あらすじ
15分間集中法、一気多読法、古書店「知の史跡」巡り――フリーター 引きこもりから公務員へ、さらに働きながら哲学者となって准教授へ転身するまで、あらゆる勉強をしてきた著者が語る、知性を磨く頭脳改革法とは?大学受験、就職試験、公務員試験、大学院受験、高専准教授採用試験と、著者はあらゆる難関を突破してきた。ある時、「自分が考えたことを外に発信できなければ、勉強したことにはならない」ことに気づく。記憶至上主義から脱却、「インプットよりもアウトプットに重きを置く」ようになって、劇的に伸びたという。本書では、哲学者ならではの5つの哲学的思考法を紹介。情報の整理のしかた、繰り返しとインパクトのセットで記憶を確実にするコツ、集中する方法、多読術や文章トレーニングなど、多忙な人が、さらに知性を身につけるために実践したい「大人の勉強法」決定版!
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Posted by ブクログ
今まで勉強とは暗記だと思っていたけど、その知識を得た事で自分にどのような影響を与えたのかという事が一番大切だと言うことが分かった。
勉強をしたことで自分の立場がどう確立されたか、自分はどう考えるようになったかをまとめるって本当に難しい。
映画を見たあとや、本を読み終わった後に感想を書けないのは本質的に理解していなかったのかなと分かった気になっていたんだろうなと感じた。
いつも自分の考えをまとめる事が苦手なのは、考えるプロセスをサボっていたからなんだろうと思う。
疑う
削ぎ落とす
批判的に考える
根源的に考える
まとめる
このプロセスを実践して行こうと思いました。
Posted by ブクログ
勉強に役立つ5つの哲学的思考法、
' 疑い→'削ぎ落す→'批判的に考える→'根源的に考える→'まとめる
はかどる勉強法は、'1.勉強のスケジュールを立てる
'2.情報を入手する'3.情報を整理する '4.情報を分析する
'5.図示する '6.記憶する
死を意識する。自分に与えられた時間をどのように生かすか
Posted by ブクログ
考える力を身につける勉強法が、まさかの哲学。しかもおすすめ教養ナンバーワンという押しの強さに負けた。なるほど。思考法をマスターしておかないと勉強しても身にならないもんね。
Posted by ブクログ
著者が哲学者のせいか、とっても読みやすくわかりやすかった。
インプット方法とアウトプット方法が書かれていたけど、特にインプット方法については、内容が充実していた。
それから、アウトプットについては、時間をどう使うかに焦点を当てていて、方法論ではなく考え方としてとても興味深い内容だった。
他の著書にも掲載されているらしい「15分間集中法」はかなり使えると思う。
いい買い物だった。
Posted by ブクログ
社会人の勉強とはよく考えることであり、特に図を書くことを強く主張している。頭の中をいかにアウトプットできるかにおいて、図が最も生情報に近いためだという。
「覚えるだけの勉強をやめれば」とタイトルにはあるが、覚えるだけの勉強に関する議論がほとんどないのは残念なところだった。また、2014年発行の本なのでデジタル機器に関する忌避感も強いように思われる。
Posted by ブクログ
「知」は、ためにならんくても楽しいもの。貪欲に学びたい。この本では準備が大切にされてる。勉強スケジュールや文章書くとくは徹底的に調べたり。図にするものいいと感じた。興味ないこともちょっとやってみたりするのも自分の感覚広げるのにいい!
Posted by ブクログ
読む雑誌は、クーリエ・ジャポン、WIRED、フライデー。
ビジネスパーソンのアンケートによる学ぶべき教養ランキングは、日本史、経済学、日本文化、世界史、現代文学、経営学、英語、スーツ、音楽、日本語(日経ビジネスアソシエ)。
Posted by ブクログ
いつの間にか小川さんの本が4冊目になっていた。
アウトプットを最初から意識して取り組む、興味を持って見てみる、集中できる時間と場所を持つ、本は読む・ポイント読みでもOK、といった事を意識すれば身になるとは、確かに思う。
そして、何より、実は死と隣り合わせな事を意識して、残された時間をどう生きるのか?という自問が、一番のパワーになるんだろうな。
Posted by ブクログ
もう少し深掘りした本かなと思って購入したが、割とサラッとした印象。著者が京大法学部卒、伊藤忠や公務員を経て哲学者になったというからたいそう身構えて読み始めたせいもあるかもしれない。複数の著書がある筆者なので、そこは極力平易な文章を心がけ、伝わることを第一に考えたか。
とくに目新しい発見はなく、引用する哲学者の言葉もどれも誰もが聞いたことのあるフレーズ。普段考えに考えている筆者だから、アウトプットはシンプルであることが実は1番難しく、しかしながら最良ということであろうか。
刺激になることは少なかったが、著書の普段の仕事ぶりやライフスタイルが肩ひじ張らず眠たくなったら寝ればいいんじゃないか、というものなので、こちらにしてみても軽く読後感でも書いてみましょうかね、という気持になった。結果、アウトプットしている自分に気づく・・・。
Posted by ブクログ
大人のための勉強法の解説書。
大変読みやすく、章立ても明確で、目次で内容が理解できる。著者が推奨する読書法の実践もこの本では確かに成立するものと思う。
最終章で紹介されている本もぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ
タイトルの通り。
アウトプットの重要性やその方法が述べられていました。
中でも、私のためになったものは、5章と7章です。
7章は本の紹介が主ですが、5章の方法を活用することによって短い時間を有効に利用できるかもしれないと思いました。
Posted by ブクログ
出張先で、ふらっと立ち寄った書店で、書籍タイトルに惹かれて買ってしまった。
教養を高めるための構えにおいて学ぶべき点があった。
「本来見ないものを見る5分をつくる」、興味をもつ対象のみならず、教養は広く。。。なるほどである。
「自分に与えられた時間をどのように生かすか、これが人間に与えられた課題」とのこと、疑うこと,徹底的に問い直すこと,様々な本に触れ、考えることにより多くを費やしたい。
Posted by ブクログ
≪目次≫
はじめに
第1章 勉強に使える5つの思考法
第2章 プロが教える一番はかどる勉強のしかた
第3章 思考は多読から生まれる
第4章 基本の文章トレーニング
第5章 短時間で最大限に集中する
第6章 しつこいくらいのモチベーション
第7章 絶対身につけておきたい教養ベスト10
≪内容≫
京大卒業後、民間企業⇒フリーター(司法試験挑戦)⇒公務員⇒高専准教授のキャリアを持つ哲学者の勉強法の本。自らの体験と哲学の思考法を交えたものだが、結果として世にある勉強法の本tさほど違いはない。一番なのは、第1章かな?ただ、文章は割とすんなり頭に入る。
Posted by ブクログ
すごく基本的なこと
スケジュールを立てて勉強し【インプット】
アウトプットを考えて活動すべし
目標を立てることが大切だけどいつも続かないんだよねー。
でもそこは15分勉強法とかで頑張るのか
Posted by ブクログ
勉強法の本はいくつか読んだことがあるが、この本は納得できる点が多くあった。哲学者が書いた勉強法の本だなんて、とあまり期待していなかったが、哲学と関連した考え方や著者の過去の経験から書かれた内容には説得力があった。しかし、どうなんだろうと思う部分もいくつかあったのも事実なので、自分が有効に使えそうな部分を掻い摘んでこれからの勉強に使っていきたい。