小川仁志のレビュー一覧

  • 哲学を知ったら生きやすくなった

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    哲学は難しいイメージだったが、もっと知ってみたいと思う入り口になった。
    考えが深くなればなるほど面白くなるのではないか。
    身の回りで起きていること、漠然としたものを一つ一つ疑ってみて、再度考えてみることはすごく有意義で楽しいことなのではないか。
    ワクワクした一冊でした。

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    2024年06月01日
  • 超有名な哲学書50冊を100文字くらいで読む。

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    読書ができる年齢って、実は限られているのではないか。
    自分の場合、70歳を越えて、きちんと読める気がしない。
    だから、残りの人生で、あと1冊、哲学書をよめたら、と思う。
    本書を、「最後の1冊」を選ぶためのカタログとして利用しようと思い、手にする。

    しかし、最初の1冊目の「超要約」に打ちのめされる。
    「ソクラテスの弁明」に付されたものだ。

    師のソクラテスが裁判で自ら死を選ぶまでのプロセスを描いた弁明の記録。しかし、プラトンによる脚色がなされているため、ドラマチックな物語としての側面もある。哲学の父ソクラテスはこうして誕生した。

    もちろん、100字での要約などそもそも「ムリゲー」なことは、わ

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    2024年05月26日
  • 不条理を乗り越える

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    50歳になったら、専門スキルよりも教養や哲学を重視して大局観みたいなものとか賢者を目指そう(なんんかこう言っている時点で頭悪い子みたいだけど)と哲学をカジュアルに読める本をと思って読んでみた。

    システムデザインを検討するときに、情報通信システムというインフラがあってその上に業種ごとのアプリケーションがのっかるように、経営戦略の環境分析(5FとかPEST)などを考える思考のインフラツールというか方法論として、哲学を活用しよう!といった感じのコメントを序章で著者はしているように思う。

    ファリード・ザカリアの10個の教訓の解説やアフターコロナを事例に「何が残り、何が戻り、何が変わるのか?」という

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    2024年05月18日
  • 60歳からの哲学

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    60代ともなれば否が応でも老いを実感し、死を意識せざるを得ない。哲学者たちは老いや死と向き合うことをどのように考えてきたのか。パーツの一つずつはごく短いエッセンスで、さらっと思想を紹介しているだけだが、そこから哲学者たちの深淵な思想に入っていく入口ではある。人生後半における哲学の入門書。

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    2024年04月09日
  • 世界が面白くなる!身の回りの哲学――日常生活から人生、抽象的概念までを哲学する。

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    遊びや趣味やお金を、哲学者がどのように考えていたのかを、平易な言葉で説明されていて、面白かった。哲学を身近に感じられて、入門書としてピッタリ

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    2024年04月01日
  • 60歳からの哲学

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    いつも私のブログにいい値を押してくださる、最初に入った会社の先輩が
    OBPG会でお会いした時に手にしていて、薦めてくれた本。
    年齢的にもちょうどいいので、読んでみた。

    目次にあるとおり、テーマはまさに60代が意識すべきことばかり。

    第1章 老い
    第2章 病
    第3章 人間関係
    第4章 人生
    第5章 死

    そしてその論拠を補強するのは古今東西の哲学者たち。

    キケロー、ボーヴォワール、モンテーニュ、ユング、鷲田清一、
    アラン、エピクロス、メルロ=ポンティ、老子、ニーチェ、
    和辻哲郎、ホッファー、レヴィナス、ショーペンハウアー、
    フロム、ラッセル、ジンメル、ヒルティ、三木清、アリストテレス、

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    2024年04月01日
  • 孤独を生き抜く哲学

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    孤独=ネガティブと捉えるのではなく、孤独=ポジティブと考え実践しようという本。
    個人的に一人で過ごす時間が大好きなので、書いてある事ほとんど同意できました。というかほとんど自然と実践できていましたw
    孤独=寂しいと思っている人にこそ読んでほしい本ですね。ポジティブに変換した方がお得だと思います。

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    2024年02月29日
  • 7日間で突然頭がよくなる本(PHP文庫)

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    7日間で頭がよくなるといいなと思って読んだ。物事の捉え方や考え方が変わると、行動が変わって、人生も運命も変わるかもと思った。演習をしながら読み進める形が分かりやすくてよかった。

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    2024年01月21日
  • NHK「100分de名著」ブックス バートランド・ラッセル 幸福論 競争、疲れ、ねたみから解き放たれるために

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    幸せを感じにくい自分を思い返して、そもそも幸福とは何かを学ぶ為に手に取る。退屈を愉しむ、というのは自分の中で腑に落ちた。趣味もある。ただ、何かと趣味が競争化する時代に疲れている自分がいる。

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    2024年01月05日
  • 眠れぬ夜のための哲学

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    自分の気持ちや物事のとらえ方次第で人生が変わるという力強いメッセージで、分かりやすかった。夢や希望を持って、明日に向かって今日を生きたいと思った。

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    2023年10月15日
  • ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学

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    これは、哲学入門者の方には、おすすめできる書です。
    哲学史を辿っていく作業もあるが、その後、現代的なお題に対して「哲学する」のである。これが、哲学は今を生きるものである、ということを私達に気づかせてくれる。また、入門者に対するおすすめ書籍だけではなく、哲学に関わる映画も紹介してくれている。これから、哲学を学ぼう、という人たちにとっての強い味方である。著者のファンになってしまった。
    audibleで聴く。

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    2023年09月05日
  • ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント

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    ジブリアニメを文字通り哲学的に考えた本 この哲学的とは大学の講義で習うような哲学じゃなくて、その物事についての意義を深く捉え直して見ると言う意味の哲学。
    ジブリを見ていて何となく感じた事を言語化されて気持ちいい。ハウルの動く城のおばあさんが若い頃と変わらない帽子をかぶってるシーンで、彼女の本質は変わらないんだなって実感する所とか、

    虫について、気持ち悪くも、どこか部分的に引かれる部分がある理由として、それが我々と全然違うからというのは面白かった。

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    2023年08月23日
  • もてるための哲学

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    タイトルからして電車の中でカバーかけずに読むのは憚れるのだが、内容は至ってシンプルに「もてる人間が持っている素養」を述べている。なお「モテる」で始まる同様の書籍とは全く別のものの様だ。筆者は若かりし頃に苦労して大学に入り哲学を学んだ。そこで師と仰ぐ人物と巡り合い現在は大学で哲学の教鞭を執っている。
    筆者もまた自身がモテると言う。それは見た目の善し悪しという外見的なものを指すのではなく(否定は特にしていないが)、内面的な部分を指してもてる要素であるという。どの様な人間が魅力的で他人から好かれる(モテる)か。これを哲学をベースに解説していく。
    モテるためには5つの素養が必要と説く。何事にも熱心に真

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    2023年05月24日
  • ざっくりわかる 8コマ哲学

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    漫画が面白くスラスラ読みやすい。哲学に少し興味があり、知識をさらっておきたい方には向いている。現代の課題に繋げるには易し過ぎるかな。

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    2023年01月15日
  • 7日間で突然頭がよくなる本(PHP文庫)

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    頭が良いというのは物事の本質をつかめる人の事でいかに抽象化して普遍化できるかが重要とのこと。そのツールとして哲学を学びその考え方を応用できるかにかかっている。見方を変えることで同じものでも違った風に見えてくる、グループに分けて哲学概念を使って一文にする、大事なことは考え続けること、物事をどう考えるか 基礎的なことを教わった気がする。

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    2023年01月14日
  • 孤独を生き抜く哲学

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    孤独はかっこいい。
    一人でいる人を馬鹿にする人は孤独はさびしい人だという偏見を植え付けられている可哀想な人。

    孤独でいることで本当の自分が見えてくる。自分らしさを育むことが出来る。

    1人で過ごすことは、最高の自己成長の時間。誰にも邪魔されず自分のしたいことだけをできる。
    天才思考的な思考の持ち主と孤独の時間の長さは相関関係にある。

    他人と比較してしまうのは、常識に囚われているから

    人生を真の意味で楽しむためには、たとえ目立とうが、みんなの中に埋もれてはいけない。

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    2022年08月30日
  • ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント

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    ネタバレ


    駅の小さな本屋さんで見つけ、ジブリが好きだったので興味を持って読んでみました。

    著者の解釈になるほどと納得しながら読み進めました。改めてジブリ映画をゆっくり観たくなります。

    働くのは、自分の誇りを手にするためためという文章がとても印象的でした。間があきながら読んだのでまたゆっくりと自分の解釈も考えながら読みたい本です。

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    2022年06月03日
  • ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学

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    ネタバレ

    リベラルアーツは、思考力を高めるもの。
    フレームワークやロジカルシンキングでは大胆な発想は生まれない。
    奴隷としてではなく自由人に必要とされた技術のこと
    古典を学ぶこと=哲学を学ぶこと

    哲学と思考の違い=徹底的に思考する
    哲学は学ぶのではなくやってみる=しつこく考えてみる
    学ぶのは観光旅行、見物。やってみるのは探検。
    疑う、関連させる、整理する、想像するのプロセス。
    本を読む、考える、言葉にする

    思想は世界観。思想は考えた結果はなんでもいい。
    宗教は信じること=疑わない
    倫理とはルールのこと。哲学によって徹底的に考えてルールが出来上がる。
    道徳とは、自分のルールのこと。

    各哲学の解説は浅

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    2022年05月30日
  • もてるための哲学

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    ネタバレ

    情熱
    ・恋愛を意味する「エロース」。これは性的な欲望だけを意味するのではなく、愛の本質を表している。物事の理想の状態(イデア)が存在するとしたら、自分に欠けているものを得て充実感を得ようとする時に、理想の状態へ向かおうとする情熱こそがエロース。
    ・哲学における三大愛は、恋愛を意味するエロースとキあリストの無償の愛を意味するアガペー、友愛を意味するフィリアがある。アガペーは自分以上に他人を想うことであり、フィリアは相手と自分を同じように想うことであるのに対し、エロースは相手より自分を想うこと。
    ・情熱的になるには、感情と意志が大切。
     ・感情
     

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    2022年05月27日
  • まんがでわかる カミュ『ペスト』

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    漫画と文で読みやすい。中高生にオススメ。
    過去に起きた感染症のパンデミックが(ペストの流行)がまた現代に起きている(コロナの流行)。過去の出来事から現代人は学んでいなかったのだろうか。今後また何百年後かに新たな感染症のパンデミックが起きた際にはコロナの教訓が活きてほしい。いや、もうこんなパンデミックは起きないでほしいと思うが歴史は繰り返す。からきっとまた何世紀後には起こるのだろう。

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    2022年05月10日