沢木耕太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お盆休暇中を利用して読みました。
旅に出たくなっちゃいます。
26歳の青年のデリーからロンドンを乗合バスで旅をする物語。
1巻では、デリーの前に香港・マカオでの寄り道がメインのお話です。泊まる宿の怪しげな点だとか、カジノにのめり込んでしまい、必勝法を見つけるが、本当に大丈夫❓とヒヤヒヤする場面があります。この面白さが本を一気に読み進めてしまいます。若さ故、計画通りの旅をしようではなく、行き当たりばったりでいいじゃないか精神で何が起こるのかハラハラします。
今は香港・マカオに行きたい気分です❗️
絶対行きたい❗️
続けて第2巻も読みます❗️ -
Posted by ブクログ
読み終わってしまった。
他の人が同じルートを辿ったとしてもこのような旅にはならないだろう。
鋭い観察力と豊富な知識とNOと言える度胸と巧みな値切り交渉術とちょっと短気な人間ぽさと、そして何より類稀なる表現力があったからこそ、読んでるこちらが異国に想いを馳せることができたのだと思う。
ヨーロッパのいくつかの国にその昔行ったことがある。
この本に出てくる場所を訪れたのを思い出して懐かしく感じたと同時に、自分の観察力の無さを思い知らされた。
21歳という年齢と卒業旅行という浮かれた感じもあったかもしれない。
そういう意味ではある程度社会経験を積みつつ、勢いもそれなりにあって、体力も時間もある -
Posted by ブクログ
ネタバレついにパキスタンへ。
パキスタンと言えばデコトラ。
バスもデコってるんだろうなぁ。
デコバスでぶっ飛ばすの怖すぎる。
基本移動の話ばかりでインドに比べると物足りなさを感じるけど、ラマダン中のフライング合戦おもろすぎた。
今はなかなか行けないアフガニスタン。
部族の関所とかローカルルールがややこしそう。
大相撲アフガン場所。
宿のマネージャー、カマルのエピソードがよかった。
そして、まさか磯崎新の登場にビックリ。
やっぱり好きな人には知らないうちに引き寄せられるんだろうか。
私も磯崎夫婦に早く会いたくて読んでる時ハラハラドキドキした。
バスの同乗者も警察官も最高やん。
イラン入ってからまた元気に -
Posted by ブクログ
ネタバレやはりインドはインドだった。
香港のそれとは違う、インドも唯一無二の存在を放つ国なんだろう。
コルカタでの洗礼が凄まじかった。
ブッダガヤのエピソードひとつひとつが大好きで何度も繰り返した。
ヘアピンをくれた幼女のことが心に深く残る。
此経さんの本もいつか探して読みたい。
カトマンズ編はなぜ手紙のように書かれているのだろう。
急に「北の国から」みたいになって不思議だった。
インドの旅の合間の、雨の降り続くカトマンズだから書き方を変えてみたのだろうか。
テニスプレイヤーの彼とは結局会えず仕舞いだったのかな。
陰鬱な感じが逆に印象に残った。
ガンジス川に遺体が流れていることは知っていたけど -
Posted by ブクログ
面白かった!
後半は木村の存在感が増していき、西川の孤高の旅人な姿と木村の嫌な奴で終わらない味のある人間味で対比され、いい味だしてると思った。ノンフィクションだけどね
当時、ましてや徒歩での旅がメインだと、実際は人に語る事も起こらない退屈な「移動時間」が大半だったと思う。だけどそこに旅の真骨頂があって、西川の価値観を、西川という旅人を生み出したんじゃないかなあ
公共交通機関が発達してお金で時間を買えるようになると、つい効率を求めて旅先でも遠すぎる場所は控えたり、移動時間=無駄の感覚が当たり前になってたけど、そうじゃないんだよね
〇〇に辿り着くことが目的じゃなくて、そこまでの過程で得た体験やみ -
Posted by ブクログ
この本の存在は昔から知ってはいたけど、そのタイトルから列車旅だと思っていた。
まさかのバス旅とは。
いやー素晴らしい!
あの頃の香港を文章でこんなにも感じられるなんて。
音も匂いも味も風も五感で体験している気になった。
その土地で生きている人の息づかいが聞こえてくるようで没頭してしまった。
胡弓を引く盲目の老人がとても印象的だった。
光と陰のコントラストが香港を物語っている。
マカオ編はほぼギャンブルかよと思ったけど、カジノの中の出来事と言うより、主人公の心理描写と考察が凄まじく息を飲む緊張感だった。
私なら最初に決めた金額を擦ったら止めてしまうし、負けた分を取り戻そうとして更に負けた -
Posted by ブクログ
「貧乏人は麦を食え」、私が子供の頃池田勇人という総理大臣がこんな発言をしたという事で色々な批判を浴びたことを覚えています。
彼の看板となった「所得倍増」のスローガンもこの時代のいわば流行語。
巷の人々もこの言葉を口にしない、耳にしない日は無かったはず。
わけもわからずこの二つの言葉を口にさえしていた小学生の私は、今本書を読んでタイトル通りの危機の時代、山口二矢のテロや大きな鉄道事故、三井三池炭鉱のガス爆発事故、そして安保、ケネディ大統領暗殺、さらにはドルショック、オイルショックという動乱のあの時代に池田勇人という人がいなかったら日本は経済だけでなく世界での立場が2流以下になってしまったのではな