』の続編。『少女パレアナ』を読んだ人は、一読の価値あるかも。好みが分かれるところだとは思いますが。
この話は、純真無垢な少女だったパレアナが成長した時間を含む物語だ。それだけに、パレアナがどのように成長するのか―小説の中でしか存在しないような、明るく無邪気な少女が、一体どのような女性に成長したのかを見ることができる点で、興味がわく。
純真さと成長というのは、反対の存在だと思う。しかし、『パレアナの青春』で作者は、パレアナをかつての純真さを秘めたまま、大人の女性として成長した好ましい女性として描くことに成長している。そこが非常に素晴らしく、また、パレアナの読者としても嬉しいとこ -
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ネタバレ冒頭からミス・コーネリアが登場するのは嬉しい反面、マリラは元気ではあるけどもう85歳という台詞に、少し切なくなる。
今作では新しくやってきたメレディス牧師とその子供達、アンの子供たちらがメイン。
孤児のメアリー・ヴァンスは酒で両親が自殺し、その後引き取られた先では虐待され、たまらず逃げ出して隠れていたところを牧師の子供たちに助けてもらい、最終的にまさかのミス・コーネリアの養女に。p123
内気な性格のユナが交渉しに行ったが、さすがに急に言われて一度断るミス・コーネリアに対し、ショックで泣きつつも、なおも交渉をするユナが凄いのと、その台詞の中に自身の母親の思い出の話もあって泣ける。
「あた -
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ネタバレ『アンの友達』に次ぐ短編集で、『アンの友達』は著者が良作を選んで出版したけれど、今作は著者が没にした作品を手直しして勝手に出版し、裁判になったらしい。
「偶然の一致」や「失敗した男」は特に分かりやすくて面白かった。前者はそんなことあるかいな笑と突っ込みつつも、ロマンチック。
後者は、他の兄弟たちが順調な人生をおくっており素直に喜んでいる反面、自分(長男・ロバート)だけはパッとしない現状。ある時、イザベル叔母さんがロバートは失敗者であると話しているのを耳にし、落ち込む。
その叔母さんの発言を聞いていた妹・エディスは内心怒っていたが、ロバートもそれを聞いてしまってショックを受けて立ち去るのを見て -
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ネタバレギルバートは医師になるために後3年ほど大学に通わねばならず、それを待つ形でアンはサマーサイド高校の校長として3年間過ごすことになった。
あしながおじさんのように、ギルバート宛の手紙という形で、アンの周りの人間模様が綴られていく〜
さっそく今作でも仲間を発見し、
あたしたちのいわゆる「同類の精神」のひらめきがあるではありませんか!p64
と興奮する展開が面白い。エリザベスはたくさんの名前を持っていて、”今日”とは別の”明日”に夢を抱いていた。
ペン先ののりが良いとラブレターを書き出すが、その内容は本文では伏せられている笑
ミス・バレンタインは話好きとはいえ、一人で喋りすぎており、いつまで喋って -
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ネタバレギルバートといつくっつくのかと思えば、恋愛や結婚をほのめかされると嫌がるアン。しかし、最後の最後に、ギルバートが腸チフスで大分弱っていると知るや、ようやく自分の気持ちに気づき、本作の最後で改めてギルバートからプロポーズされ、遂に接吻し結ばれる二人。
その間に何人かに結婚を申し込まれたりとアンも人気者だが、これだけ断られてもめげないギルバートも凄い。
前作からのマリラとリンドの共同生活具合も気になるところだったが、描写としてはささやか。
あくまでも主体はアンの大学生活で、大学で知り合った友人含め、各キャラの個性、友情、恋愛、日常。
ルビー・ギリスがアンに打ち明け話をした夜から、翌朝には結核で亡く -
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ネタバレ乙女は信じた道を行く。
エルノラは大学には行かず小学校で教鞭を取ることになる。知り合った青年フィリップは夏を共に過ごすうちにエルノラに夢中になり、婚約者エディスと別れてエルノラに求婚した。エルノラが選んだ道は——。
上巻であんなに感動的に獲得した蛾が早々にダメになったのが衝撃的だった。癇癪を起こしたエディスはよくなかったけど、フィリップはとにかく彼女の気持ちをわかってあげてくれ。確信が持てるまで動かないエルノラは素晴らしいが、あがいた末に失恋の痛みに耐え自分と向き合ったエディスの姿、そしてエルノラに求めていた蛾(苦手なのに)を持っていくという勇気を示したエディスの姿にとても惹かれた。