沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 天路の旅人(下)(新潮文庫)

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    日の当たらないところを歩んだ英雄がきっと色んなところに生きているのだろうと思う。
    使命感なのか本能なのか。
    想像を絶する旅の果てに望んだものは新たな旅だったのかもしれない。、

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    2025年08月14日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    このシリーズを読み進めるに連れ「繁華な通り」というワードに一種の恍惚を感じ始めていたが、4巻では激減する。パブロフの犬化していた私はお預けを食らった。
    それもそのはず。4巻では主に長距離バスで移動している。
    冬が来て、雪の降る車窓が鮮やかに目に浮かんだ。
    「これは日本にあるか?」という質問を繰り返す現地人がとてもかわいかったし、探せばあるようなものを「ないかな。」と答える主人公の優しさが好きだ。真実だけが優しさじゃない。

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    2025年08月03日
  • 暦のしずく

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    #暦のしずく
    #沢木耕太郎

    沢木氏がノンフィクション作家としての実力を発揮して、実在の講釈師、馬場文耕を描く。
    受けた恩義を返すため、やむなく軍記物ではない創作の講釈を始めた文耕。人々との出会いから、やがて命をかけた講釈に挑むことになる。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年07月31日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    シリーズ3作目はインド、ネパール編。インドのガンジス川の描写がなんとも生々しい。糞尿垂れ流し、死体遺棄、もろもろ。そら旅行者は気をつけてても体調を崩してしまう。

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    2025年07月29日
  • キャラヴァンは進む―銀河を渡るⅠ―(新潮文庫)

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    「深夜特急」の著書沢木耕太郎のエッセイ集。個人的には「凍」を書くきっかけになった山野井夫妻との対話が心に残った。できるだけ眼に見えるように書く、文章の書き方は的を得ているように思った。

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    2025年07月16日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    2から間空けて3を読み終えました。

    筆者はインドを旅行しています。
    インドという国、一文では語り尽くせない国ですよね、日本人の私達からは信じられない日常が繰り広げられ、強烈な印象だったんでしょうね。

    それはもう日本なんて国が平和過ぎて信じられないくらい。

    これまでの国より暗い場面が目立つように感じました。
    この一冊を読んで、皆さんはどう思うのでしょう、観光客目線では、
    日本に生まれて良かった
    インドは恐い国だな
    とかですかね、世界平和って何なんですかね。
    何か言葉にするのが難しい感想を抱きました。

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    2025年07月11日
  • 世界は「使われなかった人生」であふれてる

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    沢木耕太郎の映画エッセイ集『世界は「使われなかった人生」であふれてる』を読みました。
    沢木耕太郎の作品は、2年前に読んだ『不思議の果実―象が空を〈2〉』以来ですね。

    -----story-------------
    「使われなかった人生」とは何だろう。
    それは、いまここにある自分の人生でなく、もう1つの可能性として「ありえたかもしれない人生」にほぼ等しい。
    しかし、それら2つの言葉の間には微妙な違いがある。
    「ありえたかもしれない人生」には手の届かない夢といった意味合いがあるが、「使われなかった人生」には具体的で実現可能な人生という意味が込められていると、著者は言う。ほんのちょっとした決断や選

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    2025年07月09日
  • 天路の旅人(上)(新潮文庫)

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    「旅は楽しむもの」というのが概ね現代の認識だと思うが、本書を通じて旅の様々な動機を知った。仕事としての旅から生きるための旅へ、そして好奇心に突き動かされ「知る」旅へ。旅は人生そのものとはこの人のことを言うのだろう。

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    2025年06月28日
  • 天路の旅人(上)(新潮文庫)

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    第二次大戦末期、敵国中国の奥地までラマ僧に扮して潜入した西川一三。
    過酷な旅路にも関わらず、何が彼をそこまで突き動かすのか?それを探るために読んでいる気がする。
    チベットを目指しリチュ河を命懸けで渡るシーンはハラハラした。次はインドだ。

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    2025年06月21日
  • 天路の旅人(上)(新潮文庫)

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    こんな人がいたなんて。
    この人の凄いところは、ちゃんと自分が恥ずかしいと感じたことも正直に言っているところだと思う。
    そこに文化の違いとかがあらわれて、後から読む私たちには良いんだけど。

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    2025年06月19日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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     舞台がアジアからヨーロッパに動き、インドや中東のようなカオス感が薄れてきた印象があるが、イタリアやスペイン、ポルトガル等の南欧でのエピソードは、同じ先進国であっても日本と違う異文化圏であることを感じる。そのような視点で観察し、臨場感あるエピソードが書かれた本作は読み応えがあるが、旅の終わりを迎えるに当たっての記載があっさりしすぎて物足りなく感じた。

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    2025年06月13日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    沢木さんの代表作とも言える深夜特急を読む前に、内容も知らずこの本を手に取りました。
    海外のイメージが強かった沢木さんの国内旅行エッセイ。
    海外旅行好きな私ですが、
    やっぱり国内も旅行したいなと思わされました…。

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    2025年06月08日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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    ついに旅が終わる。
    最後のオチが予想外でした。

    少し過ごしたから、一部を見た、経験したからってその国や、人をわかったふうにするのは一番危険だ。
    確かなのは、わからないということがわかっている、ということだ。
    なんでもわかった風にして決めつけないようにしよう。自分のフィルターを通して物事をみていることに気がつこうと思った。

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    2025年06月08日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    分かります!
    旅行先がどうも合わないこと!

    せっかく旅行してるのに自分が気を揉んでその国に合わせて楽しむなんて必要はないですよね、ことに世界一周ならば。

    私は国内旅行で多々そういう思いを感じることがありますが、好きな旅先への旅行との合間には必ず新天地への旅行に行っています。
    経験や感性を凝り固めないためにも、でも私はバンコクは大好きでした 笑笑

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    2025年05月31日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    沢木耕太郎 さんが若い時の放浪記、3巻目。

    僕も二十歳代の頃2回だけ放浪したので(て言うても、それぞれひと月と1か月半やけどね)、宿探しや行き先の決め方の行き当たりばったり感は共感することがたくさんある。

    ただ、最初読み始めたときは最後の6巻目まで一気読みするつもりだったが、とりあえず今回はこの3巻目で「区切り打ち」にしておいて、また次回、という気持ちだ。

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    2025年05月24日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    2巻はバンコクから始まるマレー半島縦断の旅、そしてシンガポール。
    著者自身が「香港の幻影ばかり追い求めていた」と書いており、どうやら東南アジアはもう一つピンと来なかった模様。

    どちらも(当時の)発展途上国だが、香港では逞しさやエネルギッシュさといった明るい面がもっぱら描かれ、東南アジアではその暗部がフィーチャーされている。タイのチュムポーンで出会った性病の子持ち娼婦のあたりはちょっとしんどい。

    そうした悲哀への著者の向き合い方も、結局は上から目線の憐憫、先進国に暮らす者の驕りなのではと思わないでもない。でも同時に、自分自身も沢木氏の立場だったらきっと同じようなことを考えるんだろうな、とも思

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    2025年05月19日
  • 天路の旅人(上)(新潮文庫)

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    どうしても深夜特急と比較してしまうが、そこまでの話の起伏はない。また、馴染みの薄い名前や地名が多いため、深くは話に入り込めない。しかし、見知らぬ土地を訪れるワクワク感は、楽しい気持ちにさせてくれる。

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    2025年05月06日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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     インドから中東を経て、トルコ、ギリシャが本巻の舞台となっている。途上国のインドや中東と比べて経済的に発展する西欧に近づいていき、物価水準も市民感覚も日本の水準に近づいてきて、インドなどのカオスさは失われてきつつあるが、現地の人間とのコミュニケーションや風景描写はリアルである。また限られた資金で当てなく旅を続けている背景から、とことんまで値切る値段交渉はどこの国においても臨場感を感じる。

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    2025年04月27日
  • 旅の窓

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    どの写真にも素敵な物語がそえられて、ほっこりできる本でした。
    私が旅に出たとして、沢木さんのように目の前の風景を見ながら、いろんな思いを馳せたり、夢想したりできるだろうか?答えはもちろんノー。
    でも沢木さんのように何気ない風景に色んな価値を見出せるような人になりたい。

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    2025年04月15日
  • キャラヴァンは進む―銀河を渡るⅠ―(新潮文庫)

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    深夜特急を夢中で読んだ頃を懐かしく感じて手に取ったけど、書くことについての各章が一番面白かった。
    (ボクシングとオリンピックはあまり興味無く…)

    まだ読んでいない「凍」に興味を持ち、次に読んで見ようと思う。

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    2025年03月10日