【感想・ネタバレ】超有名な哲学書50冊を100文字くらいで読む。のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

「先生! この哲学名著、何がスゴいのか一言で教えてください」
そんな声にこたえる、
かつてない哲学ガイドができました。

超有名だけど、超難解な哲学書たち。
いつかは読みたい…そんな50冊を、
すべて100文字くらいに超・要約。

“大事なとこ”だけつまみ食いして、
哲学史2500年の思考を1時間で読破できます。

ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』、
ラッセル『幸福論』、マキャヴェッリ『君主論』、
デカルト『方法序説』、マルクス『資本論』、
孔子『論語』、パスカル『パンセ』……

哲学者の意外なエピソードも盛りだくさん。
あっさり読みたい人もじっくり読みたい人も満足できる、全く新しい哲学入門書です。

【目次】
はじめに
1章 超有名な哲学書―-『幸福論』『論語』『社会契約論』『ツァラトゥストラかく語りき』ほか
2章 時代を読みすぎな哲学書―-『エチカ』自由論』『リヴァイアサン』『人間の条件』ほか
3章 人生を狂わす哲学書―-『群集心理』『なぜ世界は存在しないのか』『純粋理性批判』ほか
4章 絶望と希望をくれる哲学書―-『告白』『人間地正論』『死に至る病』『神学大全』ほか
あとがき
古典にチャレンジするための文献リスト

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

正直に書くと原典をほぼ読んでいないが、学生時代に哲学書の解説書はそこそこ読んだ。
この本があれば、もっと哲学に親しめたと思わせてくれる。
「教養のための、なんちゃって哲学入門」な本。

0
2023年12月13日

Posted by ブクログ

読書ができる年齢って、実は限られているのではないか。
自分の場合、70歳を越えて、きちんと読める気がしない。
だから、残りの人生で、あと1冊、哲学書をよめたら、と思う。
本書を、「最後の1冊」を選ぶためのカタログとして利用しようと思い、手にする。

しかし、最初の1冊目の「超要約」に打ちのめされる。
「ソクラテスの弁明」に付されたものだ。

師のソクラテスが裁判で自ら死を選ぶまでのプロセスを描いた弁明の記録。しかし、プラトンによる脚色がなされているため、ドラマチックな物語としての側面もある。哲学の父ソクラテスはこうして誕生した。

もちろん、100字での要約などそもそも「ムリゲー」なことは、わかる。
そこをあえてやってみせたのが本書だということも。
とはいっても、これは要約なのか?
もうちょっと中心となる概念とか、特徴的な考え方とかわからないのか?
一瞬、ここで本を置こうかと思った。

が、近現代になっていくと、もう少し内容が充実してくる。
「補足解説」や「エピソード」のコーナーを併せて読んでいくと、自分にとって面白いと思える本かどうかの判断の手掛かりは得られたように思う。
そうしてみると、筆者の意図は十分届いたと言える。

今日現在の「候補書」を以下の通り選んでみた。
・ラッセル「幸福論」
・ポンティ「知覚の現象学」
・ネグリ「帝国」
・ガブリエル「なぜ世界は存在しないのか」
・九鬼周造「「いき」の構造」
我ながらぜんぜん方向性が定まっていないのが笑える。

0
2024年05月26日

Posted by ブクログ

超有名な哲学書をいきなり読むより、入門としてざっくり要約してくれる本。そもそも、哲学書自体を知らないと、あーあれね、そんな本なんだ。と感想も持てないかも。ある程度教養のある人でないと、入門編にすらたどり着けない。自分の無知を知った。

0
2024年10月10日

Posted by ブクログ

哲学の古典や、最近の話題の哲学書について、100文字の要約と、400文字の要約が、50冊分まとめられています。ほぼ古典です。100文字での要約は、ほぼ身に付かない感じです。400文字の要約で、なんとなく雰囲気が掴める感じです。超入門書としては有りなのかもしれません。

0
2024年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学校・高校の頃哲学書をよく読んでいた記憶が有るが、ぜんぜん頭に残っていない。
読んだ事の有る題名も有るが、内容が思い出せず 再読する気も起らなかったため、読み飛ばしてしまった。

0
2024年03月03日

「学術・語学」ランキング