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美貌の怪異コレクター小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の青春と友情閉ざされた聖堂に現れた変死体。最も罪深き者は誰か? 真相は怪異か、人の業か――。親族に疎まれ失意のまま辺境の神学校に編入したオーランドは、この世の怪を蒐める不思議な少年と出会う。のちに日本で『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲が英国で過ごしたまばゆい青春と友情の記録。日に日に恐るべき速さで成長する子どもが彼らのもとをおとずれる奇譚「名もなき残響」、姿を消した黒猫と死を呼ぶ青い蝶を巡る「Heavenly Blue Butterfly」、他一編。
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Posted by ブクログ
「小泉八雲」シリーズにハマり中。
前作に続くもの。
読んでいて気がついた。
「薬屋のひとりごと」に出てくるエピソードと重なる部分がある。例えば「小指」にまつわる話とか。
今回もパトリック(ハーン)とオーランドの2人が不可解な事件を解決してゆくのだが、謎解きは勿論、バディとしての魅力も増して、そこに「見えないものが見える、感じる」という異世界のテイストも加わって回を重ねても飽きずに読める。
それぞれに様々な想いを抱えながらも支えあえる友人ができて、そのことが「幸せ」に感じられるように変化してゆく、2人の心の成長も嬉しかった。
次回も楽しみ。
Posted by ブクログ
自らが作り出した二重身(ダブル)から始まり3話がつながっている。
優しい子供の頃の思いから始まり失くした魂との切ない邂逅にしんみりしたと思ったら、最後は貴族のダークサイドが露見しおどろおどろしい話になった。
多感な年頃の集団だし宗教の濃い施設でもあるから不思議が起こるのはわかるが、貴族の暗い部分など俗世と切り離せない世界観と純粋な少年たちの生活との対比が不安定さを醸し出している。
大きな敵になりそうな悪魔も登場した。今回の鍵となるアンソニーの境遇は過酷だったが、パトリックは大人になったら日本へ行くのだろうという、ある意味未来が予想できるからかあまり結末を心配せずに済むのが良い。
今後学園での生活やオーランドのチェロ、悪魔との対峙がどのように展開していくのか楽しみだ。
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