【感想・ネタバレ】自由の国 平等の国のレビュー

あらすじ

これまでこんなに面白く「自由」と「平等」について書かれた本があったでしょうか!? 子どもでも楽しめる哲学ファンタジー小説。しかし、解説部分を読めば、自由と平等についての哲学の基礎知識が身に付き、知的好奇心も満たされます。哲学者が我が子を念頭に書いているので、とにかくわかりやすいのが特徴。先行き不透明な世の中で、「格差社会」といわれる今だからこそ、この小説が身にしみます。オールカラー。君野可代子氏の美しい挿絵も魅力的です!

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Posted by ブクログ

自由の国では、おカネがいちばんの価値になっていて、弱肉強食。平等の国では、生きがいや仕事のやりがいが、奪われている。そんな二つの国が、中間をとって理想の国となるまでの物語。
設定がわかりやすいけど、じゅうぶん考えさせられる。さらっと読めるし、好きやなぁ。自由と平等がいいバランスでまわっていくのは、なんともむずかしい。

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2015年01月10日

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