沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 心の窓

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    ページを開いて左側が著者の撮った写真。右側がそれに関するエッセイ。
    エッセイは文字数制限があり決められた文字数でよくここまで表現出来るなと感心。
    やっぱり作家はすごい。
    読後の感想は一言で、ただひたすら旅に出たくなった。

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    2024年07月14日
  • 飛び立つ季節―旅のつばくろ― 電子オリジナル版

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    作者の沢木耕太郎さんが、16歳の時に一人旅をした東北地方を再訪する旅エッセイ。
    当時を振り返り、出発前に少しの目的地を決めて、あとは行き当たりばったりで旅を楽しむ沢木さん。
    深夜特急の頃から変わらないその姿勢が、短いエッセイのなかで伝わってくる。
    期待してた場所が想像してたより、全然しょぼかった、、みたいなことも当然あって。
    そんなガッカリした一日。でもその日の夕方のこと。トボトボ歩いてた鉄橋の上で、手前に見える丘に夕陽が差してほんの10分だけ黄金に輝いて。それまでのガッカリが全てチャラになったような気がしたそうで。
    キュンの瞬間が分かりみすぎて。

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    2024年06月19日
  • 夢ノ町本通り―ブック・エッセイ―

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    沢木耕太郎さんの読書量
    真似ができるレベルではない
    ノンフィクション作家
    私自身ノンフィクションが苦手なせいか、いつも読むのに時間がかかってしまう
    本書から学んだ多くの本
    山本周五郎を含めメモをした
    沢木さんのフィクション読んでみたい
    一冊ぐらいは書いて欲しい
    もし、既に書かれているなら紹介して欲しい

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    2024年05月25日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    深夜特急は読んだ事があったので、他の著書も読んでみたく購読。
    国内旅のエッセイなので、海外と比べて情景が浮かびやすく、短編集なので読みやすかった。少年期の旅がその後の旅のスタイルの原点になっているようで、沢木さんの生き様の一片を知ることができたように思えた。

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    2024年03月20日
  • 春に散る(下)

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    先が知りたくてどんどん読めたけど、うーん、今一つだったかな。登場人物がありがちな?設定に思えた。映画の役者さんが頭に浮かんでしまったからかも知れない。残念。

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    2024年03月17日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    花吹雪ごめんなすって急ぎ旅
    間近に控えた自らの死を、大仰に悲愴がったりせず、大衆演劇の舞台で花道を退場する三度笠姿の渡世人になぞらえでもするかのように、ちょっとした滑稽みを漂わせつつ突き放している先輩の辞世の句。

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    2024年01月28日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    旅ならぬ出張のお供に持っていった。沢木さんのテンポのよい文章は読みやすい。2時間ほどの飛行機の中で、すっと読めてしまった。

    JR東日本の車内誌の連載から何本かピックアップしてまとめたもので、沢木さんにしてはめずらしい、日本国内の旅のエッセイである。沢木ファンとしてはこの連載は楽しみで、ゆっくり読むためよく『トランヴェール』を持ち帰っていた。

    本書を読む直前に、司馬遼太郎の『街道をゆく』を読んでいたので、司馬さんと沢木さんの旅のスタイルの違いが面白く感じられた。
    司馬さんの『街道をゆく』は、おそらく出版社が行く先々のセッティングをしている。編集者や記者も同行して意外に賑やかである。訪れた先で

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    2024年01月28日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    下記(あとがき)の言葉が、沢木さんが伝えたかった事だろう。ワクワクドキドキが旅の醍醐味なのだから!

     「だが、国内における短期の旅などというのは、ささやかな失敗をしても容易に回復できる数少ない機会であるだろう。
     私がもったいないと思うのは、失敗が許される機会に、失敗する経験を逃してしまう事なのだ。
     人は、失敗することで、大切な何かを学ぶ事ができる。失敗に慣れておく事もできるし、失敗した後にどう気持ちを立て直すかの術を体得できたりもする。
     可能な限りネットに頼らず、自分の五感を研ぎ澄ませ、次の行動を選択する。
     ただそれだけで、小さな旅もスリリングなものになり、結果として豊かで深いものに

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    2024年01月24日
  • 寒橋(さむさばし) 山本周五郎名品館III

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    「落ち梅記」
    武士の審議と友情。

    「寒橋」
    時三とお孝。
    父の世話をする奉公人おたみは、父が亡くなり、体調を崩し実家へ帰ると子供を産む。
    世間も妻も時三が間違いを起こしたと疑わず、本人の時三もそれを認めるが、実は…。

    「人情裏長屋」
    抜群の件の腕前を持ちながら裏長屋に住み四六時中飲んだくれる浪人松村信兵衛。
    その長屋に移り住む子連れの浪人が、ある日子供を預かってほしいという。しかたなく信兵衛が育てることにするが、また子供を返してほしいと戻ってくる。

    「なんの花か薫る」(再読)
    喧嘩して娼家に逃げ込んできた武士、江口房之助をかくまったお新、房之助に一緒になりたいと言われたことを本気にし、最

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    2024年01月19日
  • 寒橋(さむさばし) 山本周五郎名品館III

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    「山本周五郎」の短篇時代小説集『山本周五郎名品館Ⅲ 寒橋(さむさばし)』を読みました。
    『山本周五郎名品館Ⅰ おたふく』に続き、「山本周五郎」の作品です。

    -----story-------------
    生涯、膨大な数の短編を遺した「山本周五郎」。
    短編選集決定版の第三巻(全四巻)

    武士の、同輩への友情と、許婚への断ち切れない愛情との葛藤を描く『落ち梅記』。
    浪人の、赤ん坊に対する人情が愛情に変わっていくプロセスを描く『人情裏長屋』。
    長屋住まいの一家の、究極の人情ともいうべきものを描く『かあちゃん』。
    亭主への、また父の娘に対する「情」の交錯がドラマに複雑さを与える『寒橋』。

    ほか、『

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    2024年01月04日
  • おたふく 山本周五郎名品館I

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    「山本周五郎」の短篇時代小説集『山本周五郎名品館Ⅰ おたふく』を読みました。
    久し振りに時代小説を読みたくなったんですよね。

    -----story-------------
    生涯、膨大な数の短編を遺した「山本周五郎」。
    没後五十年を経た今なお、読み継がれる作品群の中から、選びに選ばれた名品。
    短編傑作選の決定版!(全四巻)

    第一巻に収録するのは、「周五郎」が日本女性の最も美しく貴い姿を集約させたともいえる『松の花』、その対極にある自らの性に翻弄される女『おさん』、酔っ払いだが腕のいい職人の父親を描く人情ものの傑作『ちゃん』、ほか『あだこ』、『晩秋』、『おたふく』、『菊千代抄』、『その木戸を

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    2024年01月04日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    以前「トランヴェール」で読んだ「水で拭く」というエッセイがとても印象的だった。今回文庫として手元に置けるようになり歓喜!
    更に、「旅先に沢木耕太郎を持って行ったらとても情緒ある雰囲気を醸し出せるはず」と帯同させたのだが、結果旅先で折れ曲がったり表紙が破れたりでぼろぼろに…それもまた味…

    そもそも『深夜特急』も全く読んだことがないのに…ミーハー極まり無い…


    ちなみに「水で拭く」のはお墓参りのエピソード。花も線香も持たず布で一心にお墓を拭く姿に、澄み切って凛とした空気と、相手へのあたたかな思いを感じた。
    旅先での不思議な縁や、共に過ごしてきた人との思い出や。沢木さんほどになれば、日本全国に結

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    2023年11月26日
  • テロルの決算

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    沢木の処女作で代表作。最初の単行本刊行は1978(昭和53)年のことで、それからもう45年も経った。最初の文庫化も1982(昭和57)年、やはり40年以上が過ぎた。新装版も2008(平成20)年、それから15年も経った。
    山口二矢という右翼少年による浅沼稲次郎暗殺事件は、1960(昭和35)年のことで、それからもう60年以上も経った。だが、内容は今なお、色褪せてないように思う。

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    2023年10月06日
  • 旅の窓

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    たまには写真集もいいですね。この本は、それぞれの写真にそえてある文章が短すぎず長すぎず、私の好みでした。何となく手元に残しておきたくなるのも「写真集」かもしれません。お勧めはアメリカのニュージャージー州のある町の写真と文章。「名もない町」などというものはない。手にとって見て読んでいただきたい。

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    2023年10月01日
  • 夢ノ町本通り―ブック・エッセイ―

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    私も古本屋と新刊の書店のふたつが近くに欲しい…!
    本好きの人が住める住宅街を作り、近くに本屋専門のデパートがあるといいのになと思わず夢想した。

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    2023年09月05日
  • 春に散る(下)

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    ネタバレ

    本作の主人公、広岡仁一は著者、沢木耕太郎の「夢の存在」であると、あとがきで語られている。野球に傾倒した少年時代、志半ばで第二の道へ進むも、そこで魂を燃やすことのできなかった沢木耕太郎にとって、広岡は「夢の存在」であるという。
    そう聞くと、合点がいく場面もいくつかある。
    しかし、そうであればもっと主人公が何を考えているかの描写を増やしてほしかったように思う。
    沢木耕太郎作品の特徴は主人公の感受性にあると思う。声には出さずとも頭の中で考える内容に興味を惹かれるからだ。
    実際、ラストシーンはすごく良かったがそれは広岡の考えがダイレクトに伝わってきたからかと考える。

    いずれにせよ、映画化は楽しみであ

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    2023年07月15日
  • 春に散る(上)

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    沢木耕太郎の書籍が映画化されることを知り、本作を購入した。
    沢木耕太郎の小説は何冊か読んだが、これまでの小説と比べて会話量が多く、すごく読みやすくなっている。これまでの小説の主人公にはどこか沢木耕太郎本人のような要素を多分に感じたのだが、今回はまた新しいキャラクターのやつに感じた。下巻が楽しみだ。

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    2023年07月01日
  • 春に散る(下)

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    ストーリーとしては素晴らしいんだけど、何しろ長い・・・。「一瞬の夏」のスピード感がほしかった。超能力者、佳菜子は要らなかったかな。

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    2023年05月31日
  • テロルの決算

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    昨今の政治家襲撃に関連して紹介されていたので手に取った作品

    恥ずかしながら全く知らない事件であり、こうも大きな事件が知られずにいたものかと自分の無知を棚に上げておもったりなどした。

    テロに至る若者の頑なさと被害政治家の愚直さが辛かった

    起こるべきテロなんてものはないけれど、それにしたってどうしてと思わずにはいられない。

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    2023年05月26日
  • 飛び立つ季節―旅のつばくろ― 電子オリジナル版

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    ガイドブックやネットに頼らず、駅前の地図を頭に入れて歩き出しわからなけらば人に聞く。そういう旅を著者は続けている。そして思いもかけなかったものとの遭遇やそれに纏わる思索を端正な文章で世に送り出してくれる。

    P181
    行くか、行くまいか、迷ったときは行くにかぎる。なぜなら、すべては移動によって始まるから、だ。

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    2023年04月10日