沢木耕太郎のレビュー一覧

  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    インドを抜けて、パキスタン、アフガニスタン、イランあたりの旅
    バスの運転の恐ろしさなどが印象的
    シラーズの宿の無口な少年がよくわからなくて、後からも気になる

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    2025年10月29日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    沢木耕太郎さんといえば、東北新幹線のトランヴェールの巻頭エッセイ。
    名前は知っているけど今まで読んだことがなかった。

    本当に若い頃しかできないような危なっかしい旅。
    スマホもないのによくこんな無茶な旅をできたもんだな、と今の人なら思うだろうな。
    だけどそのぶん冒険があったんじゃないかと思う。

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    2025年10月19日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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    トルコを経てヨーロッパ、旅も終盤です。
    最初は見るもの聞くものあらゆる体験が新鮮だったものが、デリー辺りからだんだんと疲労が蓄積して鈍感になり、中東に入ってそれがひどくなっていきます。目的を失った長旅の中で命を落とす若者もいる中で、ヨーロッパまでたどり着いた主人公は、そうした旅を経て自分が変わり、二度とそうした旅をすることのないことに喪失感を憶えるようです。
    しかし、この変わった先に主人公がどんな新しい地平を見るのか、次の最終巻が楽しみです。

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    2025年10月12日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    インドを出発して、パキスタンを一気に通り抜け、アフガニスタン、イランへ。
    ソ連の侵略でめちゃくちゃになる前のカブールや革命前のイランなど、既に失われた世界を旅していく様子に感慨を覚えました。
    この本の終わりで、ペルシャ説話集の一節として、若いうちは若者らしく、年を取ったら年寄りらしくせよ、という言葉が出てきます。これが正しいかは別として、その時々にしか感じられず経験できないことがあるのは確かなことに思われます。
    ある世界が失われるのと同じように、自分の時間もまた失われていく、というつもりで日々過ごさないといけませんね。

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    2025年10月11日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    【20年前に読んでいたら】

    ことあるごとに深夜特急はおもしろいという情報を見聞きし読んでみたいとは思いつつ、機会がなく気が付けば20年前という年月が経ってしまいました。
    しかし香港に旅行へ行くことになったので、ついに手に取って読みました。

    出版された当時、こんなに携帯電話とインターネットが普及していない時代に読んでいたらもっと未開の土地にわくわくしただろうと想像に難くなかったです。今読んで香港に行くと、本で受けた印象とはまた異なり、沢木さんが訪れた香港とはどのくらい変化したのだろうと考えながら旅をすることになりました。

    「人のためにもならず、学問の進歩に役立つわけでもなく、真実をきわめる

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    2025年10月10日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    やっぱり旅行に行きたくなる!

    このシリーズは絶妙なボリュームで分割されてますので最後まで飽きずに読めますね。

    今回は中東ということで日本とは文化も気候も大きく違うシルクロード編でしたが、相変わらず刺激に溢れた旅路だったようですね。

    特に印象だったのはペルシャ商人の時計屋との値引き勝負、難しいですよね、向こうの言い値とこちらの値踏みが合致しないと上手く購入できないとは…定価がありふれている日本の社会ではなかなかできない体験ですよね!

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    2025年10月08日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    いよいよこの旅の本番、インド、ネパールです。
    私も学生、社会人成り立ての頃、何度かに分けて、ですが、バングラデシュ、ネパール、ビルマ、インドを旅したので、出てくるエピソードに覚えのあるものも多くて懐かしい気持ちでした。特に主人公が体調を崩していく場面、私も熱で寝込んだこともありましたが、どの国でも一晩に10回以上トイレに行くようなひどい下痢になって、そのたびに薬が効かなくて絶食して治してました。今ではとてもできないことですが、インドの病気にはインドの薬、というセリフは私も同じことを聞かされたなと思いました。
    電車が時間通りに来ないという話も、私は主人公とは反対方向でデリーからアグラ、ベナレス経

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    2025年10月05日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    ネタバレ

    ネットで調べずに、自分の五感を研ぎ澄ませて旅に出よう。失敗を経験できる。たしかに。旅先でご飯難民になるのが嫌で、下調べや予約をすることが多いけど、ふとした出会いの機会を自分で潰してしまっていたんだなぁ~。
    ゆったりとした旅行したい。

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    2025年10月05日
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】

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    香港を出て、バンコクからマレーシア、シンガポールへ。昔の貧乏旅行の雰囲気を感じる旅行記です。安宿を探してどこでもまず値切ってなるべく土地のものを求めて、なぜか土地の人の好意をもらって。もっとも私の頃はもうヒッピーなんていませんでしたが。
    一方で小説だからか、都合の良いところを切り取った感じもつきまとうところが、もうひとつ入り込みづらいところかもしれません。
    あと、最後の高倉健さんとの対談は良かったです。

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    2025年09月27日
  • いのちの記憶―銀河を渡るⅡ―(新潮文庫)

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     著者が25年間にわたり書き記したエッセイを集めた著書『銀河を渡る』を文庫化する際に2冊に分化したうちの後編が本書だ。そのエッセイが書かれたときに、振り返った過去の出来事について思いを馳せるようなエッセイが主だ。また、後半は著者がかかわった方がなくなられた際に、その交流のあらましが書かれている。

     恩師であったり、仕事関係の恩人であったり、有名人であれば美空ひばりさんであったり。特に印象に残るのは高倉健さんだ。それは、私が高倉健さんのファンだというだけでなく、沢木耕太郎さんを語るうえで切り離せないボクシングを通じての関りであるからだ。つまり、著者と高倉健との情熱のやり取りが書かれているからだ

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    2025年09月19日
  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    国内の旅エッセイ。移動手段は主に電車。1話が5ページ程度なので空き時間に軽く読める。金沢は私も行ったことがあるので、思い出してまた行きたくなった。
    国内の小さな旅も、ちょっとした非日常の冒険として楽しみたいな~と共感した。

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    2025年09月18日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    chatGPTに当方のMBTIタイプと真逆の本を紹介してほしいといわれ、選んで読んでみた一冊。

    当方は旅好きだし、行き当たりばったりも嫌いではない。最終目的だけ決まっている、という旅はなかなかできるものではないと関心した。読んでいて眠気に襲われることもしばしばあった。ただ終盤のカジノからは最後まで眠くなることはなかった。

    最後まで読んでみたいとは思った。

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    2025年09月14日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    カジノのところがよかった。もうやめとけ、もうやめとけと思いながら読んだ。ギャンブルの沼にはまっていく、狂気の一端を感じることができた。
    観光地へ行く煌びやかな旅ではなく、現地の生活に触れるというか入り込む土着的な旅で、それがいいなぁと思った。旅に出たいと思って買った本だったが、旅に出たいなとなお思った

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    2025年09月09日
  • キャラヴァンは進む―銀河を渡るⅠ―(新潮文庫)

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     ノンフィクション作家による紀行文。マカオ、上海、シルクロードが多めな印象。紀行文以外はボクシング、オリンピックなどに関する筆者の過去のノンフィクション作品の舞台裏に関する記述というか、宣伝がいくつか。
     「桃源郷」では世界の国々を見てきた筆者が、改めて日本の美しさ、特に田園風景に心を奪われた描写が印象的だった。普段意識することはないが、稲作民族であることを再認識し、田園の美しさに惹かれる経験をしたこともあり個人的に刺さった。
     「鏡としての旅人」はその土地を訪ねる旅人を通して現地人は自国の良さを認識するという話。1960年代、高度経済成長の過渡期にあって、三島由紀夫の投じた「世界の中の静かな

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    2025年09月07日
  • 天路の旅人(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    帰ってきた日本は異国のようだった。懐かしの日本、よき日本は失われ、損なわれ、破壊されていた。人間らしさが失われていた。これまで旅してきた国や地域の「後進国社会」の方がはるかに人間的だと思えた。(下 p312)
    徒歩で過酷な旅を行い、いく先々で信頼を得ながらインドまでの路を進む。今ではできない旅かもしれない。驚くべき出会いと年月。紀行文を凌駕して、ドラマにしか思えない。百魔を読んだ時もあぜんとしたがそれ以上。こんな日本人はもういない。

    旅をすることで新しい土地に会い人に会い何かを得て何かを無くしていく。人生もそうなのだろうが、日本に帰ってからも本心は旅を続けたかったのだろう。

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    2025年09月07日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    今更ですが、初めての深夜特急です。
    1巻目はまだ旅の始まり(始まってもいない?)香港。今とは全然違う街の印象に逆にノスタルジックな旅心をかき立てられるようでした。
    冒頭、旅の途中のインド デリーでくすぶっているところから話が始まりますが(そこから旅の始まりに話が戻っていく)、倦怠感にまみれてインドの安宿に寝そべる若者たちの描写に、昔、インドやネパールで会ったバックパッカーたちを思い出しましたし、パキスタン国境を越えるビザの情報が旅人たちの間で口伝えに共有される様子に、ああ、昔の旅はこんなふうだったな、と、ふと思い起こしました。

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    2025年08月26日
  • 天路の旅人(下)(新潮文庫)

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    日の当たらないところを歩んだ英雄がきっと色んなところに生きているのだろうと思う。
    使命感なのか本能なのか。
    想像を絶する旅の果てに望んだものは新たな旅だったのかもしれない。、

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    2025年08月14日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    このシリーズを読み進めるに連れ「繁華な通り」というワードに一種の恍惚を感じ始めていたが、4巻では激減する。パブロフの犬化していた私はお預けを食らった。
    それもそのはず。4巻では主に長距離バスで移動している。
    冬が来て、雪の降る車窓が鮮やかに目に浮かんだ。
    「これは日本にあるか?」という質問を繰り返す現地人がとてもかわいかったし、探せばあるようなものを「ないかな。」と答える主人公の優しさが好きだ。真実だけが優しさじゃない。

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    2025年08月03日
  • 暦のしずく

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    #暦のしずく
    #沢木耕太郎

    沢木氏がノンフィクション作家としての実力を発揮して、実在の講釈師、馬場文耕を描く。
    受けた恩義を返すため、やむなく軍記物ではない創作の講釈を始めた文耕。人々との出会いから、やがて命をかけた講釈に挑むことになる。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年07月31日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    シリーズ3作目はインド、ネパール編。インドのガンジス川の描写がなんとも生々しい。糞尿垂れ流し、死体遺棄、もろもろ。そら旅行者は気をつけてても体調を崩してしまう。

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    2025年07月29日