沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    イランは行ってみたい国のひとつ(シーラーズのピンクモスクを見てみたいという程度の動機だけど)

    深夜特急は、旅をするとはどういうことか、を考えさせてくれる。4巻目の対談(文化人類学者 今福龍太氏と)では特にそうで、

    「留まることと移動することについて」
    「世界には2種類の場所がある。放っておいても何かが起こる場所と、自分からアクションしないと物事が動かない場所」
    「それを知って何かが起こる場所へ出向くのか、それとも行った先が結果的にそうなのか」

    それから、言葉で理解することの限界について知りながらも、言葉で理解できることもあると希望を捨てない…というフィールドワークやインタビューについての

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    2026年03月15日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    バックパッカーのバイブル『深夜特急』3巻目。

    こんな状況だったらきっとそう感じるだろう、と共感できそうなこと(とはいえ誰でも実体験が可能ではないこと)を豊かに表現していておもしろい!情景が浮かんでワクワク、ドキドキする。

    旅先で人と出会い、そのたびにぐるぐる色んな感情を感じる豊かさと、自分は旅人であるということへの寂しさ、孤独感のようなものを感じながら読んだ。

    このシリーズは最後の対談とエッセイで満足感がさらに上がる。

    「好奇心が摩耗しているのに外国旅行をしなくてはならないというのはほんとに切ないことですね」
    「旅がすさんできた」
    こんな表現が分かるような旅をしたことはないけど、ああそ

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    2026年03月15日
  • 危機の宰相

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    『凍』を読んでから改めて著者の作品に興味を持ち始めたので、購読。戦後の宰相やその周りの政策当局者が何を考え、どう行動したか。下村恭民(下村治の息子)による解説で強調されているが、本書の中では当時の政策当局者が経済理論に強い関心を持ち、この取組みの中から「所得倍増」等のキーフレーズが誕生したことが示されている。復興期に於ける米国との関係維持だけでなく、その先にどう成長を実現していくか、まさに一寸先が見えない状況に於いて、引くべきレバーは設備投資費の増加なのか等、マクロな視点で経済を捉え、議論していた過程が印象的であった。当時に比べて現在は、成長が長らく停滞し、それ故にわかりやすい1つのスローガン

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    2026年03月07日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    2026年12冊目『深夜特急4 シルクロード』
    前作の3を読んでから、だいぶ時間がかかってしまった。自分があまり知らない土地のことということもあり、読んでると一緒になって疲れてくる。
    でも自分にはできないことをやってる人の話はやっぱり面白い。特に笑ったのはバスのチキン・レース。命懸けすぎる。

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    2026年03月03日
  • テロルの決算

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    右派であるとか左派であるとかは関係なく、大声で人を恫喝する人や暴力で言うことを聞かせようとする人が苦手です。
    そういう人の話を聞くのもちょっと無理。
    なので、テロリストのノンフィクションというのは、わたしには少しハードルが高いものでした。

    それでも、レッテルを貼って知った気になってはいけないと自分を鼓舞して読みました。
    読んでよかった。

    殺された浅沼稲次郎も殺した山口二矢も、損得で行動する人ではありませんでした。
    なんとなく流されるということのない二人は、どちらも人付き合いが不器用です。
    ある意味、信念に基づいて行動する、聞く耳持たない人の方が始末に負えないのかもしれません。
    浅沼は年の功

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    2026年02月24日
  • 暦のしずく

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    講釈師 馬場文耕が何故罪人となったか
    という話
    江戸時代に生きる武士や町人、百姓の
    人情や暮らしぶりがわかる
    いつの間にか文耕ファンになっている

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    2026年02月24日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    日本を離れるにしても、少しずつ、可能なかぎり陸地をつたい、この地球の大きさを知覚するための手がかりのようなものを得たいと思ったのだ。

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    2026年02月11日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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     2年前くらいに職場の方からおすすめされた紀行小説。読んでみると確かに楽しく、自分が海外の見知らぬところで旅をしている気分になれる一冊です。このまま、このシリーズを読んでいこうと思います。

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    2026年02月08日
  • 一瞬の夏(下)

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    一瞬の夏 後編
     東洋タイトル戦を実現するための情熱を描いた、カシアス内藤を含む関係者の葛藤である。元東洋チャンピオンから4年以上のブランクがあり体力的にも年齢的ににも下降しているのにモチベーションを上げての挑戦は並大抵のことではないはずだ。
     結果、最後の最後で思わぬ結末が待っているのだが、生まれてくる子供のためにも、勝ってチャンピオンになるよりも負けて違う道を歩んだほうが正解であったと納得させられるフィナーレとなった。何が幸せなのか考えさせられる作品である。

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    2026年01月26日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    安定の面白さ。バンコクからシンガポールへ。香港と比較して刺激が足りなかった様子は、読んでいても感じる。著者は人との縁に恵まれているのか、何か引き寄せるものがあるのか…。自分が同じ立場に置かれた場合、こんな風に人と繋がれるとは思えないから、尊敬する。やはり、読んでいるとどこかに旅立ちたくなってくる。

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    2026年01月24日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    とにかくインドに行きたくなる!インドの明るさやそれに対比した暗さをまるでその場にいるかのように味あわせてくれる一冊。1.2巻もよいけれど、これまでの話とは少し違った世界を知れる本でした。

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    2026年01月22日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    なんて自由気ままな旅なんだろう。
    目的地も日数も決めず、行く先々の街に溶け込み、現地の人たちと触れ合い、現地の食事やイベントを楽しみ、時にボーっと海を眺めて過ごしたり、時にカジノに熱狂し、気が済んだら次の街へ向かう。
    本作を読んでいると、自分もこういう気ままな旅がしてみたいと思った。豪華なホテルや高級レストランに行かなくても、世界遺産や有名な観光地に行かなくても、旅はいくらでも楽しめるんだな。
    本作はまだ香港とマカオに立ち寄ったところで、長い旅の始まりに過ぎない。これからどんな出会いがあり、どんな景色を見せてくれるのか。一緒に旅をしている気分で読んでいきたい。

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    2026年01月21日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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    沢木さんと一緒に旅することが出来て良かった!
    やっぱり紀行文は面白い!沢木さんの他の作品も読んでみたい

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    2026年01月21日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    マカオでギャンブルにハマっていくところ、イメージするギャンブル中毒の人のまんまで笑ってしまった
    自分にはできなそうな体験をしていて羨ましくもありすごいなぁと思うところもあり

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    2026年01月21日
  • 一瞬の夏(上)

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    一瞬の夏 上
    ノンフィクションということで、事実に基づいた小説であることから、実際に登場するボクサーを知ってるか読みはじめたところ、世界のヘビー級元チャンピオン・ジョージフォアマンやモハメッド・アリそして、日本の具志堅用高、輪島功一など誰もが知っているボクサーが出てくるので、難なく入り込めた。主人公の登場人物カシアス内藤は記憶が無いが黒人との混血ボクサーということで興味深い。四年ぶりの復帰戦は勝利を納めたが、何となく勝っただけでは観客は納得しない。圧倒する強さを求めていた。自分的には負けないで良かったと思っていることから、後編が如何に闘うのか気になるところである。早く読みたくなった。

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    2026年01月19日
  • 天路の旅人(下)(新潮文庫)

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    ・あらすじ
    第二次世界大戦末期、8年かけて中国奥地からインドまでラマ僧に扮して潜入した西川一三。
    彼の旅路を西川自身の著作とインタビューから描き出す。

    ・感想
    西川さんは本当に稀有な人物。
    こういう姿勢で自分を生きることが出来る人ってそうそういないと思う。
    「自分を生きる」って自分勝手とか身勝手とかではなく西川さんの様な人のことを言うのかもなって思った。

    「日本のため」という口実と目的、本人の気性と行動力が噛み合って実現した8年間の旅路は西川さんだけのもの。
    私には彼の様な生き方は到底不可能なので、本になることでその8年間の旅路の一欠片でも感じることができて、とても楽しかった。

    「自分を

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    2026年01月18日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    これまでの話で1番凄まじかった。
    自分では絶対に行かなそうなところだけど、だからこそすごく面白かった。
    貧しい国だからこその楽しみ方や文化があって、興味深かった。
    やっぱり旅人も人間だから、生活環境が一気に変わると体調壊すんだなと思った。

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    2026年01月17日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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    最後のオチには思わず笑ってしまいました。旅は人生と同じで、思うようにならず、それでいて永遠に続くようなものだと思いました。イタリアのパスタが美味しそう、パリの街並みを歩いてみたい、などなどやはりヨーロッパは観光地として魅力的なのだなと改めて感じました。

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    2026年01月05日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    深夜特急三冊目。 旅情に富んだ味のある文章で、アジアの現実を(かつての)よく表している面白い旅行記、エッセイ。

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    2026年01月01日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    沢木耕太郎氏の深夜特急4。 面白かった。 高速バスのチキンレース、ホテルで体調の悪い客との関係、ヒッピーの乗るバスでのトラブル、日本人の知り合いが泊まるホテル探し、ペルシアで懐中時計を何日もかけて値切り続けるやりとりなど。 それぞれのエピソードがそれぞれ興味深く面白かった。

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    2026年01月01日