沢木耕太郎のレビュー一覧

  • オリンピア ナチスの森で

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    ベルリンオリンピックのドキュメンタリー

    戦後ナチに協力したと糾弾されたレニ・リーフェンシュタールの
    五輪ドキュメント映画「オリンピア」を軸に描いている。

    だがはっきりとは書かれていないがレニへのインタビューは大失敗だったみたいだ、
    構想ではもっとレニの話を掘り下げる予定だっただろうに最初と最後でちょっと触れているだけ。

    なのでナチスやレニについての新事実のようなものを期待するとガッカリするだろう。


    だが、そのかわりに描かれている五輪に出場した多くの日本人の話はどれも面白い。
    この人一人の話だけで一冊書けるんじゃないかと思えるような話ばかりだ。

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    2009年10月04日
  • オリンピア ナチスの森で

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    “オリンピックイヤー”だからこそ…ある意味で今日の型の原点になっている1936年のベルリンのお話しは新鮮な感じがした!!

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    2009年10月04日
  • 一瞬の夏(下)

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    「やはり、それでも勝たなければならないのだ…。」

    再起を賭ける天才ボクサー・元東洋ミドル級王者カシアス内藤と、彼の夢に関わる人々の力強くも儚い物語。熱いタイトルが秀逸すぎの、沢木耕太郎による私ノンフィクション作品。

    カシアス内藤の内面から発せられる言葉の数々には、正直心打たれます。その分、最終話に向かって徐々に崩壊していくそれぞれの想いと繋がりは、読んでいて辛い。自分の生きかたに躓きかけたとき、再読すべき本のひとつだと僕は思います。

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    2009年10月04日
  • 一瞬の夏(上)

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    「やはり、それでも勝たなければならないのだ…。」

    再起を賭ける天才ボクサー・元東洋ミドル級王者カシアス内藤と、彼の夢に関わる人々の力強くも儚い物語。熱いタイトルが秀逸すぎの、沢木耕太郎による私ノンフィクション作品。

    カシアス内藤の内面から発せられる言葉の数々には、正直心打たれます。その分、最終話に向かって徐々に崩壊していくそれぞれの想いと繋がりは、読んでいて辛い。自分の生きかたに躓きかけたとき、再読すべき本のひとつだと僕は思います。

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    2009年10月04日
  • 一瞬の夏(下)

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    ボクサー「カシアス内藤」こと内藤純一と、そのトレーナー、そして彼らに夢を見る作家とカメラマン。彼らの夢である世界王者はすぐ目の前にあるが、運命と偶然が絡み合う。

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    2009年10月04日
  • 一瞬の夏(上)

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    ボクサー「カシアス内藤」こと内藤純一と、そのトレーナー、そして彼らに夢を見る作家とカメラマン。彼らの夢である世界王者は手に入れられるのか。秀逸な作品。

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    2009年10月04日
  • 一瞬の夏(上)

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    スポーツノンフィクションの中でも傑作中の傑作と思われる。なによりもココまで取材対象の懐にはいれる沢木さんがすばらしいです。
    主人公であるかカシアス内藤氏の写真集が発売になりました。

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    2009年10月07日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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    旅行が壮年期って…ナイスな表現じゃないですか!

    確かに、ふと旅行先で思うのはこれまで行った場所や経験したことから旅行先を仕立ててしまうこと。
    人間として生きる以上、仕方のないことかもしれないですが、この状態に陥ると感性が鈍るというか、どこか若干のマンネリズムを覚えるんですよ。
    新しい発見や展開を迎えないと人生も旅もつまらないと感じてしまう、ただそれは危険な状態だと思うんです。
    繰返し同じ生活が出来ているありがたみを忘れてしまうんですね、何かを求める感覚というのは本当に大事だと思うんですが、足元の幸せが見えなくなるというか…最近わたくしそんな感じになってますので、この本を読みながらそんな思いを

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    2026年08月15日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    ノンフィクションは本の尺や起承転結で先の展開が読みづらいのが面白いところ。旅先で仲良くなった人物がその後全く登場しない、というのが多数いて必ずしも登場人物が主展開に絡むわけではないという自由さ、読み物としての奥深さが旅のリアルを思わせる。もちろんその性質上、退屈なページは存在するが、すべてのページが物語の伏線になっているような不自然な物語構成よりずっといい。
    1986年の作品ではあるが、古い言葉使いが多いわけではなく比較的読み進めやすいと感じた。
    後半サイコロ博打の話になるが、この章だけ物語内での時間経過に対する文字数が多くなって説明が丁寧になっていくのだが、そんなところから主人公の、損を取り

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    2026年08月14日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    無計画だからこそのトラブルや出会いの数々…
    これぞ旅の醍醐味!
    次はどんな出会いがあり、どんな体験が待ってるのか自分も一緒に旅に出てる気分になる一冊。

    学生の時に深夜の韓国をあてもなくブラブラ歩いたあのちょっとの恐怖心と高揚感が味わえて楽しかった!

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    2026年08月16日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    ついにインドに降り立った。
    ここからいよいよ旅の本番という感じで、放浪の旅らしさが一気に増してくる。

    インドは広大で、とにかく移動が過酷だ。電車は平気で遅れたり故障するし、硬い座席で何時間も耐えなければならない。町ではリキシャや宿との値段交渉、払った・払ってないの押し問答は日常茶飯事。蝿が飛び交う食堂、道端で排便する人、虫だらけの宿、ガンジス川を流れる死体など、日本人には衝撃的な光景が次々と現れる。私なら「もうこんな国は懲り懲りだ!」と早々に荷物をまとめて出国してしまいそうだ。

    しかし作者は、そんな窮屈さや不便さ、価値観の違いを肌で感じながら、少しずつその世界に順応していく。目を背けたくな

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    2026年08月08日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    長期の旅行を控えるなかで購入した一冊(どこで知ったか忘れてしまった、、)。
    1986年当時では今と旅行の感覚も違ったであろうが、旅の気持ちよさ、縛られない雰囲気、感じ方は変わらないんだなあと改めて感じた。スマホで予約もできなければ、GoogleMapも翻訳アプリもない。トラベラーズチェックやアエログラムは便利そうだなあと思いつつ、、海外に出ることのハードルは当時かなり高かったんじゃないかと思う。ましてや繋がっているか確かめてもいないのにバスでロンドンまで。。海外旅行に出ると当たり前に便利なツールを使ってしまうが、地図を見て、時刻表見て、人に聞いて、不確かな旅することの豊かさもあったと思う。

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    2026年08月07日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    著者が実際に行った旅行の記録。第一巻は香港とマカオ。香港の熱気に満ちた街並みとマカオの博奕が印象的だった。香港には一度行って、歩き回りたくなった。おまけで色んな人との対談もあるのがいい。

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    2026年08月02日
  • 天路の旅人(上)(新潮文庫)

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    戦時中に満州から中国、蒙古、チベットへと旅した西川一三さんの旅路が、かつて深夜特急で旅の魅力を書かれた沢木耕太郎さんの素晴らしい筆致で描かれる。序章の西川さんとの実際の会合などの記述もとても良い。下巻も楽しみです。

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    2026年07月29日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    親切も受け取れなくなるとか、奢ってもらおうとか変に気取らず素の自分を曝け出してくれるようで好き。ノンフィクションだとこれを知人に読まれるわけだから、少しは隠したくなると思うのに凄いなー

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    2026年07月24日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    もっと体が丈夫だったら、こんな感じの過酷な旅に出かけたかったな。
    今度ネパールに行くときも、女一人旅と言ったらすごく心配されたし、実際危険度は男性より増すんだろうし…

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    2026年07月22日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    正直な感想は、『読み切ったぞ!』だ。遂にロンドンに着いた。途中不安な場面があったが、ロンドンまで行った。しかし、まだつづく。旅は永遠に続く。本当に世界を旅してるような疑似体験を味わうことができた。老後の楽しみとして、深夜特急を再読して、また旅をしたい。そのためにも大事に保管しておこう。

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    2026年07月20日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    1ヶ月後の一人旅に向けて、準備の一環として沢木耕太郎。

    マカオの博打の場面が一番面白かったなー
    ギャンブルは絶対悪だと幼少期から教えられてきたから、脳死でダメなものだと思ってた。だけど、それだとハマる人の気持ちがずっと分かんなかったんだよね
    今回の読書体験を通じて、ハマる快感を少し垣間見た気がして嬉しい
    危ないものを危ないと知ってて避けるのと、危ないからと言われて避けるのは全く違うよね

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    2026年07月17日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    旅も半ばを過ぎて、沢木さんのテンションがあがらないのが文章から伝わってくる。
    黒海の少年や磯崎夫人のおつかいなど、それなりに印象に残る出来事はあるけど、それまでのような鮮烈なインパクトはなかった。
    熊使いのぼったくり屋さんのところはちょっと面白かったけど、その為に熊を飼うってコスパ悪そう。
    優しいおじいちゃん達もいいけど、やっぱり子供たちとのやりとりが一番いい。
    ジプシーこそ見かけたけど、ヨーロッパに入ると子供の労働を見掛けなくなると同時に出会う機会も減ってしまうのは残念。
    アジアからヨーロッパを茶に見立てて、Cの国からTの国というのは面白い。
    ギリシャ国境からアレクサンドルポリスまでのはずが

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    2026年07月13日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    不自由になることを選ぶことで
    自由を手にすることもある。

    言語の壁があり
    資金も限られている
    終着点さえ不明確なこの旅は
    不自由なようであるが
    私には自由を手にした彼の姿が見えた。

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    2026年07月11日