感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年01月05日
幸せを感じにくい自分を思い返して、そもそも幸福とは何かを学ぶ為に手に取る。退屈を愉しむ、というのは自分の中で腑に落ちた。趣味もある。ただ、何かと趣味が競争化する時代に疲れている自分がいる。
Posted by ブクログ 2022年04月27日
p.77
いつ訪れるかわからない死という偶然に完敗するのではなく、わずかでも抵抗ができるのであればなぜやらないのだとラッセルはいっている。
分かりやすくサクッと読めました。
さすが行動する哲学者。背中を押してくれるような気持ちになりました。
Posted by ブクログ 2021年05月22日
ラッセルの幸福論を簡潔にかついまの現代日本の状況を踏まえて解説している。
非常にプラクティカルというか、市井に生きる自分たちでも考えやすい・取り入れやすい考えが多い。
以下、印象に残った点とそれを踏まえた感想や、したい行動を。
・不幸の原因は競争、退屈、ねたみ、疲れ そして自己没頭
→ねたみ=...続きを読む自分と他者を比較する / 他人にどう思われるか気にしすぎてしまう は、意味ないとわかっていてもやってしまいがちで、これをうまく手放せたらいいなと思う。そして、とくに外出が少ない最近は自己没頭(自分の内に籠りすぎる)しやすい環境でもある。外から色々な刺激・インプットを受けるの大事。
・仕事を通して幸福につなげるには「技術の行使」と「建設性」を以て仕事をすることにより楽しみを見つけていくこと、また仕事の目的と人生の目的が合致していること
→その時々で人生の目的と仕事の目的を言語化して、合致しているか確認する / 昇進とか賞賛とかではなく、技術を行使して人の役に立つことを喜びに、その時々で自分のベストを尽くしながらさらに向上させていく / 建設性= 物理的なものづくりに限らず、何か成果物に向かって進めている状態(単なる仕事のための仕事をしてないか?)。
・色々なことに興味をもち、趣味をもつこと。
→これは本当にそう。自分でいえばピアノやダンス。自然に触れることももっと増やしたいなー
・社会が幸福じゃないと自分も幸福じゃない
→ラッセルが平和活動に尽力した理由。自分にも、自分なりの目線で「社会を幸福にする」ためにできることがあるのではないか?仕事もそこに近づけていけたらいい。