沢木耕太郎のレビュー一覧 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版 沢木耕太郎 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.8 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 旅感を味わえるエッセイで気分よくさらりと読めた。自分が一番そうだよなぁ…と感じたのは、本文ではなく、文庫本あとがきとして書かれた「ただそれだけで」。なんとなく感じていることを平易な文章で書かれてるけど、沢木耕太郎さんの文章は素敵だ。 0 2025年01月03日 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 旅を終えてからこの巻を書かれるまでに長い長い歳月を経たと知って、なるほど感動した。紀行文的要素よりも、抽象的・内省的表現が多くなっているのはそのせいか!素敵です。あとがき含めてとても良かった。 0 2024年12月31日 旅の窓 沢木耕太郎 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.8 (27) カート 試し読み Posted by ブクログ 沢木耕太郎さんの写真の撮りどころ、なんで撮ったかが知れる1冊。1枚の写真に対して想像力を働かせて物語を作っているのが面白い。 一期一会を大事に毎日生きていきたいと思わせてくれました。 0 2024年12月28日 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.3 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 5話では、もう旅に新たな発見は見出せないと陳鬱な空気も漂っていたが、イタリアに入って元気を取り戻した。イタリアの美味くて安い飯、親切で温かいけどいい加減な人柄、元画家の奥さんの人との出会い。1リラ2.5円という驚くべきレートと、何よりユーロじゃない! 0 2024年12月20日 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 著者が香港にのめり込んでいた分、東南アジアの旅程が退屈だと感じていたのが文章にも表れていて1と比べるとワクワク度が少なくて星4にした。 香港のコピーを求めていたことに気づいてからの著者の視点や発見がどうなるのか楽しみ。 0 2024年12月14日 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ イランからトルコ、ギリシャに向かう。巻内にある地図では、トルコとイランに接しているのは「ソビエト連邦」今との違いを感じる。 チャイが、少しずつ飲み方が変わり登場するので非常に飲みたくなる。 何かが起こりそう起こらない。それはやはり私がこれまでとは違う土地へ来ていたからだ。 インドを出てから主人公からは少しマンネリ感のようなものが漂い出した。 ギリシャではコーヒーを飲む習慣が出てくる。茶の文化からコーヒー文化圏に来たことでアジアを抜けたと感じたシーンはよかった。 0 2024年12月14日 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.9 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ いよいよデリーを出発し、パキスタン・アフガニスタン・イランへ向かう。テヘランにいる磯崎新(あの建築家の!)夫妻にご馳走になるため先を急ぐ。 0 2024年12月14日 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.9 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ クレイジーなバス旅が熱かった。 乗りたくはないけど…。 値引き交渉について、恥ずかしいこと、はしたないこと、ではなくて、他者との濃密なコミュニケーションだと思えば、楽しめるのかもしれない。 0 2024年12月10日 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 「私は人々の生活に入り込み、また出ていくのが好きなのです。一定の場所で一定の人間たちと生活するのに、退屈を覚えるのです」 この世の自分を悩ませるほとんどは自由に出ていけるものなんだから、苦痛になる前に面白がってやろうじゃないか〜と思う 0 2025年01月20日 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.3 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ これまでで一番海外旅行っぽさがある旅だった。アートの楽しみ方を教えてもらった気がする。自分の感覚と想像力を働かせて見ることこそが醍醐味なんだろうなと思った。 0 2024年11月28日 敗れざる者たち 沢木耕太郎 小説 / 選書・双書 4.2 (13) カート 試し読み Posted by ブクログ 優しさは成功の邪魔なのだろうか? それを捨てず世にいう栄光から遠ざかっても大切なものがあるならそれでいいのではないか? カシアス内藤や難波昭二郎の話を読んでいると思う。 栄光に背を向けている本人のコアな部分を著者は見ている。 0 2025年01月14日 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.9 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ この巻は本編もいいけど、ラスト数ページの対談がアツい。頭の良い方同士の本気の対話がおもしろくないわけがない。やっぱ沢木耕太郎って相当にクレバーな方なんだなと。 0 2024年11月22日 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.3 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ サグレスでの話といい、ロンドンの中央郵便局での話といい、その「終わらせ方」に少しばかり心を震わせてしまった。 終わらせないという、(鮮やかで、ちょっと哀しい)終わり方。 0 2024年11月28日 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.3 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 昔はなんておもしろいんだろうと思って読んだものの、今あらためて読むと、そのあまりの計画性のなさに腹立たしく思う自分がいた。なぜだろう?これも成長なのかなあ 0 2024年11月09日 夢ノ町本通り―ブック・エッセイ― 沢木耕太郎 エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 買ってあちこちつまみ読みしてそのままになっていたが、ふと開いてみるとやっぱり面白い。 ただ1点、1973年の「書店という街よ、どこへ?」だけは、共感も納得も出来なかった。書店の店頭での仕事は決して「単調」で「つまらな」くないよ、50年前ということで若書きと言ってしまえばそれまでではあるけれど。それとも取材が表面的で浅かったのでは?と烏滸がましくも思ってしまう。 しかしそれをわざわざ収録したことにはなんらかの意味があるはずで…。 『右か、左か』が読みたくなり、引っ張り出してきた。 0 2024年10月28日 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.3 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ ロンドンを目指す自由な長い旅の終わり。時に彷徨い、時に何かに急かされるように進んだ若き日の旅路。不安と疲れの中で何度も眠り、新天地で迎える朝に生き返るような瞬間が印象深い。お世辞にも快適とは言えない貧乏旅行だったが、犠牲にして得たものは大きかったと思う。 「恐れずに。しかし、気をつけて。」 人生を旅になぞらえた筆者が、これから旅に出る若者へ残したメッセージ 0 2024年10月12日 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.1 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 擬似体験3巻目。人間の本質が見える国、それがインドである感じを受けた。現代日本にどっぷりと浸かっている自分からすれば、魅力的かと言われれば疑問が残る国。でも、実際に見てみたい、感じてみたいと思えるほどの文章力。 0 2024年10月12日 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ あてのない放浪の旅の中で、数少ない目的地となったトルコ・ギリシャ編。これまでの旅が青年期なら、今回は壮年期に入り、旅人も内省的に変化しているように感じた。いずれにせよ、終わりの兆しを意識する旅路となった。 0 2024年10月10日 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.3 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 賭けに勝った! バスでユーラシア大陸横断の旅完結! ヨーロッパ&女性の匂いがすると詩的な表現になるのは気になるが… やっぱり携帯なし、ガイドブックが拙い時代にこれをやってのけた事は偉人だと思う。 後書にある ・恐れずに。しかし、気をつけて ・旅に教科書はない。教科書をつくるのはあなたなのだ この文は沢木耕太郎が言うと重い 0 2024年10月09日 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】 沢木耕太郎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.1 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 旅の本来のスタート地点であるインドへ。しかし、一筋縄ではいかず、旅行記がようやく面白くなってきた。「ぢるぢる旅行記」を思い出す。 Audibleで耳読し、Google Mapsを見ながら聴くのは便利だが、紙の本の方が想像力が膨らむ気がする。 0 2024年10月05日 <<<11121314151617181920>>>