沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 旅の窓

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    旅の写真とエッセイ。
    写真は撮る人と撮られる人と読み手の関係性だと聞いたことがある。
    この人のエッセイが今の私の心を揺さぶり、琴線に触れるのも、この時の著者と今ここにいる私との関係性なんだろう。

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    2018年06月23日
  • 世界は「使われなかった人生」であふれてる

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    いい映画かどうかは、判断できないけど見たくなる内容。感情移入した文は、心を動かす。まあ映画のいい悪いの基準は個人だけど

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    2018年05月03日
  • 若き実力者たち

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    沢木耕太郎が40年以上前に当時の若手のキレ者的な人々について書いたもの。世に出てきた頃の沢木さんの筆力を感じるのも面白い。さすがに随所で若さを感じる。自ら「人物紀行」と銘打っているけど、確かに人物評というわけではない著者のうるささがあまり入っていないのはいい。とはいえ、取り上げる人を選んだのは、唯一の女性である安達瞳子を除けば沢木さん自身であり、好みや興味が寄る人を取り上げていることにはなる。
    取り上げているのは、尾崎将司、唐十郎、河野洋平、秋田明大、安達瞳子、畑正憲、中原誠、黒田征太郎、山田洋次、堀江謙一、市川海老蔵、小沢征爾という面々。45年くらい前に世に出てきた方々を、40年以上を経た現

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    2018年04月22日
  • 旅の窓

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    沢木氏が旅先で自ら移した写真とそれにまつわる文章をあわせたもの。写真はそれぞれなかなかだけど、やっぱり文章がつくことでとらえどころがわかる感じだな。文章は10行ほどの短文なんだけど、そのなかで言わんとするところを伝えようとしたり、オチをつけようとしたり、長文の紀行文などでは冷静に感じられる沢木さんがちょっと苦心している感じがしてかわいらしい。

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    2017年12月23日
  • 波の音が消えるまで―第3部 銀河編―(新潮文庫)

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    先週、鹿児島から入り、一週間かけて各県を周る九州出張に持って行きた。その時に持って行き、電車の中で、ホテル寝る前に読んでいた本。
    最初のページをめくると、「深夜特急」を思い出した。元サーフィン好き、カメラマンの主人公がバカラ賭博にハマってしまい、必勝法「波の音が消えるまで」を探し求める話。

    私は賭博はやらないが、マーチンゲールや賭博のやり方、考え方には感化され、やってみたくはなってしまう。
    ラストは少しずるいかなと感じる。

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    2017年11月30日
  • 旅の窓

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    自分もこんな風に考えを巡らせながら写真を撮って見たい。作者は旅をしながら心が満たされていそうだ撮って思った。

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    2017年07月04日
  • テロルの決算

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    沢木耕太郎 「テロルの決算」
    山口二矢によるテロル(自分と異なる政治信条は認めず、殺すことで決着を図る)の前後を再現し、被害者の浅沼稲次郎の実像も含めて 総括した本

    著者が読み手に伝えたかったのは 次のことではないか
    *二矢が若くして、テロルを単独決行し、自決したことの是非を問うた

    *ニ矢伝説の真偽を検証して、伝説は 事実を粉飾している と結論づけ、粉飾意図を問うた

    二矢伝説とは
    「ニ矢の刀を 護衛の刑事が掴み、ニ矢は 刑事の手を守るため 刀を手放し 自決を断念したという伝説」
    この伝説により 二矢は 英雄視され、浅沼は テロリストに殺された社会主義者としての栄光を手に入れた

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    2017年06月22日
  • テロルの決算

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    山口二矢の父は、生きるため、稼ぐためにさまざまな職を転々とした
    家庭用インターネットなど影も形もない時代
    二矢少年は転居のたびに友人関係のリセットを余儀なくされ
    新たな人脈の構築に苦労するハメとなった
    それでも、お父さんが働いてくれているから生きていけるんだと
    そんな思いで押し殺した鬱屈が
    やがて政治的な感情にすり替わっていったのではないか
    お国あってこそ我々日本人は生きていかれるというのに
    左翼の連中はわがまま放題、好き勝手なこと言いやがって
    許せん
    だがそんな二矢を、父もまた全面的に理解してくれるわけではなかった
    その寂しさが彼を先鋭的に駆り立てていった

    二矢の幼い頃、父は農地改革や投資

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    2017年03月17日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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    ついにシルクロードを通過した主人公は、自分の好奇心が長旅によって磨耗していることに気づきます。そこまでの長旅をしたことがなかったので、どういう気持ちなんでしょうか?仕事で摩耗した感じと似たようなものなのでしょうか?あまり経験したくない気持ちです。

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    2025年12月21日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    近現代のイスラム世界を記録した本というのは非常に少なく、旅行記としても本書は優れていると思います。個人的には世界三大料理であるトルコ料理を食べてみたいのでイスタンブールへ行ってみたいですが、本書は貧乏旅行なので残念ながらそのような記事はないです。

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    2025年12月21日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    深夜特急 の文庫版2巻目です。私が大学時代に貧乏旅行先に選んだのはタイ でした。本書ではバンコク から国鉄で南下するルートでしたが、わたしは北上してスコータイ を目指しました。その時の思い出として、移動中に同席した女の子に折り鶴を作ったのを覚えています。本書でもたくさんの人との触れ合いが書かれていて、旅をしているんだという実感を与えてくれます。

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    2025年12月21日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    昔、大学の友達と貧乏旅行をする際にインドとタイ 候補があがりました。理由は安かったからなんですが、もう一つの理由がハマったら抜け出せなくなるという噂でした。本書を読むと抜け出せなくなる気持ちがわかる気がします。本書の冒頭でハッシュが出てきますが、インドで旅行に行っていたらハマってしまったかもしれません。

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    2025年12月21日
  • オリンピア ナチスの森で

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    題から想像してたのと違って、ベルリンオリンピックに出場した(主に日本人の)選手たちのバックストーリーがメインだった。スポーツにあまり興味がないため、競技の描写にあまり興奮やロマンを覚えることもなかったが、民族主義の時代において、人々がどれだけ“われわれ”が優れているかを示すために熱狂し、選手がどれだけのものを背負って参加していたかと言うことが、ひしひしと感じられた。レニの、不当な中傷に対する憤り、それを抱えながら老いてなお衰えないバイタリティに感嘆した。そして沢木さんの対象との距離の取り方はやっぱり好き。

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    2016年08月08日
  • 旅の窓

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    沢木新刊ということで。
    写真は力まずにほんわか。
    文章は自分にとってはまちまち。字数の枠があるのではあろうけど。

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    2016年06月19日
  • 旅の窓

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    カメラを持って旅に出る。その先にある人や風景を思いのまま光で描きながら、目的地まで、あるいはあてどなく。
    旅に出た気にさせてくれるだろうと考え手に取った本だが、読んだ後はただ旅に出たい気持ちにさせられただけでした。そういう意味では罪な本といえる。

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    2016年06月05日
  • 旅の窓

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    開くと左ページに沢木さんが映した写真、右ページにそれについての短文が書かれている作品。
    なかなか良い写真が多くて、感心します。
    特に子供や老人の笑顔が良い。

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    2016年05月02日
  • 危機の宰相

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    唯一私が定常的に手を出すノンフィクション作家さん。
    でも、テーマが経済と政治ということで、ちょっと乗り切れず。
    とはいえ、余り興味のないテーマでも最後まで読ませる沢木さんは凄いです。

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    2016年04月12日
  • テロルの決算

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    若きテロリストの儚い閃き。
    老政治家を大衆の見守る中刺し殺した17歳の少年。両者がいかに交差することになったかを解き明かす、ノンフィクションの傑作。

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    2015年12月23日
  • 一瞬の夏(上)

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    ボクサー、カシアス内藤の復活をめぐるドキュメンタリー。ドキュメンタリーなのだが、小説かと錯覚させるなめらかな展開で、全く押し付けがましくない。

    実のところ、この前半部の途中までは、架空の話だとばっかり思って読んでいた(紹介などは読まずに読み始める質なので)し、小説にしてもなかなか良く出来た話ではないかと思う。

    カシアス内藤の復活のために尽力する作者が、カシアスの名前の由来にもなった、モハメド・アリの復活戦を見にアメリカへ渡る。このへんが小説なら「なんでよ?」となるわけで、そこで調べてドキュメントだとわかったわけです。

    全体に、ボクシングと関係のない部分が語られることが多く、やきもきしたり

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    2015年09月05日
  • ポーカー・フェース(新潮文庫)

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    タイ旅行のお供に。

    ひとつひとつの話がちょうどよい長さで、よくまとまっているので非常に読みやすい。

    旅行に持っていくのみぴったりの本である。

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    2015年08月24日