沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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    旅が終わりに近づくにつれ、日本に帰ったときのことを考えてしまう…目の前の光景に心を奪われなくなったのは、その土地のせいではなく、自分の中にある何かがこれまでと変わってしまったから。

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    2025年01月15日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    日本のあちこちの旅エッセイ。若き日に訪れた北国の再訪や、いけなかった場所についに足を運んで得る感慨。しかし、下調べしないからこそ、適当にたどりついたお店での感動とか、旅の達人ならではだな~。こういう旅のしかたってどんどん難しくなるんだろうなあ…。

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    2025年01月01日
  • 心の窓

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    旅先で沢木さんが撮る写真にはほとんど、人物が写ってる。
    いわゆる観光地には行きたくないと仰っている通り、何気ない土地の人の表情や偶然の自然を余所者の距離を保ちながら記録していく姿勢。
    そこだけは若い時から本当に変わらない。そこがちょっとわざとらしいところも沢木さんなんよな笑

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    2024年12月14日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    印象的だったのは、著者がニュージーランドの若者二人組とシンガポールで出会った時の話です。
    期限はあまり気にせず、何年かかけて世界を見て廻ろうとする若者二人組。
    旅は期限ありきで考えがちだけど、時間や資金に余裕があるなら、彼らみたく心ゆくまで旅をしようと考えるのも清々しくて良いなと思いました。

    それから、世界を旅する中で好きな国に出会えるのは良いことだけど、その国を出発した後もそのイメージを求めてしまうと、せっかくの海外を放浪する旅の面白さが減ってしまうことにも繋がるのかなと思いました。
    一つ一つの国はそれぞれ異なった文化や歴史があって、その違いを楽しめるのが深夜特急のように海外を放浪する旅の

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    2024年11月21日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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    ついに旅の終着地のロンドンへ_!!

    風に吹かれ
    水に流され
    偶然に身を委ね
    遠路2万キロの旅を終えようとしている…

    深夜特急シリーズ第6弾_

     

    インドのデリーからイギリスのロンドンまで
    乗合いバスで向かう放浪の旅

    マカオでカジノにハマり 刺激的な旅が始まり
    インドでは 生と死を傍らに感じる
    世界を目の当たりにし…

    懐かしい友人との再会や
    トルコで人々の優しさを知る出会いを経験し
    あまたの人と出会い 別れてきた…

     

    1年以上の旅を続け
    ようやくユーラシア大陸の最西端に到着した時は
    私もその光景を想像してしまい…
    感動しすぎて 涙があふれました!!

    数ヶ月にわたり

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    2024年10月02日
  • 心の窓

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    ノルマンディの記事は、心に響く。ドイツの置かれた状況。戦争を始めた国ではあるが、国民への負担は、想像の域を遥かに超えたものであったろう。こうなると知っていたら、ヒトラーを党首に選ばなかったろうに。残念な事に現在も世界のあちこちで、誤った党首を人々が選んでいる。

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    2024年09月15日
  • ポーカー・フェース(新潮文庫)

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    沢木耕太郎作品を読むのは10冊目。
    エッセイを読むのは初めて。(本作は三冊目のエッセイ集)

    話の展開がナックルボールのような不思議な動き方をするので面白い。初めのお題にうまく戻ったり、全然違ったお話になったり。

    原稿を書くときには、随分うんうん唸りながら書くのだろうなあ。(原稿を間に合わせられない話が何度か登場する。)

    「凍」の主人公、クライマーの山野井泰史さんが熊に襲われた際の話のインパクトが強烈だった。
    本人曰く、自分は熊に抱きつく貴重な経験が出来てラッキーだったが、熊の方は駆除対象となって不運、無事逃げおおせただろうかと逆に心配している。超ポジティブシンキング。運って何なんだろうと

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    2024年08月31日
  • 旅の窓

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    旅行を終えて時差ボケ完治すべくお休みしていた日。
    また旅行に行きたくなる風景、というより
    著者しか気づけなかったワンシーンを見せてくれて説明もついてる、そんな小説。
    ふとした笑顔とか、魅力的だよね。わかる。

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    2024年08月31日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    巻を読み終わる度に、凄まじい環境で旅行していることに感服。孤独と闘いながら旅で自分を見つめ直して行く様子に、我が身が疑似体験しているような錯覚に陷る。アフガニスタンとかイランとかイラクとか、危険なイメージのとこにブチ込んで行く著者がすごいとしか言いようがない。時計の値切りシーンは面白かった。諦めたらアカンを教えてもらいました。

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    2024年07月31日
  • 心の窓

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    この本を読んで藤原新也のメメント・モリを思い出す。20代の頃なので、インドに行きたいと思った。今はもう行けませんがね。

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    2024年07月23日
  • 心の窓

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    ページを開いて左側が著者の撮った写真。右側がそれに関するエッセイ。
    エッセイは文字数制限があり決められた文字数でよくここまで表現出来るなと感心。
    やっぱり作家はすごい。
    読後の感想は一言で、ただひたすら旅に出たくなった。

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    2024年07月14日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    間違えて5を先に読んでしまっていた。無事4も読み終えた。イギリスの青年とのやりとりが印象的だった。親切にしたなら最後まで親切にすればいいのに、と思ったりもしたけれど、それもまた難しいんだよね。青年には何があったのだろうと気になった。

    バスのチキンレースも時計屋の交渉も、どこか斜に構えて見ている著者の文章がクセになる。実際に自分が体験したら耐えられないだろうな、すごいなと思うような出来事ばかりで、尊敬が止まらない。

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    2024年06月25日
  • 飛び立つ季節―旅のつばくろ― 電子オリジナル版

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    作者の沢木耕太郎さんが、16歳の時に一人旅をした東北地方を再訪する旅エッセイ。
    当時を振り返り、出発前に少しの目的地を決めて、あとは行き当たりばったりで旅を楽しむ沢木さん。
    深夜特急の頃から変わらないその姿勢が、短いエッセイのなかで伝わってくる。
    期待してた場所が想像してたより、全然しょぼかった、、みたいなことも当然あって。
    そんなガッカリした一日。でもその日の夕方のこと。トボトボ歩いてた鉄橋の上で、手前に見える丘に夕陽が差してほんの10分だけ黄金に輝いて。それまでのガッカリが全てチャラになったような気がしたそうで。
    キュンの瞬間が分かりみすぎて。

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    2024年06月19日
  • 夢ノ町本通り―ブック・エッセイ―

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    沢木耕太郎さんの読書量
    真似ができるレベルではない
    ノンフィクション作家
    私自身ノンフィクションが苦手なせいか、いつも読むのに時間がかかってしまう
    本書から学んだ多くの本
    山本周五郎を含めメモをした
    沢木さんのフィクション読んでみたい
    一冊ぐらいは書いて欲しい
    もし、既に書かれているなら紹介して欲しい

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    2024年05月25日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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    旅のイメージがふわふわと頭に浮かんできて、今回も心地よい読書体験ができた。旅行記ってやっぱりいいよね。特に深夜特急シリーズは自分では体験できない旅だからこそ余計に面白い。

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    2024年04月23日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    深夜特急は読んだ事があったので、他の著書も読んでみたく購読。
    国内旅のエッセイなので、海外と比べて情景が浮かびやすく、短編集なので読みやすかった。少年期の旅がその後の旅のスタイルの原点になっているようで、沢木さんの生き様の一片を知ることができたように思えた。

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    2024年03月20日
  • 春に散る(下)

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    先が知りたくてどんどん読めたけど、うーん、今一つだったかな。登場人物がありがちな?設定に思えた。映画の役者さんが頭に浮かんでしまったからかも知れない。残念。

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    2024年03月17日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    花吹雪ごめんなすって急ぎ旅
    間近に控えた自らの死を、大仰に悲愴がったりせず、大衆演劇の舞台で花道を退場する三度笠姿の渡世人になぞらえでもするかのように、ちょっとした滑稽みを漂わせつつ突き放している先輩の辞世の句。

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    2024年01月28日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    旅ならぬ出張のお供に持っていった。沢木さんのテンポのよい文章は読みやすい。2時間ほどの飛行機の中で、すっと読めてしまった。

    JR東日本の車内誌の連載から何本かピックアップしてまとめたもので、沢木さんにしてはめずらしい、日本国内の旅のエッセイである。沢木ファンとしてはこの連載は楽しみで、ゆっくり読むためよく『トランヴェール』を持ち帰っていた。

    本書を読む直前に、司馬遼太郎の『街道をゆく』を読んでいたので、司馬さんと沢木さんの旅のスタイルの違いが面白く感じられた。
    司馬さんの『街道をゆく』は、おそらく出版社が行く先々のセッティングをしている。編集者や記者も同行して意外に賑やかである。訪れた先で

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    2024年01月28日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    下記(あとがき)の言葉が、沢木さんが伝えたかった事だろう。ワクワクドキドキが旅の醍醐味なのだから!

     「だが、国内における短期の旅などというのは、ささやかな失敗をしても容易に回復できる数少ない機会であるだろう。
     私がもったいないと思うのは、失敗が許される機会に、失敗する経験を逃してしまう事なのだ。
     人は、失敗することで、大切な何かを学ぶ事ができる。失敗に慣れておく事もできるし、失敗した後にどう気持ちを立て直すかの術を体得できたりもする。
     可能な限りネットに頼らず、自分の五感を研ぎ澄ませ、次の行動を選択する。
     ただそれだけで、小さな旅もスリリングなものになり、結果として豊かで深いものに

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    2024年01月24日