無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2015年05月25日
別に闘わなくてもいいのですが・・・
理想論から過去の文献にアプローチし、解釈を求める小川さんと現実からアプローチする萱野さん。
ロジックだけ見れば、どうしても現実主義に分があるような感じですが、人間の可能性への夢を語るような理想主義も捨てたもんではない。
哲学とはかくあるべきといった面白い対談を読ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月17日
新書でまさかの400ページ(1,000円)!読み応えありました。哲学の古典をもとに、二人の哲学者が対論する本。結構激しい言い争いになっている箇所があったりして、それもまた面白い。
22冊も取り上げれば、ちょっと知っている哲学者も初見の哲学者もいて、知っている人だと「こういう見方もできるのか」という驚...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月09日
新書にしては、分厚い、エネルギッシュな本です。対談を通してだと、お二人の考え方がよりいっそう伝わってくるような気がする。中身でも書いてあるように、小川さんが理想主義者、萱野さんが現実主義者。わたしはどっちかというと小川さん寄りなのだけど、萱野さんの物事に対する姿勢は徹底しているような気がして、好感が...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月24日
市井の哲学徒の私にとっては、今更ながらではあるが、対談の二人のというか、主に萱野稔人氏の意見を読みたいがために買ったようなもの。
紹介されている哲学書は、読んだものもあり、解説書を読んで済ませていたものもあり、改めて、課題図書は読まねばいかんなと思った(^_^;)
この対談を読むと、どうも小川さんの...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月24日
哲学の有名どころに対して、理想主義と現実主義の二人の著者が議論していく本。この人の打ち立てた哲学はこうである、という説明に留まらず、こういう見方や課題がある、という事まで見せてくれるので、なかなか面白いアプローチに飽きる事なく読める。
ただし、逆に実際の各哲学の論点が消化不良になり気味なので、後でゆ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。