あらすじ
これさえあれば戦える! 人気哲学者がビジネスマンの武器になる思考ツールを大公開! 世界が常に変容しているこの時代、ビジネスマンにはゼロからルールや枠組みを作り上げる力が必須と言えよう。その点哲学は、「自分の頭で考える力」を養うために最適な学問である。本書は、テレビでおなじみの人気哲学者が、歴史・古典・用語など、仕事で武器になる哲学の知識や思考法を平易に解説。世界で活躍するエリートと渡り合える教養や、多面的なものの見方が効率的に身につく一冊。 【目次より】●ツール1 歴史――押さえておくべき「哲学史」 ●ツール2 思考――ビジネスに使える「思考法」 ●ツール3 古典――読んでおくべき「名著」 ●ツール4 名言――相手の心を打つ「名フレーズ」 ●ツール5 関連知識――プラスαの「関連する知識」宗教、倫理、日本の思想 ●ツール6 人物――マークしておくべき「重要人物」 ●ツール7 用語――知っておくべき「必須の用語」
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Posted by ブクログ
哲学の思考法を現実問題にどう落とし込んでいくか、それについての記述があったので買った。
とはいえ、やや強引な記述がおおく、無理があると思った。また、現代の諸問題や小さな課題まで、役に立つような考え方が提示されているかと思ったが。教訓を並べているような印象を受けた。
内容としては薄すぎるような気がしたが、自分のレベルにはあっていると思う。
ロールズとノージックの攻防、そしてサンデルをはじめとするコミュニタリアリズムの議論が面白い。
哲学史全般には興味がない。
ドイツ観念論の完成(ということはデカルトとロックに遡る)や、政治哲学の各議論といったところに興味というか記憶がある。
その辺りを攻めていくべきだろうか。
哲学書を紹介する章と哲学のフレーズを紹介する章は、特に参考にならなかった。
Posted by ブクログ
2020.02.05 哲学をよくもまあ1冊にまとめてくれました。とっても感謝ですね。いろんな角度から同じことが何度も語られる構成なのでとても分かりやすくてよかった。個人的には哲学史が好きだが、よりよく理解することが出来た。
Posted by ブクログ
イケ好かないカタカナ用語で、シンプルな主張を複雑化するヤツらへの処方箋として有用です。
因みに、テレビで、ポストモダンって、言うヤツ、私は嫌いです。
勿論、哲学への入門書としても、門外漢の私にも、価値ある一冊でした。
世界レベルでみた、哲学だけでなく、社会学の領域まで、踏み入る解説書としてもイイ本です。