あらすじ
スティーブ・ジョブズ、グーグル、フェイスブック…。世界のトップエリートたちの中には、日本の思想、哲学を学んでいる人が数多くおり、そのエッセンスをビジネスや政治に活用している。しかし、日本人の多くは、自分たちの国で培われてきた知の営みが、世界のエリートたちにとって重要な教養となっていることにまったく気づいていない。私たちがすべきなのは、単に物を売り込むということではなく、日本独自の思考法そのものを武器にして、世界と闘っていくことではないだろうか。日本哲学こそが、グローバル時代を勝ち抜くための武器となる! 本書の内容例:☆日本哲学の歴史―時間の流れの中で整理せよ/☆日本哲学の思考法―ユニークに考えよ/☆日本哲学の名著―古典を語れるようになれ/☆日本哲学の必須人物―生き様を手本にせよ/☆日本哲学の必須用語―言葉を思考のツールにせよ
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Posted by ブクログ
第2章日本哲学の思考法だけすらすらすらすら読んだ。まあ日本人ってこうだよな〜っていう、みんなが多分思ってることを改めて読んだ感じ。でも否定的に取るんじゃなくてこれを大切にしていくことが良いね、っていう章。「うつろう」って言う言葉を取り上げたところが特に好き。しばらく私のテーマなうつろうになると思う。
Posted by ブクログ
これまでにも「はじめての哲学」的な本はたくさん読んできました。
そもそも「哲学」を予備知識なしに読むのは、正直難しい。。。なので「はじめての・・・」と言っても、結構レベルが高いことが多かったです。
でも、この本は「はじめての哲学入門」という意識で読んでも大丈夫そう。(僕的にはちょっと表層過ぎて、ちょっと物足りなかったくらいですが。。。笑)
日本書紀や古事記、万葉集もその時代を象徴する読み物として「日本哲学」という概念を理解するためにはおさえておかないといけない一冊とのこと。自分も含めて、ちゃんと読んだことのある人は意外と少ないはず。
改めて、日本の歴史をつづった本も読まなければ!と。(よく考えたら、日本の歴史上最高のロングセラー本ってことですもんね。)