【感想・ネタバレ】青い鳥文庫 アンの青春 赤毛のアン(2)のレビュー

あらすじ

「赤毛のアン」も16歳に!大好きなアヴォンリーの村で、小学校の教師となったアン。マリラが孤児のふたごをひきとることになり、またまた大波乱の予感!腹心の友、“山彦荘”のミス・ラヴェンダーとの出会いや、崇拝する作家モーガン夫人の来訪など、忘れられないアンの毎日を描く、アン・シリーズ第2作。

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Posted by ブクログ

前作でアン特有の喋り方とか天真爛漫さが少し鬱陶しく感じてしまったシーンもあったけれど、本作品に入ってからは話し方も考え方も作法も、彼女は確実に落ち着いてきていた。

アンの幼い頃の豊かな想像力が、成長と共に希薄になっている気がして、なんだかそれが逆に恋しくなってしまった...。

歳を重ねるにつれて、子どもらしさとか豊かな発想とかも徐々に消えていく...大人になるってこういうことなんだな、と思った。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

第一章 怒りっぽい隣人
第二章 あとのまつり
第三章 ハンソン氏の家
第四章 さまざまな意見
第五章 新米の先生
第六章 人さまざま
第七章 ふたごの運命
第八章 マリラ、ふたごをひきとる
第九章 色の問題
第十章 デイビーのたいくつしのぎ
第十一章 子どもたちの手紙
第十二章 ヨナの日
第十三章 楽しいピクニック
第十四章 神のたすけ
第十五章 暑中休暇
第十六章 すばらしいたより
第十七章 待ちあぐねた日
第十八章 トーリー街道の冒険
第十九章 幸福な日々
「結局、いちばん幸福な日というのは、すばらしいことや、おどろくようなこと、胸にわきたつようなできごとが起こる日ではなくて、真珠が一つずつ、そっと糸からすべり落ちるように、ありふれた、小さなよろこびを、つぎつぎにもってくる一日一日のことだと思うわ。」

第二十章 思いがけない客
第二十一章 ミス・ラベンダー
第二十二章 お茶のひととき
第二十三章 ミス・ラベンダーのロマンス
第二十四章 予言者エイブおじさん
第二十五章 しずかな村のスキャンダル
第二十六章 道を曲がったところ
この章タイトル素敵すぎる
「とうとう、思いがけなく、道の曲がり角に出たのです。角を曲がれば、大学が、虹のような希望につつまれて立っています。」

第二十七章 石の家の午後
第二十八章 魔法の城へ王子きたる
第二十九章 詩と散文
第三十章 石の家の結婚式


『赤毛のアン』の原題は Anne of Green Gables
今作『アンの青春』の原題は Anne of Avonlea

『赤毛のアン』の先のアヴォンリーで過ごす2年間。

〈あとがきにかえて〉より
“まわりの人たちからたくさんの温かさをもらって成長した「グリン・ゲイブルスのアン」が、こんどは、地域社会の一員、「アヴォンリーのアン」として歩きはじめ、人々の中で自分を生かし、役立てて、喜びを見いだしていきます。”

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

今作も心温まる素敵な作品。
モンゴメリーはまるでアンのようで、作品は詩に溢れてる。翻訳も素晴らしいのだろう。

ロマンスは気が付いたら隣にずっと寄り添って歩いている古くからの友達に気づくようにやってくる、みたいな表現、素晴らしい。

心地いい

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

再読。
あんまり大好きなんで、話し方がうつってしまいます。
ポールやミス・ラベンダー、美しくて素晴らしく素敵な人たちが新しく出てきてくれてますますアヴォンリーが大好きになりました。
アンの成長に嬉しさと、寂しさを感じる2冊目です、、、!

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2022年04月09日

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