若き実力者たち

若き実力者たち

691円 (税込)

3pt

3.8

ノンフィクションの巨星、沢木耕太郎のデビュー作!
小沢征爾、市川海老蔵(のち十二代目團十郎)、唐十郎、山田洋次、尾崎将司……。1970年前後に華々しく登場し、常に時代を騒がせ、リードし続けた12人の若きヒーローたち。彼らの多くは、今も輝きを失っていない。20代半ばだった著者が若き日の彼らの実像に迫り、新たな人物ノンフィクションを確立した画期的作品。この40年の意味を今また問い直すために――。

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若き実力者たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年07月13日

    沢木耕太郎25歳のときに発表された初の著書。当初の売れ行きは絶望的なものだったらしいと後に沢木自身が語っていますが、内容は絶品。河野洋平、畑正憲、中原誠、山田洋次、堀江謙一、小沢征爾といった分野の違う12人の「若き実力者」を取り上げたルポルタージュ。

    1人につき1ヵ月の猶予しかない中での取材・執筆...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月04日

    沢木氏の若かりし時の作品。
    登場する「若き実力者」の中にはわたくしの知らない方も。

    沢木氏が実力者と評するだけに、みなさん様々な境遇や葛藤を乗り越えギラギラした悟りのようなものを感じた。

    まだユーラシアへ旅立つ前、深夜特急が世に出る前の作品だが、自ら「人物紀行」と評されていることに共感した。

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    Posted by ブクログ 2022年10月08日

    「沢木耕太郎」が、自らが選んだ道をひたすら疾走する十二人の胸に秘められた情熱の旋律とロマンの軌跡を描いたルポルタージュ作品『若き実力者たち 現代を疾走する12人』を読みました。

    『危機の宰相』、『テロルの決算』に続き「沢木耕太郎」作品です。

    -----story-------------
    「尾崎...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月21日

    出てくる人物、時代背景から随分前に書かれた作品だろう。
    いずれの人物も個性的であり、よく人物の内面を見抜いてるなという感想である。
    中にはあまり付き合いたいなあというあくの強い人物もいるが、よくこれだけ取材できたなあと感心する。

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    Posted by ブクログ 2018年04月22日

    沢木耕太郎が40年以上前に当時の若手のキレ者的な人々について書いたもの。世に出てきた頃の沢木さんの筆力を感じるのも面白い。さすがに随所で若さを感じる。自ら「人物紀行」と銘打っているけど、確かに人物評というわけではない著者のうるささがあまり入っていないのはいい。とはいえ、取り上げる人を選んだのは、唯一...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月12日

    小沢征爾《三十までは何でもできると思っている。ところが三十すぎると自分に可能なことが、地図のようにはっきり見えてくるんですよ》

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