小川仁志のレビュー一覧

  • ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント

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    「哲学する」というか、隠されたことばやメッセージを読み解く、という感じ。その捉え方は人それぞれでよいので、著者の考え方も数ある考え方の1つ、ということで。

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    2017年07月30日
  • アメリカを動かす思想 プラグマティズム入門

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    哲学というよりビジネス書に近い。
    そのために読みやすい反面、浅くて拡散しすぎ。

    あまり役に立つ場面のない哲学に関する記述ばかりの書籍より、
    「実用書」になっているところが、
    プラグマティズムの入門書として捉えると、
    これはこれで正解かも。

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    2017年07月19日
  • 7日間で突然頭がよくなる本

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    本書では、哲学史と10の哲学概念の要点をおさえることで、本質をつかんだ(=頭のいい)表現をすることを目標としている。
    各所で、頭のいい人の例を挙げているが、それは短時間に発揮する能力に見受けられる。しかし、演習問題はじっくりやると40分から1時間かかる。果たしてこのワークが、瞬発力のある頭のよさにつながるかどうか不明だ。
    本の方針とは別に、哲学の入門として有用。ブレインストーミングの延長・拡張として有用かもしれない。

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    2017年02月10日
  • 図解 使える哲学

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    50名100個の哲学について書いてあり広く浅く知るにはいいかもしれない。それぞれに繋がりがあまりないので1冊を読み切るのが大変だった。興味があった内容について深く調べてみようかなと考えている。

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    2016年10月29日
  • [小川式]突然英語がペラペラになる勉強法

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    とにかく英語を使う機会を増やす「日常の英語化」を説いた本です。そういえばセイン・カミュも、英会話をマスターするコツを尋ねられたときに「当たって砕けろ! 数うちゃ当たる! 失敗は成功のもと!」と言っていました。

    英語公用化論には疑問を感じることも多いのですが、英語上達のために日常生活の中でじっさいに英語に触れたり英語を使ったりする機会を増やしていくことは、確かに有効なのではないかという気がします。ただ有効だと分かっていてもなかなかできそうにないのが悩ましいところです。

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    2016年10月09日
  • 世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

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    哲学を深めたい。そのためにまずは、最低限の知識を身に着けたい。
    そう思い、この本を手に取りました。
    この本を選んだ理由は、「知識の定着には、同じ内容を違った視点から繰り返し認識するのが有効」という筆者の主張に共感したから。

    この本は7章立てで構成されています。
    「歴史・思考・古典・名言・関連知識・人物・用語」
    という7つの視点で、哲学に関する知識を得ることが出来ます。

    良かった点は、重要な用語については、何度も繰り返し出てくること。1冊の中で繰り返し出てくることで「これは重要なんだな。」と重要度がわかりやすい。

    感想としては、覚えることが多かった。
    自分の物覚えのせいとは多分に思うが、「

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    2016年09月18日
  • はじめての政治哲学 「正しさ」をめぐる23の問い

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    「はじめての政治哲学」というタイトルから、リベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズムのそれぞれの立場を概観している本を予想していたのですが、実際には現代の政治哲学の主要トピックを23の項目に分けて簡潔に整理している本でした。どちらかと言えば、2冊目の入門書にふさわしい内容ではないかと思います。

    それぞれの項目について学習を進めていくに当たっては、本書の巻末に付されている参考文献リストがよい手引きとなっています。

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    2016年09月11日
  • 世界のエリートが学んでいる教養としての日本哲学

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    世界のエグゼクティブで禅などが人気だが、日本人として日本の哲学の基本も知らないので読んでみた。

    古事記から福沢諭吉、東浩紀など日本の思想は共通していないが一気通貫で流れている。

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    2016年08月25日
  • アメリカを動かす思想 プラグマティズム入門

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    プラグマティズムについて簡単な説明をおこなうとともに、現代のアメリカの政治哲学のなかでプラグマティズムが「下部構造」の役割を果たしているという著者の見方が示されています。

    「プラグマティズム入門」というサブタイトルがつけられていますが、パース、ジェイムズ、デューイらのプラグマティズムについては本書で参照されている魚津郁夫の『プラグマティズムの思想』(ちくま学芸文庫)がありますし、ローティ以降のネオ・プラグマティズムに関しては、やはり本書で参照されているヘーゲルや現代思想に詳しい岡本裕一朗の『ネオ・プラグマティズムとは何か―ポスト分析哲学の新展開』(ナカニシヤ出版)があります。さらに本書と同じ

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    2017年11月30日
  • 人間はたまねぎ - 自分の心の取扱説明書(トリセツ)をつくろう! -

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    哲学的見地からの自己啓発本である。
    人間の七つの感情(達成感・義務感・罪悪感・親近感・嫌悪感・劣等感・幸福感)について述べられている。
    これら七つの感情をたまねぎの皮に見立ているところが新鮮だったな。
    人間の本質は、この七つの皮(感情)に包まれていると言う。では、この七つの皮(感情)と上手く付き合うことが出来れば、人生を有意義に楽しめるんじゃないか?という見地から書かれた本である。
    一枚一枚、皮を剥いでいく事によって、たまねぎの中心には何があるのか?というところも最後に述べられていて、なかなか読者を引っ張る文章だった。

    ・達成感の皮
    達成感を得るためには多少のきつさが必要だし、チャレンジは生

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    2016年07月16日
  • 世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

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    グローバル特に西欧の世界では、哲学が意識無意識の思考ベースになっており、特に地位が高いエグゼクティブには、基礎となる哲学の知識教養が必須となるというのは、わかる気がする。
    この本は哲学の基本を教養として広くある程度深く知る必要があると言う考えから基本を押さえた、歴史、思考、古典、名言、関連知識、人物、用語を紹介している。

    高校時代に軽く学んだくらいだったので、紹介された古典的な本を読んでみたいと思った。

    また哲学の関連図がP24,25にあったが、白熱教室の有名になったマイケルサンデルさんが政治哲学として書かれていた。哲学の最先端の講義をテレビで学べるというのは非常に素晴らしい時代だと思った

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    2016年04月23日
  • 現代人の悩みをすっきり解消する哲学図鑑:恋愛やビジネスから人生観まで役立つ

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    30人以上の哲学者の考えを簡単に紹介している本。
    哲学者が書いた本はとんでもなく読みづらい本がありますが、この本はやさしく分かりやすくかかれています。
    その分、内容がシンプルすぎるかもしれないなぁ、と思うところもありますが、哲学者が主にどういうことを言っていたのかという点についてはとても分かりやすく書かれているので、哲学入門としてはよいと思います。

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    2016年03月04日
  • 覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 大人のアウトプット勉強法

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    いつの間にか小川さんの本が4冊目になっていた。
    アウトプットを最初から意識して取り組む、興味を持って見てみる、集中できる時間と場所を持つ、本は読む・ポイント読みでもOK、といった事を意識すれば身になるとは、確かに思う。
    そして、何より、実は死と隣り合わせな事を意識して、残された時間をどう生きるのか?という自問が、一番のパワーになるんだろうな。

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    2015年12月23日
  • 市役所の小川さん、哲学者になる 転身力

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    朝生やNHKの討論番組に出演していた人なので興味があって読んでみた。京大を出て、伊藤忠→名古屋市役所→高専教授と進み、市役所勤務中に大学院で博士号を取ったプロセスを紹介している。このプロセスはこの人独特の生き方なのであまり参考にならないが伊藤忠を辞めてまでこの道に進もうとした人生観には敬服する。全体的に最後に書かれている哲学の話の方が参考にはなるかも。

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    2015年11月29日
  • 闘うための哲学書

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    哲学の有名どころに対して、理想主義と現実主義の二人の著者が議論していく本。この人の打ち立てた哲学はこうである、という説明に留まらず、こういう見方や課題がある、という事まで見せてくれるので、なかなか面白いアプローチに飽きる事なく読める。
    ただし、逆に実際の各哲学の論点が消化不良になり気味なので、後でゆっくり読み返したいと思う。

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    2015年10月24日
  • 7日間で突然頭がよくなる本

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    自己啓発っぽいタイトルですが、哲学的思考をいかにするかという初心者向け指南本みたいな内容です。

    読後感が何かモヤモヤするのはなぜだろう。

    哲学が思考の最高峰のような驕りを感じるからなのか、言語化した瞬間に、それは本質ではなくて、受け取る人の主観に変化してしまっているんじゃないかという矛盾を感じる部分なのか…。

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    2015年10月11日
  • たった1日で人生を300倍面白くする方法

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    代表的な哲学の考え方を普段の生活のスパイスにしてみようというお話。軽めに語りかけるような文章で読みやすく、楽しい気持ちになる。人生をもっと無邪気に生きようと思った。

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    2015年10月10日
  • 覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 大人のアウトプット勉強法

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    もう少し深掘りした本かなと思って購入したが、割とサラッとした印象。著者が京大法学部卒、伊藤忠や公務員を経て哲学者になったというからたいそう身構えて読み始めたせいもあるかもしれない。複数の著書がある筆者なので、そこは極力平易な文章を心がけ、伝わることを第一に考えたか。

    とくに目新しい発見はなく、引用する哲学者の言葉もどれも誰もが聞いたことのあるフレーズ。普段考えに考えている筆者だから、アウトプットはシンプルであることが実は1番難しく、しかしながら最良ということであろうか。

    刺激になることは少なかったが、著書の普段の仕事ぶりやライフスタイルが肩ひじ張らず眠たくなったら寝ればいいんじゃないか、と

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    2015年10月06日
  • 市役所の小川さん、哲学者になる 転身力

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    市役所職員から高専で哲学を教える哲学者になった小川さんのお話。ヤル気さえあれば新しい道が開ける、といったエネルギーに満ちた楽しい本でした。仕事をしながら勉強をするというのは時間的制約で大変なものですが、かえってそれが勉強に対する渇望などのエネルギーになる、といったところに特に共感しました。私も空き時間をみつけてちょろちょろと数学や物理の勉強などしてますが、これが楽しい。やろうと思えば好きなだけ勉強時間をとれた学生時代よりもある意味楽しい。時間の制約がパワーを生むというのは確かだと思います。

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    2015年10月04日
  • もてるための哲学

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    タイトル勝ち。いざ読んでみたら、「異性にもてる」みたいなガツガツした内容ではなかった。ちょっと安心した。でも、やっぱり小川さんの本は最後の最後で響き切ってこーへんかんじ。なんなんやろうね、これは。

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    2015年08月10日