沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    インド、行ってみたいな
    もう、彼らの中では貧困とか、天然痘とか、車の故障とか、遅延とかはもう私たちが名付けて呼んでいるようなものではないのだろう。ありふれたことだから。衝撃。作者やっぱり左手でおしりふいたらしい。

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    2026年08月16日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    こみあげる情熱と極めて冷静な筆致。おもしろすぎる。インドはやっぱりやばい。沢木耕太郎が磯崎新と知り合いなことに衝撃。この小説に磯崎新が出てくるとは思わなかった。

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    2026年08月16日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    お盆休暇中を利用して読みました。
    旅に出たくなっちゃいます。
    26歳の青年のデリーからロンドンを乗合バスで旅をする物語。

    1巻では、デリーの前に香港・マカオでの寄り道がメインのお話です。泊まる宿の怪しげな点だとか、カジノにのめり込んでしまい、必勝法を見つけるが、本当に大丈夫❓とヒヤヒヤする場面があります。この面白さが本を一気に読み進めてしまいます。若さ故、計画通りの旅をしようではなく、行き当たりばったりでいいじゃないか精神で何が起こるのかハラハラします。

    今は香港・マカオに行きたい気分です❗️
    絶対行きたい❗️
    続けて第2巻も読みます❗️

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    2026年08月12日
  • 天路の旅人(下)(新潮文庫)

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    上巻よりも面白さが増し増しでした。終戦を境に国のためという制約が外れ、自由に思うままに旅を始める主人公。学んだチベット仏教の教えにも影響されてか、金銭や物欲に支配されず、多言語を駆使して着の身着のままの旅をつづける様は、旅というよりサバイバルに近く、人生の本質が体現されていると感じました。ヒマラヤ山脈超えなどの旅の描写もすごい。読めて良かったです。

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    2026年07月30日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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    読み終わってしまった。

    他の人が同じルートを辿ったとしてもこのような旅にはならないだろう。
    鋭い観察力と豊富な知識とNOと言える度胸と巧みな値切り交渉術とちょっと短気な人間ぽさと、そして何より類稀なる表現力があったからこそ、読んでるこちらが異国に想いを馳せることができたのだと思う。

    ヨーロッパのいくつかの国にその昔行ったことがある。
    この本に出てくる場所を訪れたのを思い出して懐かしく感じたと同時に、自分の観察力の無さを思い知らされた。
    21歳という年齢と卒業旅行という浮かれた感じもあったかもしれない。
    そういう意味ではある程度社会経験を積みつつ、勢いもそれなりにあって、体力も時間もある

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    2026年07月25日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    個人的に大好きなネパールが出てくるが沢木さんには会わなかったみたいで興味深かった。
    こちらも巻末対談が素晴らしかった。旅の出会いは不思議と素晴らしいものなんだよな。

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    2026年07月19日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    旅の様子がリアルに伝わってくる文章で、読んでいるとまるで海外旅行に行ったような気持ちになった。それと同時にやはり自分で海外に行ってみたくもなった。

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    2026年07月06日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    ついにパキスタンへ。
    パキスタンと言えばデコトラ。
    バスもデコってるんだろうなぁ。
    デコバスでぶっ飛ばすの怖すぎる。
    基本移動の話ばかりでインドに比べると物足りなさを感じるけど、ラマダン中のフライング合戦おもろすぎた。
    今はなかなか行けないアフガニスタン。
    部族の関所とかローカルルールがややこしそう。
    大相撲アフガン場所。
    宿のマネージャー、カマルのエピソードがよかった。
    そして、まさか磯崎新の登場にビックリ。
    やっぱり好きな人には知らないうちに引き寄せられるんだろうか。
    私も磯崎夫婦に早く会いたくて読んでる時ハラハラドキドキした。
    バスの同乗者も警察官も最高やん。
    イラン入ってからまた元気に

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    2026年07月05日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    私は旅をしたことがないのですが、
    まるで自分も旅をしているような感覚になり、「旅に出てみたい」と思わせてくれる一冊でした。

    その場の風景や情景が頭に浮かび、読んでいる私もワクワクします。

    個人的に好きな場面は、香港の賑やかな街や、カジノの喧騒から離れた帰り道に、主人公がふと思いにふける場面です。

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    2026年06月29日
  • テロルの決算

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    信憑性の不確かさを割り引いても、ここまで双方の経歴や内面を丹念に描写しつつ、それぞれのパワーを保ちながらどちらにも肩入れしない形で描写しきっている作品ってどれくらいあるのだろう。
    文庫版あとがきの「なぜ描写するのか」の吐露まで含めて傑作。これは両者の話でもありながら、紛れもなく作者の知覚や情動の発露でもある。

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    2026年06月29日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    やはりインドはインドだった。
    香港のそれとは違う、インドも唯一無二の存在を放つ国なんだろう。
    コルカタでの洗礼が凄まじかった。
    ブッダガヤのエピソードひとつひとつが大好きで何度も繰り返した。
    ヘアピンをくれた幼女のことが心に深く残る。
    此経さんの本もいつか探して読みたい。

    カトマンズ編はなぜ手紙のように書かれているのだろう。
    急に「北の国から」みたいになって不思議だった。
    インドの旅の合間の、雨の降り続くカトマンズだから書き方を変えてみたのだろうか。
    テニスプレイヤーの彼とは結局会えず仕舞いだったのかな。
    陰鬱な感じが逆に印象に残った。

    ガンジス川に遺体が流れていることは知っていたけど

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    2026年06月29日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    30年以上前の作品だが、飽きずにサクサク読む事ができて面白かった。旅というものはどういうものかという事も知ることができる。
    観光スポットを回りまくるだけが旅ではない。
    とても良かったので2巻も読む予定。

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    2026年06月22日
  • 天路の旅人(下)(新潮文庫)

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    面白かった!
    後半は木村の存在感が増していき、西川の孤高の旅人な姿と木村の嫌な奴で終わらない味のある人間味で対比され、いい味だしてると思った。ノンフィクションだけどね

    当時、ましてや徒歩での旅がメインだと、実際は人に語る事も起こらない退屈な「移動時間」が大半だったと思う。だけどそこに旅の真骨頂があって、西川の価値観を、西川という旅人を生み出したんじゃないかなあ
    公共交通機関が発達してお金で時間を買えるようになると、つい効率を求めて旅先でも遠すぎる場所は控えたり、移動時間=無駄の感覚が当たり前になってたけど、そうじゃないんだよね
    〇〇に辿り着くことが目的じゃなくて、そこまでの過程で得た体験やみ

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    2026年06月19日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    この本の存在は昔から知ってはいたけど、そのタイトルから列車旅だと思っていた。
    まさかのバス旅とは。

    いやー素晴らしい!
    あの頃の香港を文章でこんなにも感じられるなんて。
    音も匂いも味も風も五感で体験している気になった。
    その土地で生きている人の息づかいが聞こえてくるようで没頭してしまった。
    胡弓を引く盲目の老人がとても印象的だった。
    光と陰のコントラストが香港を物語っている。

    マカオ編はほぼギャンブルかよと思ったけど、カジノの中の出来事と言うより、主人公の心理描写と考察が凄まじく息を飲む緊張感だった。
    私なら最初に決めた金額を擦ったら止めてしまうし、負けた分を取り戻そうとして更に負けた

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    2026年06月14日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    旅行記として、読みやすいし面白い。
    行ったことのある国だったので、地図や映像を思い浮かべながら、沢木耕太郎の旅をなぞるのはとても楽しかった。沢木耕太郎の1人世界旅行は、地図も持たない、行き当たりばったりの適当旅のように見えて、彼の持ち前のコミュニケーション力と鋭い観察眼によって、かなり充実した刺激溢れた旅になっているのがさすが。こういう旅は、もはや今の時代はしたくてもできないのかもしれない。

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    2026年06月12日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    「決定的な局面に立たされ、
    選択することで、何かが固定されてしまうことを恐れたのだ」

    どひゃー。ちょっとわかるかも。

    なんかすごい目に浮かぶんだよな、景色とか空気感が。すごい文章が上手なのかな。多分そう。

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    2026年06月12日
  • 暦のしずく

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    書評で興味を持ち読んでみる。
    江戸時代中期の講釈師馬場文耕について記した本。講釈を通じて真実を世に伝えようとした文耕の物語が瑞々しく描かれている。
    恥ずかしながら、筆者の作品は『深夜特急』しか読んだことがなかったのでまた他の作品も読んでみようと思った。

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    2026年06月07日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    全くの行き当たりばったりの旅。飯安い!宿も安い!現地の人との一期一会にわくわくした。バスだけでロンドンまで行く、というとんでもなく非効率なことをする、その思考回路が面白いしこれからどうなるのか楽しみ!

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    2026年05月17日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    著者の当時の香港・マカオでの体験とその時の感情ががとてもリアルに描写され、まるで自分も海外に行ったようなワクワク感で読み進められた。
    自分も旅に出たくなった

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    2026年05月12日
  • 危機の宰相

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    「貧乏人は麦を食え」、私が子供の頃池田勇人という総理大臣がこんな発言をしたという事で色々な批判を浴びたことを覚えています。
    彼の看板となった「所得倍増」のスローガンもこの時代のいわば流行語。
    巷の人々もこの言葉を口にしない、耳にしない日は無かったはず。
    わけもわからずこの二つの言葉を口にさえしていた小学生の私は、今本書を読んでタイトル通りの危機の時代、山口二矢のテロや大きな鉄道事故、三井三池炭鉱のガス爆発事故、そして安保、ケネディ大統領暗殺、さらにはドルショック、オイルショックという動乱のあの時代に池田勇人という人がいなかったら日本は経済だけでなく世界での立場が2流以下になってしまったのではな

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    2026年05月07日