村岡花子のレビュー一覧
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ネタバレきったかゆみえさんの訳を読みました。
ミスラベンダーの結婚あたりからすごく文章の魅力が増した
アンに質量を持った大人のロマンチックさが見えてきた
嬉しいことでもあるし、子供の頃のことから描かれてるから、これから親のような気恥ずかしい気持ちになる展開も当然出てくるんだろうな〜でもアンらしいブレなさは残るんだろうな〜
あと、ミスラベンダーが'"結婚式の後に新婚旅行に向けて屋敷を去るところで、夢や空想にいろどられた生活に別れを告げ、もっと実のある、現実の世界へと旅立っていった。"というところで、昔の恋人が戻ってきて結婚して、結婚式までめっちゃロマンチックな描写だった -
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42年前に購入、何度読み返したことだろう
今回30年以上ぶりの再読
村岡花子さんの訳は確かにちょっと不自然なセリフなどが満載だけど、読み慣れた私はそれが心地よい
吉屋信子さんの少女小説風言い回しとかも
デイヴィーの奇抜な言い訳やそれに対するマリラの突っ込みは今でも笑える〜
「あの素敵な香は樅の木の魂にちがいないわ」と言うアンに「木に魂なんてないわよ」と返すダイアナ。
性格の違いを見つけるのも楽しい
改めて素晴らしい翻訳だと思う
他の訳はまだ読めてないけどね
ミス・ラヴェンダーのロマンスはお気に入りのエピソード、ついつい読む速度が遅くなってしまう
いわゆる「散文的」な私はアンにどんなに憧れたか〜 -
Posted by ブクログ
空想好きなアンも大学生となり、過去二作には無かった、戸惑いや、嫌な一面が垣間見えたのが印象的で、そこには大人になっていくにつれて、ものの見方もそうだし、周囲の友人たちも変わっていくことへの、一種の諦観に近いものを感じたからではないでしょうか。
健全な物語といいながらも私には、そうした年齢を重ねるにつれて、どうしても向き合わねばならない鬱陶しい思いをアンも味わうのだといった、予想だにしなかった思いは、逆に言えば、アンに何か神々しい偶像めいたものを、私が勝手に抱いていたんだなと悟り、こうした現実的な描写も見せてくれるところに、名作と呼ばれる所以があるのかもしれないなと思いました。
また、「見え -
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ネタバレ孤児院にいたアン・シャーリーは、女の子がほしいという家に引き取られる。でも、それは男の子の間違いだった。元気なアンのドキドキする毎日が始まる…。
アンがグリーン・ゲイブルスに来てからの生活はすごいものです。男の子を引き取るつもりが、結局女の子を引き取る事を決心したクスバート兄妹と一緒に暮らすようになった後は、ダイアナという素晴らしい友達ができたり、教室で騒動を起こしたり…。それでも美しく成長するアンの姿は、とても素晴らしいと思いました。
「10歳までに読みたい名作」というシリーズですが、すっかり大人になってしまった私がこのようなシリーズに興味を持つなんて大人げないような気がします。
でも、挿絵 -
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ネタバレミーガン・フォローズ主演の映画『アンの青春』では原作の2、3巻が下地になっている。
本巻は映画には現れない様々な人物が登場する。古き良き大学といった感じで好ましい。
フィリパのお嬢さんぶりはまるで若い世代にジェネレーションギャップを感じつつ感心するような気持ち。面食らう発言が多いのに全く嫌味がなく、ここぞと言うところでグッとアンの人生を後押しする。
パティの家に住むみんなが学生生活を振り返るシーン、猫たち、帰省した時のアヴォンリーの様子、手紙のやりとりなど本筋に関係ない場面も面白い。
アンが数名から求婚されて屈辱を感じる気分など、ひどいけど、でもわかる、若いなあと思う。人に好かれるという事実は -
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アンシリーズの4冊目。
メインの物語はちょっと休憩といった体で、
アンをめぐる人々のスピンオフ的なお話。
アンはあくまでも脇役として時々登場する。
モンゴメリは本当に多くの短編を書いているのだが、
「アンの友達」に収められた短編はコメディあり、
涙あり、恋物語ありでどれも本当に面白い。
珠玉の名作短編集だと思う。
その中でも特に好きな話を選ぶとしたら、
「ロイド老淑女」
「ショウ老人の娘」
「隔離された家」。
あぁ、でも「オリビア叔母さんの求婚者」も良かったし、
「ルシンダついに語る」も面白かったなぁ。
結局選べない…。
自尊心が強過ぎて素直になれない人が自ら招く不幸と、
それを打開しハッ