久賀理世のレビュー一覧
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ネタバレものすごく物語の雰囲気に惹き込まれて、
心穏やかになる作品でした。
(おばけ騒動×2はほんのりひやっとしましたが)
洋館にある書林コマドリ、訪れてみたいです。
文章からも伝わる温かく和やかな雰囲気の場所。そして優しく出迎えてくれる環さんたち。
訪れたいどころか働いてみたいです。
そして私も暮らしてみたい。日々が穏やかに心落ち着きながら過ごすことができそうです。
暮らしている人々も、みんな本が好きというところも素敵だなと思いました。好きな本のジャンルはそれぞれでも、皆が本を読んで寛ぐ場所があるというのは本好きの憧れではないでしょうか…!本に出てきたおやつが食べられる(かもしれない)ところも最高 -
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脛骨高原骨折で入院しておりました。
ご無沙汰しております。
やっと退院できたものの、車椅子と松葉杖の生活で一つのことに何十倍ものエネルギーを使うため、体力が続きません。
今後一年ほどリハビリが続く予定です。。。
痛みと不自由な身体からくる疲れとでぐったりしていた中で、心地よい現実逃避感を頂いた本です。
一階が書店、2階がアパート。
築150年の古びた洋館をリフォームしたこの家で、様々な人の様々な、人生が交錯します。
面白いことにここでも「小泉八雲」のことが沢山でてきます。
読書の面白さは、こんなふうに偶然出会った一冊がそれまで読んだものと、「テーマ」がリンクしていたり、縁が続いてい -
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ネタバレ国王が亡くなってからの怒濤の展開の最終巻。
即位したエリアスが毒に倒れ、その首謀者として嵌められたディアナが囚われ、兵を差し向けられるアレクシアたち。
どんどん状況が悪くなっていく展開にどうなることかドキドキし、先を読み手が止まらなかった。
…のだけど、ラストの持って行き方は正直ちょっと消化不良だ。
だって、アレクシアが兵を挙げたことが分かった時点で、ウィラードたちは王都を防衛する手立てを立てるのが自然だし、少数の騎馬で都の中心地まで乗り込んで来るなんてあり得ない。しかも処刑場に上がった時点で普通は警備兵に捉えられるんじゃないかと思うんだけど。なんだかな。
それでなくとも、アレクシアが即位 -
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ネタバレ王女と平民の女が入れ替わるいわゆるとりかへばや物語なのだけど、良くある双方合意でというのとは違った。
王女は襲撃に巻き込まれ攫われて、その身代わりに女優の娘が王女の役を演じることになるという展開。
その成り行きの自然さに引き込まれた。
4巻シリーズの第1巻ということでまさしく「起」の巻。
王女の遺言というタイトルや、冒頭に述べられる二人のめぐり合いが数えきれない命を食らい尽くすという不穏な文言がこの先の暗い展開を予想させるのだけど、正直物語がどう転んでいくのか今の時点では全く分からない。
その分からなさも読書の醍醐味であることを久々に感じさせてくれる物語だ。 -
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19世紀ロンドン。
ある事件に巻き込まれ逃亡生活中の兄妹。
身分を隠しながら貸本屋をやっています。
なんでもできる優秀で見目麗しい兄アルフレッドと、控えめであたたかい人柄のかわいい妹サラ、兄の忠犬ことファグボーイのヴィクター、この3人を中心に展開される物語。
貸本屋なだけあって、事件を解決するきっかけや会話の中に有名な物語が多く出てきます。
若草物語、ホームズシリーズ、新アラビア夜話などなど、再読したくなってきた。
かわいい恋の予感とか感じつつ、ほのぼのした貸本屋謎解き系で終わるのかと思いきや、兄妹が逃亡するきっかけになった事件が思ったより大きな闇を覗かせて終わる……続きが気になる!