小川仁志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
小説版のペストが盛り上がっているが、子供にも読ませたいと思い購入。幸い、私も娘も妻もたっぷり楽しめる内容であった。
アルベール・カミュが描いた「ペスト」の世界が漫画でストーリー展開されることに加え、カミュ自身の生い立ちや彼が行きていた時代の解説も入り、ペストという小説が生まれた理由などにも触れている。
また過去に起きたペストなどの世界的なパンデミックの歴史と、今回のコロナ禍で取られた世界と日本での対応を例に挙げながら、いかにこのペストという小説が人間の本性を捉えているかに触れている。
カミュが行きていた時代は20世紀半ばで、ペストが刊行されたのは終戦直後の1947年のこと。この小説は民間 -
Posted by ブクログ
今まで勉強とは暗記だと思っていたけど、その知識を得た事で自分にどのような影響を与えたのかという事が一番大切だと言うことが分かった。
勉強をしたことで自分の立場がどう確立されたか、自分はどう考えるようになったかをまとめるって本当に難しい。
映画を見たあとや、本を読み終わった後に感想を書けないのは本質的に理解していなかったのかなと分かった気になっていたんだろうなと感じた。
いつも自分の考えをまとめる事が苦手なのは、考えるプロセスをサボっていたからなんだろうと思う。
疑う
削ぎ落とす
批判的に考える
根源的に考える
まとめる
このプロセスを実践して行こうと思いました。 -
購入済み
入門編ですね
哲学の入門といった感じの内容です。中学生や高校生には役立つと思います。ある程度の知識のある方には若干退屈かもしれません。
著者の先生は少し左寄りな感じですので、左嫌いな方は読まない方がいいかも。私も左嫌いなんですが、すぐに左なものにイラッとするのは何故かと考えさせられたりして、それなりに収穫はあったかなと思います。 -
Posted by ブクログ
筆者の小川仁志さんの経歴が面白い。京都大学を出て、伊藤忠に入社して、司法試験合格目指してフリーターに転身するも挫折、名古屋市役所に勤め、名古屋市立大学院大学院にはいり哲学の道へ。哲学に関する本も70冊くらい出している?ので、哲学でご飯を食べていると言っても良いかもしれない。
高尚な所に行くのでは無く、親しみ易く幅広で歴史上の哲学者と名言を紹介してくれているのが本書。世界のエリートとか、教養とか最近の売れ線のキーワードを題名にしているけど、哲学なんて、禅問答みたいなものでしょ?くらいの認識の人にちょうど良い感じの分量。
主に西洋哲学を中心に古典の名著と言われるものの紹介がされているのだが、なか -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目6箇所。本書でご紹介したテクニックや発想を用いることで、私は本当に一瞬で100のアイデアを出し、一瞬で1000人の心をつかんできました。アイデアを出すためには、立ち止まってしまってはおしまいです、新しいものを追求し続けることが求められるのです、そのための原動力となるのが、ジョブズのいう意味でのハングリー精神にほかなりません。偶然的に組み合わせる。ひとつでも何かを書くと、そこから何かを想像し始めるのかもしれません、アイデアは身体が教えてくれる、だからまずは手を動かすのが、偉大なアイデアへの始めの一歩なのです!プレゼンは人前に立って演じるものです、俳優の演技と同じです、だからその日の出