沢木耕太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学2年生の時に読んだ
中学卒業以来久しぶりの読書だった
旅(好奇心のままに生きること、全くの他人と一期一会の出逢いを楽しむこと)を学んだ
大学3年生になる春休みに青春18切符による一人旅でそれを実行できたのが良かった
(同じ大学の文学部国文科の人と帰りの電車で隣同士になった、その人も青春18切符で1人旅してた)
旅、ひいては人生に対する考え方の変遷(?)には深みを感じたが、共感もあればそうでない部分も
作者の好奇心の摩耗ゆえかな?
ただ、作者が旅を延長する部分などは確かに心が動いた記憶がある
コラムの井上陽水との会談で、「欠落がありながら社会生活を営めている人は面白い、欠落を補う長所があるからだ」という言葉は目から鱗だった
それを僕は何かを欠落しているかな?そしてそれを補う何かを僕は持ってるのかな? -
Posted by ブクログ
『深夜特急』第3巻(インド・ネパール)は、全6巻の中で最も「強烈なカルチャーショックと過酷な試練」に直面する巻です。
2巻までの爽快な移動劇から一転、シンガポールから飛んだカルカッタ(現コルカタ)で、圧倒的な人波、熱気、貧困、詐欺師たちの洗礼を受けます。途中で訪れたネパールのカトマンズで一息つくものの、インドへ戻ると体調を崩し、激しい下痢と高熱に襲われて激痩せする最大の危機(沈没)に陥ります。
4巻以降のシルクロードやヨーロッパを目指す「旅の本番」を前に、カオスなインドで心身ともにボロボロになりながら旅人として脱皮していく、全巻を通しても屈指のドラマチックな一冊です。
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Posted by ブクログ
お盆休暇中を利用して読みました。
旅に出たくなっちゃいます。
26歳の青年のデリーからロンドンを乗合バスで旅をする物語。
1巻では、デリーの前に香港・マカオでの寄り道がメインのお話です。泊まる宿の怪しげな点だとか、カジノにのめり込んでしまい、必勝法を見つけるが、本当に大丈夫❓とヒヤヒヤする場面があります。この面白さが本を一気に読み進めてしまいます。若さ故、計画通りの旅をしようではなく、行き当たりばったりでいいじゃないか精神で何が起こるのかハラハラします。
今は香港・マカオに行きたい気分です❗️
絶対行きたい❗️
続けて第2巻も読みます❗️ -
Posted by ブクログ
読み終わってしまった。
他の人が同じルートを辿ったとしてもこのような旅にはならないだろう。
鋭い観察力と豊富な知識とNOと言える度胸と巧みな値切り交渉術とちょっと短気な人間ぽさと、そして何より類稀なる表現力があったからこそ、読んでるこちらが異国に想いを馳せることができたのだと思う。
ヨーロッパのいくつかの国にその昔行ったことがある。
この本に出てくる場所を訪れたのを思い出して懐かしく感じたと同時に、自分の観察力の無さを思い知らされた。
21歳という年齢と卒業旅行という浮かれた感じもあったかもしれない。
そういう意味ではある程度社会経験を積みつつ、勢いもそれなりにあって、体力も時間もある26歳って絶妙な時期なんだろうな。
旅先で出会う人との交流がいちばんの醍醐味のように思う。
人見知りだった私もここ数年で一期一会を楽しむことができるようになって、より旅が楽しく充実したものになっている気がする。
この先何十年経っても読み続けられる若者の旅のバイブルに、遅かったけど出会えてよかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレついにパキスタンへ。
パキスタンと言えばデコトラ。
バスもデコってるんだろうなぁ。
デコバスでぶっ飛ばすの怖すぎる。
基本移動の話ばかりでインドに比べると物足りなさを感じるけど、ラマダン中のフライング合戦おもろすぎた。
今はなかなか行けないアフガニスタン。
部族の関所とかローカルルールがややこしそう。
大相撲アフガン場所。
宿のマネージャー、カマルのエピソードがよかった。
そして、まさか磯崎新の登場にビックリ。
やっぱり好きな人には知らないうちに引き寄せられるんだろうか。
私も磯崎夫婦に早く会いたくて読んでる時ハラハラドキドキした。
バスの同乗者も警察官も最高やん。
イラン入ってからまた元気になったみたいでよかった。
長く旅を続けると疲労もあるし、精神的に脆くなってしまうことがあるんだなぁ。
バザールの時計屋との交渉にマカオのギャンブルに近い緊張感を覚えて面白かった。
段々と物価が上がっていくのを実感できた。
総じてイラン最高。やっぱり行きたい。