小川仁志のレビュー一覧

  • ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学

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    哲学する、というのは問いを通じて思考し、本質に迫ること。新たな考え方を想像すること。
    哲学の方法について詳しく記述されていて親切な印象を受けた。

    哲学の本ってこんなに面白かったかなと思った。
    知識がついてきていること、わかり良い入門書が増えていることがその理由だろう。やっぱりわかるところから読んで行かないとダメ。某大学の哲学科は育成方法をよく考えないといけない。

    貫さんの哲学史が紹介されていたのでまた読みたい。

    紹介されている哲学者は現代寄りで、その点好感が持てる。というのも、古代ギリシャや中世の哲学には興味がなく、デカルト以降の哲学でないと知識も興味もない。

    ロールズやネグリとか、興

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    2020年03月06日
  • 世界一わかりやすい哲学の授業

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    有名な哲学者の著書について概略を解説してくれている。
    哲学の入門書としてはよいが、初心者にはわかりにくいところも多々あった。
    また、各々の哲学者についておすすめの本を紹介してくれている点は良かった。

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    2020年02月11日
  • 人生が変わる哲学の教室

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    哲学の入門書としていいと思う。気になる哲学者の本を読んでみたいと思える。
    人生が変わるかどうかは読んだ人次第かな。

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    2019年11月25日
  • ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント

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    ネタバレ

    みなさんはジブリ作品を見たことがありますか.日本人ならきっと一度は見たことがあるでしょう.「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」は公開から数十年たった今でも,子供たちに人気の作品です.しかし,今再びそれらを見返してみると,子供のころとは全く違った視点で見ることができるはずです.

     かつて宮崎駿は,ディズニーの作品が「入口と出口の敷居が低い作品」と例えられるのになぞらえて,ジブリ作品を「出口の敷居が高い作品」と例えました.ただぼんやりと鑑賞するだけでは,監督が伝えたいことは読み取れないということでしょう.我々は,作品にはっきりとは描かれていない“真の”テーマを読み取ろうとすることで初めて,本当

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    2019年06月26日
  • 人間はたまねぎ - 自分の心の取扱説明書(トリセツ)をつくろう! -

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    哲学者である著者が人間の様々な感情をたまねぎの皮に例えてどのように付き合っていいかを書いた一冊。

    達成感、義務感、罪悪感、親近感、嫌悪感、劣等感、幸福感という7つの感情を哲学的な考え方を交えて本質に迫っており勉強になりました。
    本書を読んで、全ての感情において他者との関わりが関係してくると感じました。
    そんな本書の中でも正義の概念は参考になった。宗教に対する考えはなるほどと感じた。
    あと、優越感と劣等感や嫌悪感と好感などの相反する関係について読んで、受け入れることの大切さを感じました。

    幸福感以外の6つの感情は全て幸せに繋がっていくこと、そしてそのために6つの感情を受け入れれば、人間関係を

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    2019年04月10日
  • ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント

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    ちょっと変わった哲学入門書、初めての小川仁志。
    ジブリアニメの登場する様々な事象から「風とは何か」「もののけとは何か」「魔法とは何か」といった疑問を提示し、哲学的見地から一つの妥当解のようなものを探り出していく、ちょっと面白い試みの読み物です。
    観た作品の考察は大変楽しいのですが、未見の作品は今一つピンときません(当たり前ですが・・)
    ジブリファンは、私よりもっと楽しめる内容だと思います(^_^;)

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    2019年03月02日
  • 7日間で突然頭がよくなる本

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    視野を広げるのに役立ちます。だからと言ってすぐには頭良くはならないけど思考のパターンをより多く持てるようにはなると思う。

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    2019年01月31日
  • AIに勝てるのは哲学だけだ――最強の勉強法12+思考法10

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    前半4点→後半2点で平均3点。書かれている内容は落合陽一氏の「超AI時代の生存戦略」と類似。それを哲学の視点から再構成しています。さらっと流し読みで十分かと。

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    2019年01月21日
  • AIに勝てるのは哲学だけだ――最強の勉強法12+思考法10

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    哲学の思考トレーニング方法か参考になった。
    質問ノックや、セルフ問答、プラグマティック思考は取り入れていく。

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    2019年01月19日
  • 覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 大人のアウトプット勉強法

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    読む雑誌は、クーリエ・ジャポン、WIRED、フライデー。

    ビジネスパーソンのアンケートによる学ぶべき教養ランキングは、日本史、経済学、日本文化、世界史、現代文学、経営学、英語、スーツ、音楽、日本語(日経ビジネスアソシエ)。

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    2018年10月27日
  • 7日間で突然頭がよくなる本

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    哲学的思考を多少なりとも身に付けることで”頭がよくなる”ことを目指す本。後半、キャッチフレーズ作り的な感じになっていってる気がするのがちょっと残念だけど、色んな考え方にいっちょ噛みできるのは割と気に入ったところ。
    ただ、筆者の言う頭の良い人の定義がちょっと違うんじゃないかという根本的な所で疑問を持ってしまったので、個人的にはあくまで哲学的思考の入り口的な点にのみ価値を感じている。

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    2018年10月14日
  • 世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

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    哲学の基礎中の基礎を網羅的に教えてくれた。あとはこれを繰り返し読み返し、人生にコペルニクス的転回が起きるのを期待したい。

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    2018年07月12日
  • 超・知的生産術 頭がいい人の「読み方、書き方、学び方」

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    特に目新しい内容はないと思う。第1章までは興味深く読んでいた。しかし、その後はダルかった。
    哲学は究極の知的生産術と位置付けて、「哲学式◯◯」という話が展開されるが、「哲学式」というよりも、「哲学風」という名称の方が近いのではないだろうか? 書いてあることは、他の本で紹介されているようなことばかりで、哲学者や哲学的概念の味付けがされているといった感じ。
    哲学の知識がそこそこあり、知的生産術のようなものに手を出したことがあるなら、かなり退屈すると思われる。だが、そうでない人にはそれなりに面白く読めて、実際役に立つような内容が書かれていると思う。
    そうは言っても、繰り返し読むような本ではない。知的

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    2018年07月04日
  • 哲学の最新キーワードを読む 「私」と社会をつなぐ知

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    ①感情の知②モノの知③テクノロジーの知④共同性の知
    →多項知=理性のアップグレード
    ③について、思弁的実在論とO O Oと新しい唯物論の違いと関連性がよく分からなかった。もう15年以上離れてますからねぇ。

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    2018年04月25日
  • 世界のエリートが学んでいる教養としての日本哲学

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    これまでにも「はじめての哲学」的な本はたくさん読んできました。
    そもそも「哲学」を予備知識なしに読むのは、正直難しい。。。なので「はじめての・・・」と言っても、結構レベルが高いことが多かったです。

    でも、この本は「はじめての哲学入門」という意識で読んでも大丈夫そう。(僕的にはちょっと表層過ぎて、ちょっと物足りなかったくらいですが。。。笑)

    日本書紀や古事記、万葉集もその時代を象徴する読み物として「日本哲学」という概念を理解するためにはおさえておかないといけない一冊とのこと。自分も含めて、ちゃんと読んだことのある人は意外と少ないはず。

    改めて、日本の歴史をつづった本も読まなければ!と。(よ

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    2018年04月04日
  • 哲学の最新キーワードを読む 「私」と社会をつなぐ知

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    インパク知3・4
    かかった時間100分

    〈感情の知〉〈モノの知〉〈テクノロジーの知〉〈共同性の知〉の4章それぞれに配置された「ポピュリズム」や「ポスト・シンギュラリティ」などの12のキーワードをもとに、現代の状況とそれについての哲学者の考察を引用しつつ、公共哲学=「私」と社会のかかわり、について述べている。

    章立てやひとつひとつのキーワードは魅力的であり、特に「アート・パワー」や「シェアリング・エコノミー」、「フィルターバブル」などの項は読みやすく面白かったが、いかんせん、200ページほどの新書で12のキーワードが説明されているため、哲学者の引用も、筆者の見解も十分に語り切れていない印象を

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    2018年04月01日
  • 突然頭が鋭くなる42の思考実験

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    もちろん突然頭は鋭くはならない。有名なジレンマとかパラドックスなどの思考実験が紹介されている。わかりやすいが、よくある感じかな…。

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    2018年03月22日
  • 突然頭が鋭くなる42の思考実験

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    ネタバレ

    頭が鋭くなるためではなく、純粋に思考することを楽しむために手に取った。さくっと読めて、考える楽しさを味わうことができる。タイトルや帯にあるように、頭を良くしようと思ったり考える力を鍛えたいという思いで触れるより、考える楽しみを味わう入門書と捉えると良いのではないかと思う。ジレンマ、パラドックス、哲学、数学、科学、SF、ビジネスとさまざまなジャンルの42の思考実験をもとにしたテーマを、読みながらいつのまにか色々と考えていて楽しいなって思った。薄っぺらいけど、世界ってこうやって広がっていくんだなって思う。

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    2018年03月08日
  • 世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

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    哲学を学ぶにあたってはどこから手を付ければよいのか、と悩んでいた自分にはうってつけの内容。色々な視点から同じ項目を学べ、それによる知識の定着を実感しました。
    しかしビジネス本としてはかなり物足りなく感じるかもしれません。

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    2017年12月20日
  • 入社3年目からの問題解決 本質を見極める思考法31

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    入社3年目からの問題解決
    著:小川仁志

    著者の専門である「哲学」を、TEDのコンセプトに応用することによって、新しい発想を生み出すための新コンセプト、いわば「PED」を提案している。

    新しい出来事の本質を見極め、個々の技術や現象を超えて、発想そのものを普遍的な形で思考として提示することをコンセプトとし、以下の4章により説明している。
    ①テクノロジーを思考の道具にする
    ②身の回りのモノを思考の道具にする
    ③日常を思考の道具にする
    ④抽象的なものを思考の道具にする

    本書はある程度確立されたロジカルシンキングなどの思考法なものに対して書かれたものではない。確立された思考法を形作る視点や捉え方を

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    2017年11月24日