沢木耕太郎のレビュー一覧

  • おたふく 山本周五郎名品館I

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    価値観の旧いところと今に通じるところといろいろあるものの、名もない人たちの日々の努力は泣ける。文豪は、夏目や谷崎だけではありません。

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    2022年01月23日
  • 深夜特急(1~6)合本版(新潮文庫)【増補新版】

    購入済み

    電車旅がしたくなる

    ユーモラスで情景が浮かぶような語り口が特徴。ボリュームもあり、読み応えたっぷりです。今すぐ電車で世界を旅したくなる本。

    #エモい #笑える

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    2021年12月18日
  • 裏の木戸はあいている 山本周五郎名品館II

    購入済み

    武士と職人の江戸情歌

    沢木耕太郎の選んだ周五郎作品集(I)「おたふく」が良かったのでこの(II)を購入しました。直木賞を辞退した周五郎のような、意地っ張りの武士、職人の男伊達が巧みに描かれております。「情」たっぷりで、演歌のような情感を感じました。でてくる男性よりも女性の方が魅力的だとの見方もあるようですが、読み方次第ですね。「おたふく」も是非お読みください。(完)

    #切ない #ほのぼの #胸キュン

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    2021年12月04日
  • 敗れざる者たち

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    この作家がこんなに昔の人なのかと思う位の現代性ありです。対象とする題材は明らかに古いけれども読める、これは並のものではないです。
    この作家の前がどうなのかが分かりませんが、例えば某スポーツ雑誌の記事、本作の類型だなと認めるところから始まるくらいの代物かと。

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    2021年11月23日
  • オリンピア1996 冠〈廃墟の光〉(新潮文庫)

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    ナチスをテーマにしたナチの森からに比べると、平和な世界、日本の成績がいまいちなどから、ナチスの森ほどは引き込まれなかった。小気味の良い沢木ルポは健在であり、気持ちよく読める一冊

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    2021年11月14日
  • 旅の窓

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    写真と文章で構成されており、とても読みやすい。
    好みだったのは、
    美人と老人
    姉と妹

    生き方は顔に出るのだろうか。
    私はどんな顔なのか。

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    2021年09月30日
  • 旅の窓

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    好きなページ

    「ひとりで立つ」(ブラジル・ベレン)
    「記念写真」(ドイツ・ケルン)
    「美人と老人」(ベトナム)
    「移動綿飴屋」(中国・麗江)
    「素晴らしい人生」(中国・浙江)
    「日付のある写真」(キューバ・ハバナ)
    「うずく」(サイパン、池上)
    「勝負師」(ネパール・カトマンズ)
    「笑顔ひとつ」(ベトナム・メコンデルタ)
    「カーテンの向こう側」(世田谷)

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    2021年08月11日
  • オリンピア1996 冠〈廃墟の光〉(新潮文庫)

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    沢木耕太郎とオリンピック。しかも、過去のオリンピックに想いを馳せて旅をするということではなく、現在進行形のオリンピックを体験するという形。この組み合わせに違和感を感じて、本書を手にした。
    案の定、著者は現代の商業主義が行きすぎたオリンピックに批判的な立場。読み物としては十分面白いのだけれど、この著者に書いてほしくなかった、というのが率直な思い。
    書く対象に寄り添って、想いを寄せる。予想外の展開が起きても、抵抗しないで受け入れる。私の好きな沢木耕太郎のテイストは薄かった。

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    2021年07月24日
  • オリンピア1996 冠〈廃墟の光〉(新潮文庫)

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    近代オリンピック百年の節目となった1996年の大会は、父祖の地アテネを押しのけ、スポンサーとテレビ局によってアメリカ・アトランタに持ち去られて開幕。著者・沢木耕太郎氏が全日程をつぶさにレポートしつつ、「五輪」はいまや「滅びの道」を歩んでいるのではないか・・・?岐路に立たされる五輪の姿。

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    2021年07月10日
  • 旅のつばくろ 電子オリジナル版 無料お試し版

    購入済み

    面白い

    JRの雑誌に載っていて、ずっと気になっていた沢木さんのエッセイ。期待通りで面白いです。一話ごとは短いので、電子書籍で、電車に乗っているときに読むのに、ちょうどよさそう。

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    2021年07月08日
  • 一瞬の夏(下)

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    ノンフィクションだけに、展開がドラマチックというわけにはいかない。
    全てがもどがしい。
    小説ならば、この後はこうなるのに、という感触が残る。
    生の人間とはこういうものなのか。
    当たり前のことだけれど、そういう感想を持った。

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    2021年07月03日
  • オリンピア1936 ナチスの森で(新潮文庫)

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    ネタバレ

     東京オリンピック2020の直前ということもあって、それを強く意識した感想を書きます。

     ヒトラーのオリンピックとも呼ばれる1936年ベルリンオリンピックについて、当オリンピックの傑作記録映画を作成したレニ・リーフェンシュタールへの取材と、当時の日本人選手の証言をもとに書き出した、読むオリンピック。

     レニへの取材にそれほど紙幅を割かれているわけではなく、ナチスによる影響を克明に描いているわけでもない。出場選手についても、誰かに焦点を当てているわけではなく、オムニバス形式である。このため、どこかぼやけた印象があることは否めないが、80年以上前のオリンピックを日本人がどのように迎えたのか、そ

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    2021年06月19日
  • 旅の窓

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    旅の一コマを切り取り、エッセイに写真を添えたもの。まあ、なんちゃない内容ではあるが、こうしたなんちゃない出会いなんかも今や得難いものになっている。あー旅に出たいなあ。そう思いながらページをめくった。

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    2021年06月10日
  • テロルの決算

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    社会党 浅沼委員長刺殺事件のノンフィクション作品。
    受賞作だけあり 引き込まれる。
    若い世代にも一度読んでほしい。
    テロでは解決できない問題 社会問題 にどう立ち向かうか。

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    2021年05月09日
  • オリンピア ナチスの森で

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    オリンピックに興奮する事がなくなって久しい。

    何故か。その一つに結果や映像がすぐに容易く見聞きできる、つまり情報が多すぎるからである。
    4年間を待ち遠しく感じた幼い頃から、電子情報機器の発達はめざましい。
    情報は有難いが、多すぎると本番までにお腹いっぱいになってしまう。

    最も私自身が冷めた目で見る癖があるため、皆で感動するという言葉に嘘くさいものを感じてしまうのだが。


    レニ・リーフェンシュタールというドイツ人女性を初めて知った。是非次は映像を観たい。

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    2020年10月17日
  • 旅の窓

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    「旅」にふさわしい、一コマとそれに添えられたエッセイ。見開きでワンシーン。読みやすく、自分も旅をした気になる。旅行ではなく、旅。なにがない一コマが何故かとても印象に残ることはよくあることだ。観光ではなく、自分やそこに見える人々の一挙手一投足が。
    新型コロナによってなかなか外出できなくなっているから余計に、こういう旅に憧れがつのっているのかもしれない。

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    2020年10月14日
  • テロルの決算

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    読むのに時間がかかったが、すごい胸に残るものがあった。1960年に起きた元社会党党首だった浅沼稲次郎氏が壇上で演説中に刺殺された事件。犯人は17歳の少年。2人の生い立ちを振り返り、あの時に2人の時間が重なり合う。最後のほうは胸がドキドキしてた。あの瞬間をとらえた写真は確かに有名。出版されたのが自分の生まれた年ってのもなんだか感慨深い。しかし、思想の違いで人を殺すのはよくないが、訪中して中国帽をかぶって飛行機から降りてくるというパフォーマンスであおった事は事実かなと思った。第10回大宅宗一ノンフィクション賞受賞作。

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    2020年08月26日
  • 旅の窓

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    本当ならロンドンに連れて行った本でした。イタリア、ロンドン、パリ、沖縄と2月からキャンセルの連続。コロナのバカやろう!

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    2020年08月15日
  • 春に散る(下)

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    ボクシングの話ではあるのですが、元ボクサーたちのその後のような、
    少しネタバレになりますが、あるボクシングジムで昔、四天王と呼ばれていた4人のボクサー、誰も世界チャンピョンのタイトルを取ることなく引退して、月日は流れ、それぞれ老齢となった4人が、昔ジムの寮で暮らしたようにシェアハウスで暮らし始めます。
    それぞれいろいろな事情は抱えているものの、気心の知れた者同士同じ屋根の下での生活、役割分担や、取り決めや、必要なものをそろえたり・・・・
    それだけでこちらまでワクワクしてしまいます。
    そんな4人の前に現れたのが、若きボクサー。もう読めてしまうのですが、4人はこのボクサーを育てて、自分たちが果たせ

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    2020年04月12日
  • 危機の宰相

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    ▼1960年の安保闘争の終盤。首相だった岸信介さんは、私邸をデモ隊に何重にも包囲されてしまいました。そして、防衛庁長官の赤城宗徳さんを呼びつけ、自衛隊の出動を要請。しかし、赤城さんがこれを断固拒否。「日本人同士を戦わせて、流血するわけにいかない」。▼沢木耕太郎さんは、この時に自衛隊が首相を守るため、という大義名分でデモ隊と戦っていたら、その後の政治は決定的に変わっていただろう、と述べています。恐らく自民党政権は遠からず倒れ、所得倍増計画も無かったことになります。ちなみに岸信介さんは、弟が佐藤栄作首相。娘婿が安倍晋太郎首相。孫が現在の安倍晋三首相。うーん。身分制度?歌舞伎?▼「危機の宰相」沢木耕

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    2020年03月09日