みつば百貨店おりおり便り

みつば百貨店おりおり便り

ラノベ
990円 (税込)

4pt

4.4

昭和初年。女学生の森山翠は、家庭の事情で働き口を求め、銀座の《みつば百貨店》を訪れるも、結果はあえなく不採用。落胆する翠だったが、とある老紳士との数奇な出会いをきっかけに、百貨店の広報誌《月刊みつば》編集部でコラムを連載することに! 売り場荒らしの正体、百貨店の怪談、少年寮の秘密・・・。編集部でのお仕事は、毎日が刺激的。芽吹いたばかりの“ふたば”の少女が、憧れの世界に飛びこみ、悩みながらも未来に向かって歩みだすお仕事物語。

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みつば百貨店おりおり便り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    みつば百貨店のふたばさん、やっと読めました。ほんとに素敵なお話でした。
    偶然の出会いから、憧れのみつば百貨店で働くことが出来るようになるなんて、運命ですね。その才能もさることながら、洞察力もすばらしい!

    13話からなるそれぞれのストーリーがあって、配属された月刊みつば編集部の上司、仲間達、屋上庭園の庭師葛城さん、萬御相談承り所の木村さんなど、ふたばこと、翠さんの周りにはあたたかい人達が沢山いる。こんな楽しい職場って、うらやましいです。

    百貨店では、季節毎にディスプレイを替え、私達を楽しませてくれます。13話のお話の中に、七夕の飾りについてのエピソードが有りました。翠さんや社員の皆さんが書いて飾り付けた七夕の短冊が何者かによってちぎられたり、きれいにディスプレイされた帽子売場の帽子が荒らされていたりしたのです。犯人は誰か? それに気づいたのが翠さん。七夕のエピソードらしいすてきなおちでした。

    普段買い物で訪れる百貨店の裏側で、百貨店を愛している社員の皆さんが、どういう工夫を凝らしてお客様を迎えようとしているのか、そんな愛情が垣間見えてとても暖かい気持ちになりました。

    0
    2026年07月21日

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。文章も内容も何もかもが大満足だった。
    昭和初期の女学生が、由緒ある銀座の百貨店で仕事をするというお仕事小説。当時の百貨店に関わる人たちの様子が事細かく描いてあり、それにも目を惹かれたが、何より主人公の仕事に対する生き生きした感性が読んでいる私にも響いた。当時の社会的な事は記述はないが、それだけに、人を貶める事もなく自分を悲観する事もなく、ただ前を向いて生きていく姿が、乙女時代を彷彿とさせるような素敵な作品だった。

    0
    2026年05月02日

    Posted by ブクログ

    はい。大好物のお話が本になりました♡

     時は昭和初年、麹町は聖泉女学院の四年生の森山 翠さんは、前月に父を亡くし、幼い双子の兄妹と母との生活を支えるために職を求めて、みつば百貨店銀座本店を訪れました。

     あいにく働き手の募集はしておらず、落胆して外に出た所で、翠さんは素敵な車椅子に乗った上品なご老人男性と出会います。
     車椅子を褒めてくれたお礼にと、翠さんは老人に誘われてみつば百貨店7階の食堂に行き話します。

     食堂に新めにゅうを作るとしたらと問われた翠さんが「御子様御膳」を提案したところ、なんと老人は百貨店の会長で、たちどころにめにゅうは採用されて、報奨金として1年間の学費が提供され、しかも百貨店の広報誌『月刊みつば』の編集部に在学のままお勤めできることになりました!

     翠さんは会長から「ふたば」というペンネームをいただいて、「ふたばのおりおり便り」という連載を任されることになりました。
     さあ、ふたばさんこと、森山翠さんの活躍が始まります!
     広報部のお仕事のこと、百貨店のお仕事や内情が分かり、当時の東京の様子も楽しめます♪
     なんとクロスワードパズルもあります♪
    どうぞお読みください♡

           あらあらかしこ
              みのり

    【憧れの百貨店が、わたしの仕事場――】
    昭和初年。女学生の森山翠は、家庭の事情で働き口を求め、銀座の《みつば百貨店》を訪れるも、結果はあえなく不採用。落胆する翠だったが、とある老紳士との数奇な出会いをきっかけに、百貨店の広報誌《月刊みつば》編集部でコラムを連載することに! 売り場荒らしの正体、百貨店の怪談、少年寮の秘密…。編集部でのお仕事は、毎日が刺激的!
    芽吹いたばかりの“ふたば”の少女が、憧れの世界に飛びこみ、悩みながらも未来に向かって歩みだすお仕事物語。

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    時は昭和初年。「おそれながらおたずねします」とみつば百貨店銀座本店に突撃する森山翠。突然の突撃で自身を採用してもらえないか尋ねたのだ。採用は難しいと断られ落胆している中、車椅子の老紳士と出会い、実は百貨店の会長でこの出会いをきっかけに百貨店の広報誌である月間みつばの編集部でコラム連載をすることになる。

    いろんな縁がつながっていく中で、悩みながらも毎月コラムを書いていく姿がとてもいとおしい。主人公の素敵な感性から出来上がっていくコラムを私たちも読むことができるが、本編も相まってとても読んでいて楽しい。
    現代ではない少し昔の話しながら、生き生きとした姿が魅力的な1冊だった。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    昭和初期の頃の雰囲気が感じられて興味深い。縁が不思議と繋がっていく。上手くいき過ぎかなとは思うけれどそれも含め自分の行いを何処かで見てくれている人もいれば逆にどこで見られてるか分からないよという事なのかな。面白かった。

    0
    2026年04月19日

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