小川仁志のレビュー一覧
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前半から中盤までは、神道、仏教伝来、儒教、キリスト教徒の関わりといった日本の歴史における古来思想と外来思想の融合の歴史が紹介される。ひとつひとつの事項に割かれるページは短く、教科書を読んでいる感じで少々退屈でもあった。
本書の肝は終盤、現代の思想についてのくだりだろう。戦後の民主主義をあたりまえのものとして育ち、高度成長も知らない世代にとって、社会がどうあるべきかよりも、個人の生活をどうするかという個人の物語の探索が思想における重要ポイントであった。しかし、失われた20年や震災を経て、いままた日本人は、日本社会はどうあるべきかを考え始めている。この流れを語る個所は本書の中でも生き生きとしてお -
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Posted by ブクログ
・アイデア
否定弁証法(アドルノ)で反対を考える
一番簡単で一番効果的なやり方は、すでにあるものの反対を考えることです
常識の反対を挙げる、役に立たないものを思い浮かべる、意味のないものを思い浮かべる、タブーに挑戦する、嘘を考える、すでにあるものとの違いを考える
ヒュームの視覚化
人間の存在は「知覚」の束に過ぎない(ヒューム)
図示することは、言葉で表現する以上に明確なイメージを表に出す
セレンディピティ
経験界における因果系列の同一性を破る、2つの異なる系列の遭遇
洞窟の比喩
見たことのないものを見ることができれば、アイデアはいくらでも溢れてくる
この世に見えているものは、イデアという -
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Posted by ブクログ
マイケル・サンデルさんの本と似てそうだったので購入。
議論の内容自体は面白いのですが、いかんせん聞き慣れない用語が沢山でてくるので、事前の知識が要求されます。
一応基本的な用語説明はなされているのですが、文脈から読み取ろうとしても、例示が少ないので理解があやふやなまま話が進んでしまうこともあります。
はじめての政治哲学というタイトルをみて、これ一冊で勉強を済まそうという人には向かない本です。
逆に言えば、ちゃんと食らいついていけば楽しめます。
途中でいろいろな考え方を生み出した哲学者の説明が挿入されるのですが、これは頭の片隅に置いておくだけにして、議論の中身を楽しむのがオススメです。