久賀理世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あーなかなか面白かった。
19世紀末の倫敦を舞台にした書籍に纏わるライトミステリー。
その頃のイギリスと言えばジュールベルヌやコナンドイルが魅力的な物語を生み出していた頃だけど、まさにその様なお話を題材にしてミステリーが展開する。
本に関するミステリーと言えば、例えば「ビブリオ古書堂の事件簿」などが浮かぶけど、物語のストーリーが重要なカギを握るという点ではむしろ「文学少女」シリーズと似ているかな。
配役的にはホームズだけど^^
とは言え、いつも通り謎解きにはあまり興味がないので(笑)やっぱり物語の部分に関心が向く。
そう言う意味で寄宿学校だったり、貴族と乳母だったりと、時代の雰囲気が感じら -
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Posted by ブクログ
最終巻だが書きたいこと詰め込みすぎでいまひとつな出来ばえ
ここまで引っ張っただけの2人の関係を
お互い咀嚼するには相当分量必要はもちろんだけれど
それでも会話で饒舌に説明しすぎではなかろうか
2人のキャタクタでもないと思うし
だらだら引き延ばさなかったのは良いけれど
もっと家族や友人の介在あって良いと思う
加えて事件の幕引きをつける部分が
その2人の関係とは分離してしまってちぐはぐな印象
今巻だけなら残念な出来と思うが
シリーズ全体を通しては
いかにも少女小説らしい恋と謎と冒険と時代の雰囲気とが
端整丁寧かつ現在的にまとまった良い作品だった -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ1巻目。
英国・マザーグース・ライトミステリとか好きな人にオススメ。
短編形式で進んでいくので読みやすいし、けれどその中にも伏線が張ってあって、シリーズ通して少しずつ謎が明かされていくので続きも気になる。
主人公は偉大な冒険家である父を持つ子爵令嬢・セシル。けれどその父が探検中に異国で熱病にかかり、突然亡くなってしまう。親を亡くしたセシルは長兄に結婚を勧められるが、結婚するまでの間、夢だった新聞記者として働かせてほしいと頼みこみ、男の子に変装して働き始める。けれど、セシルが新聞記者として働き始めたのにはもう1つ理由があった。
マザーグースと関連させた事件や謎をセシルとその相棒・ジュ -