村岡花子のレビュー一覧

  • 可愛いエミリー(新潮文庫)

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    赤毛のアンで有名なモンゴメリの作品。
    小さなエミリーが少しずつ成長していくさまが微笑ましい。
    一見冷たいエリザベス伯母さんが、恐らく無自覚にエミリーを可愛がっているのが伝わってきて、早くお互いに気づくといいのになぁとウズウズしました。
    実は凄く優しいのがなんかいいなぁと。

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    2013年09月02日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    本作は赤毛のアンシリーズの一冊であるが、主人公アンから離れ、アンの住処であるアヴォンリーの人々にスポットを当てた短編集である。
    アンシリーズを読んでいなくとも問題なく読み進められるが、アンをはじめこれまでのアンシリーズに登場していた人物がこの短編集にもちらほら登場し、ファンにも嬉しい一冊となっている。

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    2013年08月05日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    アンが、お母さんになるなんて!!
    あの小さなアンが、という感じです。
    しかも、アンはどこにいっても素敵な仲間に巡りあえて本当にうらやましい。でもそれはきっとアンが素晴らしい人間だからでしようね。

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    2013年07月14日
  • 丘の家のジェーン(新潮文庫)

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    ネタバレ

    アンに比べると現実的、エミリーと比べると裕福だけれども、祖母の元で萎縮していたジェーンが、プリンス・エドワード島の自然と、闊達で頭のいい父親との生活で(おそらく本来の)精神と身体の魅力を開花させて行く一種のサクセス・ストーリー。
    微妙にジェーンの母で、祖母の溺愛する娘であるところの美しいロビンが、ジェーンと比較してあまりにも短絡かつ無責任なのは、甘やかされたお金持ちのお嬢さんという設定上のことなのか、意図されたことなのか。自分を愛しているお母さまを二度と裏切ることはできないときっぱり言っておいてきっちり裏切っているのがなんとなく消化不良……。

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    2013年05月31日
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    シリーズものは、途中であきてしまうことが多いがアンだけはそんなことはない。読み終わったあとにはふんわり優しい気持ちになれます。次巻からは久々にギルバートが戻ってくるのがたのしみ。

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    2013年05月19日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アンが出てこないので、あまり期待していなかったけれど予想以上に面白かった。
    話のテンポがよかったことハッピーエンド、 心が暖まる一冊。

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    2013年04月06日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    ネタバレ

    あたしも大きい家より、小さい家に住むほうが好きです。

    ジム船長に泣きました。


    気がついたらお手伝いさんがいた・・・笑


    つらいこと、障壁を乗り越えて
    ますます素敵な女性になっていきます。

    新婚生活いいなぁーー

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    2012年09月02日
  • シリーズ・赤毛のアン(2) アンの青春

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    感想*休日の桜の木の下で読むのにすごく良い本でした。満開の桜を花嫁の衣装に例えていたのが気に入った♪アンが教師になってからマリラの遠い親戚の6つの双子を育てるエピソードが主で、こどもに対しても真摯に受け答えするアンに好感。ミズ・ラベンダーが年をとっても乙女で空想好きでひたすら可愛い!ラベンダーとポールがでてくるとワクワクしました♪

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    2012年04月08日
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    ネタバレ

    「アンの愛情」でやっとアンとギルバートが気持ちを確かめ合ってから、時間をかけてより親密になるまでの「間」
    (ふたりのやりとりとか、
    それまでずっとギルバートに親友以上を許さなかったアンの、恋人へ関係が変わったことによる戸惑いとか恥じらい)
    を読みたかったから、ギルバートが手紙のやりとりの形でしかほぼ登場せずにセリフがなかったことがすごく残念でした。
    間をとばして、「アンの夢の家」でいきなり親密な夫婦になっているんだもん。

    キャサリン・ブルックが大好き。
    こういう、自分のことが大嫌いで強い劣等感・自己否定感を持った人物をも登場させて魅力的に描くモンゴメリに感服。

    アレンとテディとジェームズの

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    2011年12月30日
  • パレアナの青春

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    さすがの村岡花子訳
    読みやすい
    一冊の中でぐーんと成長したパレアナ
    大人になると、口調がとたんにオバサンくさくて笑えた
    この本の前半部分がすごく好き
    この作家は物語がすごく早足なのかな
    おばさんの変わり具合が悲しいです・・・

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    2011年05月22日
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―

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    ネタバレ

    ≪内容覚書≫
    アンの6人のこどもたちを中心に語られる物語。

    ≪感想≫
    アンが中心の話ではなくなるので、アンのファンとしては少しさみしい。
    とは言え、生き生きと描かれるこどもたちの話も十二分におもしろい。
    ああ、確かに、こどものころ、こんなことでけんかしたなー、とふと懐かしい気持ちになるそんな作品。
    最後の方で、見え隠れする戦争の影と
    それを察知するウォルターに少し切なさがこみ上げた。

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    2011年04月06日
  • パレアナの青春

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    ネタバレ

    「少女パレアナ」よりこちらの続編のほうが面白い。恋愛関係についてもう少し長くできそうなものをこの短さで収めているのがさっぱりしてて良い。二十歳で幼馴染との初恋、結婚。周りの皆さんも余すことなく結ばれる。うん、本当はこういう、清らかで作為のない流れがすっきりしてていいや、と昔の乙女は思っていた。思うことを許されていた。
    表紙がかわいいと思ったら吉野朔美なんだ。

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    2011年08月28日
  • 炉辺荘のアン―赤毛のアン・シリーズ7―

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    ネタバレ

    ≪内容覚書≫
    夢の家での新婚生活時代から、
    炉辺荘に移り、子育てに忙しいアンが描かれる一冊。
    中心は、すでにアンより子供たち。
    良き妻として、母としてのアンに出会える。

    ≪感想≫
    6人の子持ち!
    しかもギルバートは医者として信頼を得ている様子。
    理想的な幸福像。
    とは言え、6人も子供がいれば、入れ替わり立ち替わり、
    小さな事件が起こる起こる。
    さすが、アンさんのお子さんたち!と思わず笑ってしまう。

    最後の方で、嫉妬するアンに喜ぶギルバートに、
    前巻に続き、やはりにやけてしまう一冊。

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    2011年03月15日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    ネタバレ

    ≪内容覚書≫
    ギルバートとついに結婚し、新居へと移るアン。
    ジェム船長や美しいレスリー、
    第2のリンドのおばさんとも言えるミス・コーネリアに囲まれ、
    アンの幸せが紡がれていく。

    ≪感想≫
    立派に主婦をやっているアンが描かれていると、
    失敗だらけの1巻がふと懐かしくなる。
    同じ失敗は二度しない、の宣言通り、
    ほとんどの失敗はやりつくしたのかもしれないと思うと笑える。

    5巻のキャサリン、6巻のレスリーと、
    少しばかり展開がマンネリ化したかな、と思わなくもないが、
    それでもアンの輝きは色あせない。
    大きな苦難を乗り越え、さらなるしあわせを得るまでの話。

    結婚後、誇らしげにアンを妻として紹介する

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    2011年03月15日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    赤毛のアンシリーズの最終巻。この10冊を読むのに、三年近くかかったように思う。

    赤毛のアンの物語なのに、最後はアンの娘であるリラの物語になっている。あまり期待していなかったが、読み進めるうちにどんどん引き込まれていった。シリーズの中で、一番好きな巻かもしれない。

    他の巻は、どちらかというとバラ色のストーリーだが、この最終巻だけは戦時色が濃く、とても暗い。そして大事な人の死にも直面し、とても悲しくなるところがある。

    そんな中でも、末っ子のリラが日々成長していく姿が素晴らしい。戦争の中で、今までの楽しい生活が一変し、大事な人をこの世から無くしてしまうといった不幸に直面する。そういった困難を乗

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    2011年03月15日
  • 炉辺荘のアン―赤毛のアン・シリーズ7―

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    アンはすっかり普通のお母さんになっちゃってつまんないけれど、子どもたちの勘違いとか可愛らしくてほほえましいエピソード満載で楽しめます。最後はアンの勘違いも。ったく何だかなぁっ…ていうハッピーエンド。

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    2011年02月19日
  • 丘の家のジェーン(新潮文庫)

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    赤毛のアンの著者モンゴメリーの中編物語。モンゴメリーらしい心温まる物語。

    ジェーンは自分の力で幸せを勝ち取るのです。これこそが生きていくで一番大切な事ではないでしょうか?

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    2011年02月11日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    赤毛のアンシリーズ最終巻。最初の巻を読みはじめてから1年くらいかかったかな。ゆっくり読んできました。
    この最終巻だけは、のんびり平和な今までとは違い、戦争のせいで全体の雰囲気が暗め。でもリラの成長とともに書かれたこの巻は私は結構好き。

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    2010年09月16日
  • パレアナの青春

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    最後がもどかしかった!!

    あと、はたちのパレアナって想像つかないな。
    赤毛のアンやあしながおじさんみたいに、せめて17,18歳くらいのパレアナに登場してほしかった。

    サディの台詞やジェミーの心境は、はっと思うことがあった。

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    2010年09月14日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    これまでのアンのシリーズとは一線を画したお話です。
    一冊すべてが戦争で彩られている。
    その中で青春時代を過ごさなくてはならなくなったリラちゃんのお話。
    「リラ・マイ・リラ」という愛称がマリラと通じていてどうにも切なくなりました。
    アンの物語全編にわたって言えることなんですが、生活習慣とかとらえ方とかの違いをすごく身近に感じられる物語です。

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    2010年06月06日