小川仁志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めてこういった本を読みました。
答えのない問題を解くことで、考える力が身に付きますね。
自分がどういった思考を行うクセがあるかも分かるので、とても楽しかったです。
◆印象に残った問題
1、トロッコ問題
道徳的に良い行為が、たまたま悪い副作用を引き起こすのは仕方がない。
しかし、良い結果に導くために、わざわざ悪い行為をするべきではないこと。
2、囚人のジレンマ
お互いに協力した方が良い結果が生まれることは分かっている。
しかし、人は自分の利益を重視して協力しない。
3、箱の中のカブトムシ
言葉の定義をしっかり確認していない状態でのコミュニケーションは、無意味である。ただ、定義を突き詰める -
Posted by ブクログ
人に合わせるのでもなく、社会に合わせるのでもない生き方。素直に自分の心に耳を傾けた時に聞こえてくるかすかな叫び。そのかすかな声を聞き取り、声に従うことができた人だけが、自分を愛せるのです
本書は自己、人生、仕事、人間関係、モチベーション、セルフコントロール、学び、成長、世間、自由の中の項目に分かれており、そのそれぞれにホッファーの珠玉の言葉を10個ずつ分類しています
一番大切な事は、何かをやることではなく、自分を肯定し、受け入れることなのですから
人生にはハズレくじも入っているから面白いのです。少なくともそう思わないと、偶然がもたらす不幸に耐えられないのではないでしょうか
良い人間関係と言うの -
Posted by ブクログ
人間はある分野では、AIやロボットに全く敵わなくなる。
これは明らかだ。問題は、何の分野が「人間<AI&ロボット」で、何の分野が「人間>AI&ロボット」なのか?そこを見極めないといけないということだろう。
やはり究極は「考える事」だ。(タイトル通り)
しかしそこも単純な話ではない。
あるパターンから解答を導くことについては、パターンが単純であったり、参照データが多ければ多いほど、答えを探すのはAIの方がよほど得意だ。
「答えを出そうと考える」事についても、「人間<AI&ロボット」「人間>AI&ロボット」があるということ。
つまり一瞬「考える事」がすべて人間の特権のように感じるが、そこは違うとい -
- カート
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