小川仁志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書の目的は、孤独を恐れているすべての日本人に勇気、希望を与えること。その軸が最後までぶれない本だと感じた。
「なぜハードボイルドはかっこよくて孤独はかわいそうなのか」確かに。
こうした先入観をなくしていきたいと思った。
著者は、孤独をネガティブなものとポジティブなものとに分けて考える。ネガティブな方を経験する中で著者は哲学に出会い、入門書を読み漁った。どの本にも、自分と向き合うことが人生を善くすると書かれていたそう。
きっかけは忘れたが、私もあるとき哲学に興味を持った。哲学は学者のものではない、私たち一人一人がこれからを生きていくために必要と気づいた。
ネガティブな孤独は、孤立に近いの -
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Posted by ブクログ
面白かった。
自分にはない考えもあり、なるほどと思った。
今、はたから見て成功していると思われるような人たちの失敗とみられる体験談や過去の悩みというのはその人に対して親しみを持つためによりよいスパイスになるなあと心理学的に感じた。
当の本人たちからしたら、あくまで実体験を語っているだけでそんなつもりは更々ないのだろうが。
ハイリスクハイリターンで何かを得るには何かを失い、挑戦する必要があるのだなあ。
JK課地元でもやってみたい、哲学カフェ行ってみたい。
p32そこそこ満たされた人は、「ここからは、決まった答えやゴールはない」という出発点に立つ必要があるのです。
p33「正し -
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Posted by ブクログ
30人の哲学者があなたの悩みに答える本です。
答えを読んで自分で考えることが大事なのだろう。
印象に残った文章
⒈ 大切なのは、世の中に価値なんてない、人生に意味なんてないっていうことを潔く認めることなのです(ニーチェ)
⒉ 消費による心の満足は悪いことではない(ボードリヤール)
⒊ 会話は言語ゲーム。そう思って会話を楽しめばいい(ウィトゲンシュタイン)
⒋ 説得ではなく合意を目指すことで他者とわかり合える(ハーバーマス)
⒌ 次にくるのは、もはや能力に応じて働き、働きに応じて分配するという社会主義、あるいは能力に応じて働き、必要に応じて分配を受けるという共産主義にほかならない(マルクス)
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購入済み
いろいろな考え方はおもしろい
世の中、いろんなこと考えている人がいて、おもしろい。この本のようにみんな気楽に考えていれば、メンタルヘルスで生計している人は厳しいかも。。。
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Posted by ブクログ
テレビで見たのはシーズン2だったのか…
「高田純次とみちょぱ×哲学」って
とこで妙なバランスなので興味を持った。(全部見たわけではないが)
「本になってるなら」と、読んでみる。
どんな哲学者が居たのか?
「悩み」に対して、それについて考えてた人居たんですよ。
と、固くならず深くなく
ゆるめに教えてくれている。
「哲学者の思想の本質」と深いとこまで知りたい人向けではない。
むしろ「こういう先人いたのね」とか「この人考え方合わないけど興味あるな」とか、きっかけになりそう。
ただ小難しいことを考えてた人達ではなくて「味方」として、それこそ「相談相手」として向き合っていくと面白そう。
哲学関連