沢木耕太郎のレビュー一覧
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ネタバレついにパキスタンへ。
パキスタンと言えばデコトラ。
バスもデコってるんだろうなぁ。
デコバスでぶっ飛ばすの怖すぎる。
基本移動の話ばかりでインドに比べると物足りなさを感じるけど、ラマダン中のフライング合戦おもろすぎた。
今はなかなか行けないアフガニスタン。
部族の関所とかローカルルールがややこしそう。
大相撲アフガン場所。
宿のマネージャー、カマルのエピソードがよかった。
そして、まさか磯崎新の登場にビックリ。
やっぱり好きな人には知らないうちに引き寄せられるんだろうか。
私も磯崎夫婦に早く会いたくて読んでる時ハラハラドキドキした。
バスの同乗者も警察官も最高やん。
イラン入ってからまた元気に -
Posted by ブクログ
ネタバレやはりインドはインドだった。
香港のそれとは違う、インドも唯一無二の存在を放つ国なんだろう。
コルカタでの洗礼が凄まじかった。
ブッダガヤのエピソードひとつひとつが大好きで何度も繰り返した。
ヘアピンをくれた幼女のことが心に深く残る。
此経さんの本もいつか探して読みたい。
カトマンズ編はなぜ手紙のように書かれているのだろう。
急に「北の国から」みたいになって不思議だった。
インドの旅の合間の、雨の降り続くカトマンズだから書き方を変えてみたのだろうか。
テニスプレイヤーの彼とは結局会えず仕舞いだったのかな。
陰鬱な感じが逆に印象に残った。
ガンジス川に遺体が流れていることは知っていたけど -
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面白かった!
後半は木村の存在感が増していき、西川の孤高の旅人な姿と木村の嫌な奴で終わらない味のある人間味で対比され、いい味だしてると思った。ノンフィクションだけどね
当時、ましてや徒歩での旅がメインだと、実際は人に語る事も起こらない退屈な「移動時間」が大半だったと思う。だけどそこに旅の真骨頂があって、西川の価値観を、西川という旅人を生み出したんじゃないかなあ
公共交通機関が発達してお金で時間を買えるようになると、つい効率を求めて旅先でも遠すぎる場所は控えたり、移動時間=無駄の感覚が当たり前になってたけど、そうじゃないんだよね
〇〇に辿り着くことが目的じゃなくて、そこまでの過程で得た体験やみ -
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この本の存在は昔から知ってはいたけど、そのタイトルから列車旅だと思っていた。
まさかのバス旅とは。
いやー素晴らしい!
あの頃の香港を文章でこんなにも感じられるなんて。
音も匂いも味も風も五感で体験している気になった。
その土地で生きている人の息づかいが聞こえてくるようで没頭してしまった。
胡弓を引く盲目の老人がとても印象的だった。
光と陰のコントラストが香港を物語っている。
マカオ編はほぼギャンブルかよと思ったけど、カジノの中の出来事と言うより、主人公の心理描写と考察が凄まじく息を飲む緊張感だった。
私なら最初に決めた金額を擦ったら止めてしまうし、負けた分を取り戻そうとして更に負けた -
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「貧乏人は麦を食え」、私が子供の頃池田勇人という総理大臣がこんな発言をしたという事で色々な批判を浴びたことを覚えています。
彼の看板となった「所得倍増」のスローガンもこの時代のいわば流行語。
巷の人々もこの言葉を口にしない、耳にしない日は無かったはず。
わけもわからずこの二つの言葉を口にさえしていた小学生の私は、今本書を読んでタイトル通りの危機の時代、山口二矢のテロや大きな鉄道事故、三井三池炭鉱のガス爆発事故、そして安保、ケネディ大統領暗殺、さらにはドルショック、オイルショックという動乱のあの時代に池田勇人という人がいなかったら日本は経済だけでなく世界での立場が2流以下になってしまったのではな -
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ローマで知人のツテで訪ねた未亡人から、旦那の形見であるコートを貰うシーンが印象的でした。
未亡人にとってコートは旦那への想いが詰まった大切なものであろうに、たかだか数日もてなしをしただけの旅の若者に託してしまう。
それは筆者が自分の胸の内を正直に話したことで、心の距離が近づいたからかなと思いました。
筆者はアンカラで未亡人の旦那の愛人を訪ねていた。アンカラでのことをわざわざ正妻に話すこともないと躊躇していたが、お世話になっている相手に隠し事をすることに耐えかねて結局は話してしまう。ただ、未亡人は心の整理がついているようで、反応があっさりしていた。
むしろ女癖の悪いエピソードが旦那を深く思い出 -
Posted by ブクログ
今更、本当に今更だけど読み終わった。
そして、もっと早く、出来るなら学生時代に読みたかったと後悔。
作者のロンドンまでの旅行記の始め、香港・マカオ編。ありきたりの場所をまわるのではなく、赴くまま、流されるままにその日の宿を求め、地元民との会話で行く先を決め、決してゴールへは急がない。カジノの熱に侵され散財した場面とか、自分の過去がフラッシュバックし共感(するべきではないのだけど)したり、ページをめくる手が止まらなかった。
この本には、外国に行くなら26歳ごろとあったが、今からじゃ遅いかな?とか思う50代、、、
最近活字離れしかけてたところだったので、また本の熱が再燃してくれれば、と思わ -
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沢木耕太郎『旅のつばくろ、ふたたび』新潮文庫。
既に4月刊行の新刊文庫にも手を出しているのだが、ようやく3月に刊行された新刊文庫の最後の1冊が読み終わる。それにしても、今どき550円の文庫本というのは、かなり安く感じてしまう。
今や文庫本は1冊900円から1,000円とかなりの贅沢品になってしまった。海外翻訳作品の文庫本などは無理矢理、上下巻に分冊され、平気で1,700円とか2,000円とか驚くばかりだ。
『旅のつばくろ』の続編の沢木耕太郎による国内旅エッセイである。文庫版あとがき『敵か、味方か』が新たに収録されている。
沢木耕太郎の文章には自身の経験を正確に伝えようとする慎重さが窺え