久賀理世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み応えのある1冊でした。
日本人なら誰もが知っている小泉八雲
ラフカディオハーンだ。
この物語は日本にやってくる前のラフカディオが、どんな来し方をしてきたか?が物語になっている。
あちら側の世界が見える能力を持っているラフカディオと、寄宿学校で知り合ったのは、オーランド。
親を早くに失った二人は、遺産を親族に管理されている状態。
友人をすすんで作るタイプではない二人だが、他の人には見えないはずの存在を認識できることで、助け合ううちに友情が育まれる。
同じ才能を持った家庭教師キャサリンがあるお屋敷に雇われたおり、教えていた少年が気がかりでパトリック(ラフカディオハーン)に連絡をした -
Posted by ブクログ
これはヤバイ。。猫番館の小湊さんも書いているアンソロジーを読友さんに教えてもらって購入。二本目の阿部暁子さんの話が良すぎて泣けてしょうがないです。。母とはたくさん共読したりして、仲良くしていたけど、父は仕事であまり家にいなかったこともあり、、、反省しました。一年以上会いにいけないけど、夏には会いにいきたいなと思いました。ラストのところがパタリロっぽく(イメージです。読んだことないけどなんとなく。。ちょっとコミカル過ぎw)なって,、あれ?って感じたったけど、本当によかった。弟くんも偉いな。。
小湊さんのは猫番館のスピンアウトで嬉しいし、他の作品も登場人物が魅力的で、それぞれ一冊ものとして仕上げて -
Posted by ブクログ
あーなかなか面白かった。
19世紀末の倫敦を舞台にした書籍に纏わるライトミステリー。
その頃のイギリスと言えばジュールベルヌやコナンドイルが魅力的な物語を生み出していた頃だけど、まさにその様なお話を題材にしてミステリーが展開する。
本に関するミステリーと言えば、例えば「ビブリオ古書堂の事件簿」などが浮かぶけど、物語のストーリーが重要なカギを握るという点ではむしろ「文学少女」シリーズと似ているかな。
配役的にはホームズだけど^^
とは言え、いつも通り謎解きにはあまり興味がないので(笑)やっぱり物語の部分に関心が向く。
そう言う意味で寄宿学校だったり、貴族と乳母だったりと、時代の雰囲気が感じら