闘うための哲学書

闘うための哲学書

1,045円 (税込)

5pt

4.0

プラトン、アリストテレス、デカルト、ルソー、ヘーゲル、ウェーバー、ハイデッガー、アーレント、サルトル、ストロース、ロールズ、福澤諭吉、西田幾多郎……。古今東西の古典をどう読むか。1970年生まれの行動する哲学者ふたりが、22冊の古典を前に、そのおもしろさ、奥深さを語り尽くす。知的興奮必至の知の入門書。

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闘うための哲学書 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年05月25日

    別に闘わなくてもいいのですが・・・
    理想論から過去の文献にアプローチし、解釈を求める小川さんと現実からアプローチする萱野さん。
    ロジックだけ見れば、どうしても現実主義に分があるような感じですが、人間の可能性への夢を語るような理想主義も捨てたもんではない。
    哲学とはかくあるべきといった面白い対談を読ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月17日

    新書でまさかの400ページ(1,000円)!読み応えありました。哲学の古典をもとに、二人の哲学者が対論する本。結構激しい言い争いになっている箇所があったりして、それもまた面白い。
    22冊も取り上げれば、ちょっと知っている哲学者も初見の哲学者もいて、知っている人だと「こういう見方もできるのか」という驚...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月12日

    タイトルはうさんくさかったけど中身は良かった。
    露骨にバチバチ意見を食い違わせてて読み物としてもおもしろかったし、解釈の違いとかの勉強にもなった気がする。
    残念ながら読んだことのある本は一冊しか無かったので何を読むか決めるときの参考にもしたい。

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    Posted by ブクログ 2015年03月09日

    新書にしては、分厚い、エネルギッシュな本です。対談を通してだと、お二人の考え方がよりいっそう伝わってくるような気がする。中身でも書いてあるように、小川さんが理想主義者、萱野さんが現実主義者。わたしはどっちかというと小川さん寄りなのだけど、萱野さんの物事に対する姿勢は徹底しているような気がして、好感が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月24日

    市井の哲学徒の私にとっては、今更ながらではあるが、対談の二人のというか、主に萱野稔人氏の意見を読みたいがために買ったようなもの。
    紹介されている哲学書は、読んだものもあり、解説書を読んで済ませていたものもあり、改めて、課題図書は読まねばいかんなと思った(^_^;)
    この対談を読むと、どうも小川さんの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月01日

    筆者らは「哲学」が年々学問の場から遠ざけられている事に対して意義を唱えようとしている。一つは学問や生き方に取って哲学は重要であるという事を認識してもらう事。そのためにこのような本を出版して啓蒙している。
    事実、この本を読むと哲学は人生を良く生きる為の武器になる学問である事がわかる。

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    Posted by ブクログ 2015年10月24日

    哲学の有名どころに対して、理想主義と現実主義の二人の著者が議論していく本。この人の打ち立てた哲学はこうである、という説明に留まらず、こういう見方や課題がある、という事まで見せてくれるので、なかなか面白いアプローチに飽きる事なく読める。
    ただし、逆に実際の各哲学の論点が消化不良になり気味なので、後でゆ...続きを読む

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