沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 飛び立つ季節―旅のつばくろ― 電子オリジナル版 無料お試し版

    購入済み

    さすがは紀行文の名手

    さすがは紀行文の名手 深夜特急の作者だけのことはある。なんでもない旅の一場面一場面の描写が、しみじみと心に染みてくる。優れた紀行文を読むとそこへゆきたくなるとよく言われるが、行った気になる という雑誌のオーナーのJRにとっては副作用もあるのではないと思ってしまう。スッキリとした表紙絵も良い。

    0
    2024年08月03日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

    Posted by ブクログ

    トルコギリシャ オーディブルにて

    行ったことのない国トルコと、行ったことのあるギリシャ
    でもギリシャの記憶があまりない

    この本に憧れて、ギリシャからイタリアへ船で渡ったんだな
    夜間の船で、甲板で寝袋にくるまって寝た気がする

    老人と犬が同乗していて、言葉が通じないままに犬を見といてと押し付けられて、すごく面倒な思いをした記憶がある

    そんな旅ができたのもこの本のおかげだ

    0
    2025年12月12日
  • 心の窓

    Posted by ブクログ

    81篇からなるフォトエッセイ。
    著者と一緒に旅しているような感覚で心が和む。
    現地の人々の何気ない瞬間を独特な視点で捉え、時に寄り添い、時に遠くから見守る。
    絶妙な距離感の写真が素晴らしい。
    人々の表情や姿が印象的で頷いたり微笑んだりしながら読む。

    0
    2024年07月13日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

    Posted by ブクログ

    インド オーディブルにて

    昔インドを旅した時を思い出す
    この本が書かれた30-40年後に旅したが、全然変わっていなくてとてもリアルであった。いまもあまり変わらないんだろうな

    熱にうなされるみたいな話もとてもインドっぽい

    0
    2025年12月12日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

    Posted by ブクログ

    タイ、マレーシア、シンガポール オーディブルにて

    香港篇と比べると若干のまったり感はあるけれどやはり面白い

    鈍行での移動、陸路での国境越えなど、この本に影響されて自分もそんな旅をしたんだな

    たぶん大学生の時一度読んで以来この巻は全く読んでなかったようで、すっかり内容忘れており、その点は新鮮だった

    0
    2025年12月12日
  • 旅の窓

    Posted by ブクログ

    とても気持ち良い本。
    深夜特急の沢木さんの目線。沢木さん自身が撮った写真と、その写真について綴られる文章が見開きになってます。
    短い文書のなかに、旅するなかで感じた沢木さんの喜怒哀楽が伝わってくる。
    気軽に読めるページ数と文字数なので、旅の途中にこれは持ち歩きたい。

    0
    2024年06月22日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    旅を通して、得られる出会いとご縁。
    見知らぬ地で、目に着いた物や人から得られる気づきや、学び。
    そして、そこで思った感情や想いが言語化されていてた。
    素晴らしい一冊。

    0
    2024年04月21日
  • 春に散る(下)

    Posted by ブクログ

    まず、ボクシングの描写が素晴らしいです。展開は王道でしたが、死ぬ間際に満足することができた仁はきっと幸せな人生を送ることができたのだと思います。人との出会いというのは、人生を豊かにする1番の要素ですね。

    0
    2024年03月17日
  • 春に散る(上)

    Posted by ブクログ

    かつて世界を目指したボクサーたちが、40年の時を超えて再び集まり、共同生活を行う物語でした。まだ、広岡の過去に謎が多く、今後の展開が気になります。ただ、人生の終盤に信頼できるかつての仲間と集まれることは、素直に羨ましかったです。

    0
    2024年03月15日
  • 敗れざる者たち

    Posted by ブクログ

    『深夜特急』が面白いので(まだ読みかけ)、他のジャンルも読んでみたくなって寄り道してみた。

    スポーツ・ノンフィクションの草分け的な作品。

    1. ボクシング カシアス内藤
    2. プロ野球 (長島にポジションを取られた)難波、土屋
    3. マラソン 円谷幸吉
    4. 競馬 競走馬イシノヒカルの馬手、調教師、騎手
    5. プロ野球 榎本喜八
    6. ボクシング 輪島功一

    表題通りの内容なのだけど、本当に敗れることなく勝ち切った、という意味では、ラストの輪島功一のリターンマッチ最終ラウンドKO勝ちが、唯一カタルシスを得られる作品。

    他の主人公は、『まだ、負けてないぞ』と足掻き続ける、ある意味、『見苦し

    0
    2024年02月25日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    沢木氏の代表作「深夜特急」は間違いなく面白いが、海外経験が乏しいと実感が持ちにくい部分もある。
    その点、本書は旅先が日本国内なので海外経験の有無は関係なく読める。
    観光案内ではなく、旅先での出来事が主観的に綴られているのだが、不思議と現地に行ってみたくなる。
    沢木氏の原点とも言える「東北一周の旅」に関する一連の文章が強く印象に残り、学生時代に訪ねた龍飛崎にもう一度行きたくなった。

    0
    2024年02月18日
  • 一瞬の夏(下)

    Posted by ブクログ

    体力的な衰えだけでなく精神的な持続力も翳りを見せてきたカシアス内藤。その彼が対戦を望む韓国の柳選手との試合を実現させようと東奔西走する作者の前に様々な問題が立ちふさがる。
    困難があっても簡単に諦めるのではなく、どうすれば実現できるかと考えながら行動することが大切だ。
    カシアス内藤のその後を知りたいと思った。

    0
    2024年02月10日
  • 作家との遭遇(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思えば、沢木幸太郎の本を読んだことってほとんどなかった。
    今回読んだのは、いろんな作家のことで、紹介分には作家論とある。あとがきを読むと、文庫の解説を集めたものだという。
    どれもこれも、するどく個性的だと思った。もちろん、作家それぞれが個性的であるわけだけれど、この本を読むと、登場する本たちも読んでみたくなる。
    特に印象的なのは、向田邦子。読み進めていくうちに、あれこれは?と思い、やはり、そうだったか、とはっとする。書かれた年月をじっと見る。

    0
    2024年02月03日
  • 一瞬の夏(上)

    Posted by ブクログ

    一度は引退したボクサー、カシアス内藤の復帰戦までのプロセス。
    カシアス内藤だけでなく、自分や関係する人々の心理まで丁寧に掘り下げていると感じた。

    0
    2024年02月03日
  • 春に散る(下)

    Posted by ブクログ

    元世界チャンピオンの夢に敗れた4人(広岡、藤原、佐瀬、星)が暮らす家(チャンプの家)にふとした喧嘩で知り合った翔吾が一度は諦めたボクサーとして教えを乞う為訪れる。4人は翔吾にテスト課題を与え帰らすが、数ヶ月後課題をクリアした翔吾が現れる。そこから4人に翔吾が加わり、その後佳菜子と野良猫が加わり共同生活が始まる。4人は翔吾に才能を感じて夢を託して其々の得意技を伝授していく。その過程で佳菜子の不運の過去を知る事になり其々が過去に傷を持って生活する。翔吾は着実にボクサーとしての技術&体力を向上させて東洋チャンピオン、4人が果たせなかって世界チャンピオンに登り詰める。然しその代償で翔吾はボクサ

    0
    2024年01月30日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    年末旅行の移動中に読んだ。移動手段と宿だけ押さえた他はノープラン、せめて飯屋くらいは調べておいた方が良いだろうかと悩んでいたが、却って本書で無計画旅行のモチベーションに油を注いだ結果になった。トランヴェールの連載エッセイだからと忖度するわけでもなく、旅先で感じたことが率直に書かれており、各章ごとに一期一会の旅の醍醐味を感じた。
    津軽地方について書かれた章は特に、少し前に太宰治の津軽を再読していたので、二人の感じ方の違いが見られて興味深く読んだ。

    0
    2024年01月07日
  • 春に散る(上)

    Posted by ブクログ

    映画になった様だが観ずに先ずは原作を読む。。
    年老いて40年ぶりに出逢い且つ、同じ屋根の下で暮らす事になる深い絆で結ばれた男4人がちょっと眩しくもある。
    昔ボクシングジムで四天王と呼ばれながら共に世界チャンピオンを目指した4人(広岡、藤原、佐瀬、星)が夢に破れ其々の道を歩み年月を重ねる。米国から帰国した広岡は、昔の友3人との再会を果たし其々の生活の苦境から一つ屋根の下で暮らし始めるまでの話。後半どう言った展開になるのか?非常に楽しみ。。

    広岡はボクサーを世界チャンピオンを目指しながら米国に渡るも夢に破れ引退しそのまま米国でホテル経営をしていたが病を患い手術を迷いキーウエストに1人旅行に出かけ

    0
    2023年11月18日
  • 若き実力者たち

    Posted by ブクログ

    沢木氏の若かりし時の作品。
    登場する「若き実力者」の中にはわたくしの知らない方も。

    沢木氏が実力者と評するだけに、みなさん様々な境遇や葛藤を乗り越えギラギラした悟りのようなものを感じた。

    まだユーラシアへ旅立つ前、深夜特急が世に出る前の作品だが、自ら「人物紀行」と評されていることに共感した。

    0
    2023年11月04日
  • オリンピア ナチスの森で

    Posted by ブクログ

    ベルリンオリンピックの事なんも知らないから単純に好奇心を満たせてよかった。当時すでにマラソンの世界記録は2:30切ってたとか、高跳びにはまだベリーロールもなかったとか、バタフライが平泳の一種として取り扱われてたとか、面白い。マラソンで優勝した日本の選手が朝鮮人なのもすごく興味があるのでこのあたりについてももっと知りたい。戦前なんて大昔のような気がしてたけど、使われてたテクノロジーとかも思ったより近代的で驚いた。オリンピア二部作の監督のレニ・リーフェンシュタールにインタビューして迫る部分は価値があると思う。タイミング的にもこの時でないと書けないようなものを沢木耕太郎はよくものにすると思う。

    0
    2023年10月08日
  • 春に散る(上)

    Posted by ブクログ

    ボクシング小説なのに、ボクシングの話が全然出てこず、上巻が終わる。
    すごい試みやなと思う。
    しかし、上巻で丁寧に人物描写してくれてるおかげで、入り込めたのは間違いない。
    無駄に長く同じ言葉ばかり並べる作者もいるけど、沢木耕太郎は本当にさっぱりとしたシンプルな文面でサクサクと読める。

    かつて四天王と呼ばれたボクサーが歳をとり、将来有望なボクサーと出会い、それぞれの必殺技を伝授しながら成長させていく。
    男が好きそうな物語。
    よくボクシングのことも取材されてるなーと分かるボクシング小説だった。

    0
    2023年09月21日