小川仁志のレビュー一覧

  • 世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

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    レベルゼロから概観するのに良い本。
    特にP24、25の図表がシンプルで分かりやすい。
    様々な切り口から見る見方と、それぞれが非常に簡潔に書かれている点が好感が持てる。

    当然多くのことが捨象されていると思うが、それはこの本を読んだ後に、抵抗感なくより詳しい書物にあたり、学べば良い。

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    2018年02月12日
  • 闘うための哲学書

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    新書でまさかの400ページ(1,000円)!読み応えありました。哲学の古典をもとに、二人の哲学者が対論する本。結構激しい言い争いになっている箇所があったりして、それもまた面白い。
    22冊も取り上げれば、ちょっと知っている哲学者も初見の哲学者もいて、知っている人だと「こういう見方もできるのか」という驚きになり、初見だと「こういうことなのか」と勉強になる。
    特に、二人が哲学を日常に活かすことに心血を注いでいることが良かった。机に向ってコツコツとやる研究ももちろん大事だけれど、そこから何か実践につながるものがあると、読んでいて面白い。もしなかったとしても、それはそれで大事な研究ももちろんあるのは前提

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    2017年08月17日
  • 朝3分間のデカルト

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    著者の「ドヤさ」感。はたまた「地獄のミサワ」感はイラッとくることはあれどかのデカルトの著作の内容をコンパクトに掴みやすくまとめてくれたのは有難い。
    契機になる。
    あと表紙のデザインが好き。
    デカルトの言ってること、本当首折れるくらい頷く。

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    2016年09月26日
  • アメリカを動かす思想 プラグマティズム入門

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    アメリカを動かす思想

    アメリカの下部構造をプラグマティズムにみなし、上部の二大政党制やデモなどについて論じている。初めはパース、ジェイムズなどのプラグマティズムの概論であり、少しわかりにくい部分もあるが、後半からは具体的な話や、トクヴィルの話など急速に面白くなっていった。プラグマティズムは、デカルト的なすべてを疑うスタンスを推し進めた上で、実証主義的に仮説検証を繰り返し、暫定的な真理を追う姿である。カントやヘーゲルといった観念的な第一哲学を排し、帰納的に真理を得ようとする姿勢は科学的である。そして、機能をはたしていればそれは真理であるという発想もある。常に探求を求める会話の継続は、マイケル・

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    2016年08月19日
  • 人生が変わる哲学の教室

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    どういう哲学者がいて、どういうことを考えたのかが分かる。コンパクト過ぎる為全体的に納得まで行かない部分が多い。が、ニーチェは面白かった。「2001年宇宙の旅」を見たくなった。その他にも思想と関連する映画の紹介などは参考になりそうで、実際の著作と併せて見てみたいと思った。

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    2016年06月05日
  • 朝3分間のデカルト

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    自分にとって初めての哲学本。タイトルに興味を持って購入。著者が言うように、ビジネス系の自己啓発書のようだが実は哲学書。じっくり読み込めば、普遍的な行いを知ることができると感じた。

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    2016年04月21日
  • 世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

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    教養としての哲学

    ・哲学とは、物事の本質を批判的、根源的に探求する営み

    1歴史:
    古代ギリシア;フォアゾクラティカー、ソクラテス、プラトン、アリストテ
    中世;アウグスティヌスとトマスアクィナス、キリスト教(宗教)と哲学をいかに融合させるか。両者は真理を追究するという点では、同じ目的を持つ営み
    近代;真理とは、私たちの意識が決めるものであるという前提が確立。人々を支配してきた神からの独立→その意識がどこから来るのかをめぐって、大陸合理論とイギリス経験論が対立。
    現代思想;私の意識の絶対性を疑う、フロイトの「無意識」の概念
    2思考:
    3古典:
    4名言:

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    2016年03月18日
  • たった5つの思考法で頭がみるみる回り出す!

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    ネタバレ

    問いの本質をつかむための5つの哲学的思考法。
    直感型思考:イメージのままに考える
    実存主義型思考:望ましいように考える
    弁証法型思考:正と反をどちらも生かす合を考える
    構造主義型思考:全体構造から考える
    脱構築型思考:ずらして考える

    絶対的な答えのない難問を25個提示して、著者自身の思考を示しながら自分の頭で考えることの可能性と素晴らしさを垣間見せてくれる。
    自分にも可能性があると信じたいけれど、この本を読んだからと言って思考力がUPするとも思えない。
    15-193

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    2015年09月08日
  • 覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 大人のアウトプット勉強法

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    勉強に役立つ5つの哲学的思考法、
    ' 疑い→'削ぎ落す→'批判的に考える→'根源的に考える→'まとめる

    はかどる勉強法は、'1.勉強のスケジュールを立てる 
    '2.情報を入手する'3.情報を整理する '4.情報を分析する 
    '5.図示する '6.記憶する

    死を意識する。自分に与えられた時間をどのように生かすか

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    2015年08月01日
  • 7日間で突然頭がよくなる本

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    大事なことはモチベーションを維持し続けること。そのための方法論の一つ。
    哲学と聞くと堅苦しいイメージだったが、図解もあり、じっくり読めば理解できると思う。

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    2015年08月01日
  • 闘うための哲学書

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    タイトルはうさんくさかったけど中身は良かった。
    露骨にバチバチ意見を食い違わせてて読み物としてもおもしろかったし、解釈の違いとかの勉強にもなった気がする。
    残念ながら読んだことのある本は一冊しか無かったので何を読むか決めるときの参考にもしたい。

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    2015年07月12日
  • 図解 使える哲学

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    近代哲学者の代表的な言葉と思想が掲載されており、哲学とはどんなものであるかのか全体像を把握するには分かりやすいと思います。

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    2015年06月20日
  • 覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 大人のアウトプット勉強法

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    考える力を身につける勉強法が、まさかの哲学。しかもおすすめ教養ナンバーワンという押しの強さに負けた。なるほど。思考法をマスターしておかないと勉強しても身にならないもんね。

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    2015年03月22日
  • 闘うための哲学書

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    新書にしては、分厚い、エネルギッシュな本です。対談を通してだと、お二人の考え方がよりいっそう伝わってくるような気がする。中身でも書いてあるように、小川さんが理想主義者、萱野さんが現実主義者。わたしはどっちかというと小川さん寄りなのだけど、萱野さんの物事に対する姿勢は徹底しているような気がして、好感が持てた。
    ただ、哲学の入門書としては、どうなんやろ。わたしはこういう本をよく読んでいるつもりやけど、いっこうに「わかった」気がしない。ゆっくりわかってくる、そんなかんじも哲学を学ぶ醍醐味なのかなと思ってますが。

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    2015年03月09日
  • 闘うための哲学書

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    市井の哲学徒の私にとっては、今更ながらではあるが、対談の二人のというか、主に萱野稔人氏の意見を読みたいがために買ったようなもの。
    紹介されている哲学書は、読んだものもあり、解説書を読んで済ませていたものもあり、改めて、課題図書は読まねばいかんなと思った(^_^;)
    この対談を読むと、どうも小川さんの理解が浅いような感じで、萱野さんに押されてるような場面が毎度あった。
    小川さんの著書は読んだことはないが、(入門書のようなものが多いので、元より読まずに済ませてきたのだが、)今後も読まないかもと思った次第。
    萱野さんの著書は、積読になってるが、読まねばならないと改めて思った(^_^;)いかんな、消化

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    2015年01月24日
  • 自由の国 平等の国

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    自由の国では、おカネがいちばんの価値になっていて、弱肉強食。平等の国では、生きがいや仕事のやりがいが、奪われている。そんな二つの国が、中間をとって理想の国となるまでの物語。
    設定がわかりやすいけど、じゅうぶん考えさせられる。さらっと読めるし、好きやなぁ。自由と平等がいいバランスでまわっていくのは、なんともむずかしい。

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    2015年01月10日
  • 闘うための哲学書

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    筆者らは「哲学」が年々学問の場から遠ざけられている事に対して意義を唱えようとしている。一つは学問や生き方に取って哲学は重要であるという事を認識してもらう事。そのためにこのような本を出版して啓蒙している。
    事実、この本を読むと哲学は人生を良く生きる為の武器になる学問である事がわかる。

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    2015年01月01日
  • 7日間で突然頭がよくなる本

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    20141021
    哲学史を学び、哲学用語を習得し、それを使って自分の頭で考える。まずは参考文献の本から読んでみよう。

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    2014年10月28日
  • 日本哲学のチカラ

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    前半から中盤までは、神道、仏教伝来、儒教、キリスト教徒の関わりといった日本の歴史における古来思想と外来思想の融合の歴史が紹介される。ひとつひとつの事項に割かれるページは短く、教科書を読んでいる感じで少々退屈でもあった。

    本書の肝は終盤、現代の思想についてのくだりだろう。戦後の民主主義をあたりまえのものとして育ち、高度成長も知らない世代にとって、社会がどうあるべきかよりも、個人の生活をどうするかという個人の物語の探索が思想における重要ポイントであった。しかし、失われた20年や震災を経て、いままた日本人は、日本社会はどうあるべきかを考え始めている。この流れを語る個所は本書の中でも生き生きとしてお

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    2014年10月23日
  • たった1日で人生を300倍面白くする方法

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    ネタバレ

    人生はある日突然面白くすることができる
    それには「意識」を変えること
    人間は「気分」のある生き物だから

    腹筋しよう
    成長できることを証明できる

    最悪を最高と言ってみよう
    不思議と前向きになれる

    自分の人生を物語にしてタイトルをつけよう
    それだけで目標実現に役立つ
    「まだまだこれから❗️」

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    2014年09月07日